2015年09月13日

悩めるオジさんのブルース

自然災害、紛争、事故・・・
傍観者として、時には当事者として、
悲しく、いたたまれないことに出会うことの少なくない僕たち。

しかしながら、身の回りには、
先日多くの人々が見上げた、長雨の後に輝く太陽のように、
明るい知らせもあるものです。

先日、ととら亭の斜前にある油麺の六伍郎さんのご夫婦に、
元気な女の子の赤ちゃんが生まれました。
(吉井さん、おめでとうございます!)

最近、こうした新しい命の訪れに接すると、
50歳も過ぎた年齢になった所為か、
今までにないことが頭に浮かぶようになりました。

それは、引継ぎ。

いや、
このところ、モノを持つということが、
いかに短いスパンのことなのか、ひしひしと感じて来まして。

たとえ大物の土地や家屋ですら、
登記上の名義が「僕のもの」であっても、
あの世まで持って行くことはできません。
(棺桶に入らないし・・・)
実のところ、僕たちが所有という概念で囲い込んでいる一切は、
誰かから受け継いだものに他なりません。
ということは、これまたすべからく、
いつかは別の誰かに引き渡さねばならないということですよね。

で、引継ぎですよ。

大なり小なり、人事のある組織で働いている方なら、
覚えのあることでしょうけど、
異動の際、引継ぎらしい引継ぎもなく、
「じゃ、後はよろしく!」的に去った前任者の後に座ってみれば、
「な、なんじゃこりゃあっ!」ってのは、よくある話じゃありません?

僕もありました。そういうこと。

それから白状しましょう。
僕もやったことがあります。「じゃ、後はよろしく!」って。

やっぱりいけませんね、ああいうのは。
やられてムカつくだけではなく、やった後味も良くないでしょう?

だから引継ぎなんですよ。

自然(?)災害、紛争、事故・・・
僕たちが引継ぎ、住んでいるこの世界。

いいんだろうか、あの子たちに、
このまま「じゃ、後はよろしく!」で。

だからオジさんは、最近、悩めるオジさんになったのですよ。

僕は何をすべきか?
いや、そもそも何ができるのか、ってね。

えーじ
posted by ととら at 17:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記