2016年01月28日

第11回取材旅行の準備 その3

空港を出ると全身で感じる、それぞれの国の文化。
実は遠路はるばる現地まで行かなくても、
日本で実感できる場所があります。

それは大使館。

実際の国に比べたら、ただの建物ですが、
国と同様、その違いは相当なもの。

アメリカ大使館はさながら軍事施設のような物々しさ。
キューバ大使館の領事部は、一見小さな調剤薬局のよう。
アゼルバイジャン大使館はどこかの社長の邸宅。

そして今回訪れたエチオピア大使館は・・・

ITベンチャーのオフィスのようでした。

JR五反田駅から歩くこと15分。
1階にコンビニが入るオフィスビルの2階が大使館です。
フロアごとのディレクトリは歩道に面して出ているものの、
エチオピアの国旗が立っていなければ見落としてしまいそう。

アクセスはエレベータのみ。
扉が開くと狭いエントランススペースには、
カメラ付きのベルがあります。
そこで要件を告げると入り口のドアが開錠されました。

フロアは事務所ちっくなパーティションで区切られており、
それがいやが上にもオフィスっぽさを醸し出し、
久し振りにスーツを着ていたことも相まって、
気分は「これから仕事の打ち合わせ」。

受付も国ごとに様々です。
アゼルバイジャン大使館のように、当該国の人しかいない所もありますが、
エチオピア大使館では受付に日本人の職員の方がおり、
対応も親切で、手続きはあっさり終わってしまいました。

そうウェブサイトも分かり易く情報が載っていますよ。

 → http://www.ethiopia-emb.or.jp/

シングルの観光ビザを申請する場合に提出するものは、今のところ、

申請書
 (エチオピア大使館ウェブサイトからダウンロードして記入済)
パスポート
パスポートの写真のあるページのコピー
写真(3cm×4cm)
旅行スケジュール
 (僕は個人旅行なので航空券の予約確認書も持って行きました。)
申請料 5,000円/1人

この辺はよくある内容。
旅行に関するインタビューはなし。
引換証を渡され、発給は翌日午後以降となります。

僕は一昨日の定休日に申請し、昨日は仕事で出られなかったので、
今日の午前中に行って来ました。

引換証を出してパスポートと領収証を受け取り、ビザを探して、
パスポートナンバーや氏名、有効期限などを確認します。
内容に問題がなければ終了。

これで旅の不確定要素の一つがクリアされました。

えーじ
posted by ととら at 20:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年01月25日

第11回取材旅行の準備 その2

商い習慣に限らず、日本はプロセスも重視する文化。
終わり良ければすべて良し的な結果主義は、あまり馴染みませんよね。

ところがあちこち旅をしていると、
そうした僕らは少数派ではないかしらん?
と感じることがままあります。

食事をする、宿に泊まる、に留まらず、
シビアな入出国に至るまで、
結果的に君の望んだ通りになったんだからハッピーだろう?
な状況は珍しくないのですよ。
たとえその過程で、僕らがどんな目に遭ってもね。

だから僕らもプロセスにはあまり期待せず、
最悪、結果だけにフォーカスして旅を続けるのはいつものこと。

さてさて、
今回も出発前から、危険な匂いがプンプンし始めました。

航空券の次に手配するのはビザ。
今回はカタールとエチオピアが該当しています。
前者はVisa on arrivalで取れる、というか、「購入」するだけなので問題なし。
エチオピアもV.O.A.で取得可能なのですが到着予定時刻が25:20。
ともすれば査証の窓口が「閉まって」いる可能性がある。
加えて色々調べてみると、イミグレーションの「評判」はあまり芳しくない。
そこで日本のエチオピア大使館で取って行くことにしました。

注意すべきはビザの有効期間。
発給日から起算されてしまうので、30日間有効のシングル観光ビザだと、
滞在中に期限切れになる可能性があります。

エチオピアを出国するのは2月17日。
そこから逆算して余裕を見つつ申請すればいいか。

と思っていたのですけどね。
年が明けて、在日エチオピア大使館のウェブサイトにアクセスしてみると・・・

ん?
1月4日に「重要なお知らせ」が。
その内容は何と、
「査証の台紙の関係でただいま発給業務を停止しております。
 必要な方は現地空港で取得して下さい。」

ほらほら来ましたよ・・・

その告知文には再開期日が書いてありません。

僕の頭には、ぱっとこんな光景が浮かびました。

→ 大使館のアナウンスに従って空港でビザの取得を試みる。
→ しかし深夜でビザの窓口が閉まっている。
→ 空港職員を探して開けてくれるよう頼む
→ 空港職員はそっけなく窓口は9時から17時までしか開いていないと答える。
→ それはないだろう? 大使館の人が空港で取れと言ったんだぞ!
  と申し入れする。
→ そんなことは知らない。とにかく9時まで待て。と言い捨てて消える。
→ 僕らはベンチもないホールでまんじりと7時間半を過ごす。

ま、それでも「結果的に」入国できる訳ですから、
いいじゃないですか?

ってなりそうだなぁ・・・

と思いきや、一縷の望みをかけて、
今朝もう一度ウェブサイトにアクセスしてみると、
先日の「重要なお知らせ」が削除されており、
代わりアップされた「領事部よりお知らせ」に、
19日から観光ビザの申請が再開された旨が告知されていました。

やれやれ・・・

それじゃ明日、久し振りにネクタイを締めて大使館まで行って来ますか。

えーじ
posted by ととら at 17:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年01月23日

恋愛のマーケティング

時は1980年代。

僕たち悪ガキどもの行動原理は、
極めてシンプルなものでした。

女の子にモテたい。

これです。
これしかない。

勉強なんて二の次。
No girl friend no life.

で、どうしたのか?

まずリサーチしました。
とことん。
女の子たちは、どんな男の子が好みなのかを。

そして僕たちが独自の隠密ネットワークで情報を収集し、
得た答えとは・・・

ミュージシャンや俳優。(女の子の下敷きに切り抜きがよく入っていました。)
スポーツマン。(人気テレビ番組のヒーローの必須条件。)
ちょい不良。(これまた人気テレビ番組の主人公の必須条件。)

なるほど、音楽とスポーツが出来るアウトローか・・・

Yes! I got it!

こうしたことに関してなら、
すこぶるモチベーションの高かったリビドーボーイの僕は、
それこそ片っ端から実践してみたのです。
すなわち、
バンドを結成! ラグビー部に入部!
そして学校に内緒で(禁止されていました)免許を取得し中型オートバイをゲット!
あとは片岡義男の小説さえ読み込めばパーフェクトだぜ!

で、この3拍子揃えた結果は・・・

大成功です。モテました。
(いい時代だったなぁ・・・)

こんな青春時代を30数年を経て振り返えるに、
あれは一種のマーケティングだったような気がします。

お客さま(女の子)のニーズ(好み)をリサーチし、
それに応える商品(自分)を作る。

しかも、いいものを作れば売れる、という訳ではありませんから、
売る為の努力(自己アピールと告白方法)も、
ターゲット(意中の彼女)に合わせて適切なものを選ばなければなりません。

実際、悪ガキどもが集まって、
営業(作戦)会議を何度も開き、あれこれ無い知恵を絞ったものです。

そんな小僧も今ではいい歳のオヤジ。
OBよろしく、僕はしばしばお店に来た若い世代のお客さまに、
最近の恋愛の傾向を訊いてみることがあるのですけどね。
そこではたと気付いたのが、

なんか、マーケティングの軸がぶれてないかい?

昨今の若い男の子は可哀想なもので、
彼らなりのマーケティングの結果からか、
育ち盛りにも拘らず、ダイエットで体はひょろひょろ。
ジャンクフードどころか、脂身がある肉も食べられない。
挙句の果ては、エステで、すね毛や胸毛までむしられる始末。
こんな話を聞くと、世代こそ違えども、
同性として同情を禁じ得ませんでした。

うら若き女性たちよ。
君たちのリクエストも酷なもんじゃないか?

ところが、その不可解な乙女心を僕が直接リサーチしてみると、
20〜40歳の女性の回答は・・・

「どんな男性が素敵って思える?」
「リードとまでは行かないけど・・・
 はっきりしていて、決断力のある人・・・かな。」
「そういうタイプって、暑っ苦しいというか、プレッシャーを感じない?」
「そんなことないですよ。
 反対に、どっちでもいい的な人って苦手。
 何考えてるか分からない。」

「職業は?」
「別になんでも。
 ただ、仕事でも趣味でもいいから、
 何かに打ち込んでいる人って素敵ですよね。」
「ひたむきさ?」
「そうそう!」

「僕が君たちくらいの年齢の頃は、スポーツマンがモテたけど、
 今はああいうのって、汗臭いからNGなんでしょ?」
「そんなことないですよ。」
「そうなの? 細身で中性的な男性がモテるんじゃない?」
「あ〜、芸能人ならね〜。
 だけど、彼氏にするならスポーツ万能ではなくても、
 ある程度アウトドアも出来る方がいいんじゃないですか?」

「君たちの恋愛って、どんな風に始まるの?」
「ん〜・・・何となく・・・かな?」
「え? 君が好きだ!彼女になってくれ!
 とかないの?」
「あんまり聞かないですね。
 なんか、本気とも冗談ともつかないような言い方が多いみたい。」
「・・・?」
「多分、断られた時に傷つきたくないんでしょうね。
 本気の自分っていうのを見せたがらない。」
「ふ〜ん、そう。で、君ならどんな風にアタックしてほしい?」
「やっぱり直接、はっきり言って欲しいですよ。」
「電子メールやLineとかじゃなく?」
「そう。」

 お〜、オジサンは元気が出て来たよ!
 僕らの時代は終わった訳ではなかったのか!

「で、君が彼氏にする相手の上限年齢は?」
「ん〜・・・40歳くらいまでかなぁ。」
「40歳!50歳台はダメ?」
「それじゃ父と同じくらいの年齢になっちゃいますよ!」

あららら・・・

「ご、ごほん・・・
 え〜、じゃ最後に、一般的な別れ方は?」
「自然消滅が多いですよ。突然連絡が来なくなるの。
 最悪、SNSではアクセスを拒否されちゃうし。」
「フェードイン、フェードアウト?」
「はい。」
「それについては?」
「終わるなら終わるではっきりした方がいいですね。」

とまぁ、当初予想していたのとは大分違う反応。

残念ながら既婚の50歳台オヤジは出る幕がないので、
恋多き青年たちよ、君たちにバトンを渡そうか。
出逢いの春に向けてマーケティングからやり直してみてはどうだい?

えーじ
posted by ととら at 10:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年01月20日

好きな人が出来ました

いや、僕の話じゃありません。

先日、お客さまから、そんな話を聞きまして。

いいですね。
そういう言葉。

ハイティーンの頃までなら珍しくないでしょうけど、
大人になってからでも、そう言える気持ちって、
大切なのではないかと僕は思うのですよ。

ほら、ある程度の年齢になって結婚や、
人生のずっと先を考え始めると、
相手の年齢や、学歴、仕事、収入、居住地、家族構成など、
本来の「気持ち」より「属性」の方が先立ち始めるじゃないですか。

ま、確かに、一緒に生活するからには、
「実務レベル」のことを考えるのは必要なんですけど、
やっぱりベースになっているのは「気持ち」でしょ?

え?
かく言う君のところはどうなんだ?

あ〜・・
その辺は僕の自叙伝でお話することになるでしょう。

2026年春に発売予定です。

えーじ
posted by ととら at 22:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年01月16日

第11回取材旅行の準備 その1

「この前行った国で美味しい料理がありましたよ!」

お客さまや他の旅人から伺うそんなお話を端緒に始まる取材の旅。
これまで訪れた国はととら亭を始める以前も加えると50カ国になり、
だんだん行き易い所がなくなって来ました。

ととら亭の足跡
 → http://totora.jp/etc/trip/footprint/footprint.htm

去年もホームのアジアや、行き慣れたヨーロッパでしたからね。

ん〜・・・楽して行けるところはネタが尽きて来たか。
どうしたもんだろ?

そんなこんなで今年はハードルが少々上がり、
第11回目の取材旅行の行き先は、
エチオピアのアジスアベバと南アフリカのケープタウン。
経由地のカタールでもドーハでちょっと下見をしてくることになりました。

いずれも日本ではあまり知られていない、
ユニークな食文化が育まれているところ。
ところが先のマップを見て頂ければ明らかなように、
サハラ以南のアフリカは僕たちにとって未経験のエリアなのです。

ある程度場数を踏んでいても、
やはり初めて訪れる文化圏では緊張します。
なので今は初心に戻り、じっくりと下調べ中。

特にエチオピアのアジスアベバは標高が2355mもあり、
飛行機で到着すると軽い高山病の症状が発生する可能性があります。
以前、同じように標高が高い(2240m)メキシコシティに行った時、
イミグレーションに行く前から体がフワフワして、
変な感じになりましたからね。
到着前の体調管理も大切なのです。

それから僕がこれまで訪れた最貧国はネパールで、
国連の統計データによると平均月収はおよそ7,000円。
これはデータを収集した213カ国中で193位。
(ちなみに日本は377,650円で第34位)

しかし今回訪れるエチオピアは、更に低く、
平均月収5,520円で213カ国中で202位。
収入の不平等を表すジニ係数は、日本より4.9ポイント少ない33.0%。
経済的には極めて貧しい国なのです。
そうなると政府の税収も細々としており、
財源の薄い都市インフラは、当然、ネパール以上に貧弱な可能性が高い。

更に南アフリカは、一般犯罪における治安レベルで、
世界でワースト3にいつもランクインするご常連。
ちなみその他のワースト3入りしている国は、ベネズエラとジャマイカ。
ですから一昨年訪問したジャマイカと同じく、
治安が最も悪いヨハネスブルグやダーバンなど中心部は避け、
比較的治安の良いケープタウンを選びました。

とはいえ、
さてさて、どうなることやら。

期間は2月8日(火)〜25日(木)。
詳しい営業スケジュールはこちらをご覧ください。

 → http://totora.jp/info/infomation.htm

えーじ

P.S.
先日ご紹介した僕のインタビュー記事の後編がアップされました。

2年かかった「開業プロジェクト」。
5年かかったコンセプトの浸透。
「旅そのものだった」ととら亭の未来。


 → http://circus-magazine.net/posts/394

Yoichiroさん
重ねて、どうもありがとうございました!
posted by ととら at 17:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年01月13日

僕のパラダイムシフト

前回お話した、2013年から続けている個人目標の、

丁寧に生きよう。

今回は、これを実行するにあたり、
やって効果があった戦略をお話しましょう。

どれも完璧に出来ている訳ではありませんが、
気を付けているだけでも大分違いがあったのですよ。
まず・・・

ゆっくり話す。

早口は自分だけではなく、相手を緊張させます。
デートの時もムード台無し。
僕は調子に乗るとつい早口になるので、
速度超過に気付いたら、一回深呼吸してブレーキをかけるようにしています。

ゆっくり歩く。

せかせか歩きも緊張とイライラのもと。
歩くことそのものを楽しむように、ゆっくり歩いていると、
普段の通勤ルートでさえ見落としていた何かに気付くかも。
そうそう、エスカレータものしのし歩いたりしない方がいいですね。
知ってます?
エスカレータってのは、ただ立ってるだけで運んでくれる楽ちんな機械なんですよ。

走らない。

ジョギングのことじゃありません。
これは会社員をやっていた頃から始めていましたが、
思ったよりハードルは低くない。
例えばですね、「あ、電車が来た!」とか「信号が変わりそうだ!」、
「エレベーターの扉がまだ開いている!」という時に、
小走りにならずにいられます?
あれは実のところ、走っているのではなく、
いずれも状況に走らされていることに気付きました。
ほら「えーじ、信号が変わるぞ、走れ!」ってな具合にね。
丁寧に生きるには自分自身の「主権」を取り戻さなくちゃ。

一度に一つ以上やらない。

器用な人ほど何でも同時にこなすもの。
ともすれば人はその「特技」を羨んだりすることもありますが、
同時に複数のことをやった場合と、ひとつひとつやった場合とでは、
明らかに結果が違いますよね。
また疲れ方にもはっきり差が出るのは言うまでもありません。
かつての僕は一度に出来ることの数を自慢するようなところがありましたけど、
その結果を思い出すと赤面を禁じ得ませんね。

「ながら」をしない。

これは先の話と似て異なる大切なルール。
例えば、今これを読んでいるあなたは、僕の話に集中してくれてます?
歩きながらとか、ハンバーガーを齧りながらとか、していません?
まぁ、僕の駄文が相手ならともかく、ながらなんちゃらっというのは、
おしなべてどちらも疎かになるもの。
IT稼業時代にはコンピュータのマルチタスクよろしく、
僕は寸暇を惜しんで何でも「ながら」。
これが仕事だけならいざ知らず、私生活でも止まりませんから、
落ち着きがないことこの上ない。
まったくをもって「丁寧」とは程遠い状態でした。

時間を区切る。

これも僕にとっては難しい課題です。
いや、仕事の虫のともこの方がもっと苦手かな?
どういうことかというとですね、
例えば「今日の」タスクが思ったより早く終わったとしますよ。
すると、「わぁ〜い、早く帰れる!」ではなく、
僕らはせっかく時間が空いたのに「明日の」タスクを始めてしまうんです。
「これをやっておけば後が楽になる」って理由を付けて。
では翌日何をするかと言えば、「明後日の」タスクをはじめちゃう。
だから結局のところ、いつもいつも目いっぱい仕事をしてる。
この無限ループから抜け出すための戦略が「時間を区切る」なのです。
「まだやれる!」と思っても、時間が来たなら切り上げる。

さて、ここまでの話でお気付きのように、
2012年の今頃、病院送りになる前の僕は、
通勤途中で前を歩いている人をごぼう抜き、
信号、電車、エレベータなどでは走り出し、
エスカレータはエクササイズよろしく、
のしのし歩いて登り、(誰もいなければ1段飛ばしで!)
オフィスに着けばマックを齧りながらメールをさばき、
かかってきた電話は競馬の実況中継並みの早口で応対し、
電車を待つ駅のベンチでノートPCを開いて資料をまとめ、
休暇中に摩天楼を見上げながら会社からかかって来た電話に出る、
こういう人生の延長でととら亭もやっていた訳ですよ。

ふ、僕って、デキル男じゃん?

ところがそのまき散らしたアウトプットを振り返って見ると、
どれもまぁ、雑なことこの上なし。
公私ともにやっつけ仕事のオンパレード!

そこで痛い目を見て悔い改め、
「もっと速く!もっと沢山!」
から、
「もっとゆっくり、もっと少なく」にパラダイムをシフトすると、
不思議なことに、質だけではなく、
以前よりずっと効率が上がったじゃありませんか。
しかもこの方がはるかに体は楽だし、人生が穏やかになりますね。

本当の幸福とは、
スピードやモノの量で決まるのではなく、心が平和であること・・・か。

これまた当たり前のことなのかもしれませんが、
僕の場合、気付くのに半世紀近くかかってしまいました。

仕方ないか、凡人ですから。

えーじ
posted by ととら at 21:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年01月09日

個人目標 2016

今年の課題を考える前に、
去年を振り返ってみますと、
我ながら、まずまずではなかったか、と思いました。

そう、2013年の個人課題から続けている、
「丁寧に生きよう」

その前提条件である「人生のシンプル化」もかなり進み、
生き方をスローダウンしたからこそ見えてきたことと、
じっくり取り組めるようになってきたのです。

ところが、お約束と申しますか、
人間の成長には終わりがないもの。

先日、ウェブの記事の取材を受けたのですけどね、
インタビューから起こした記事のゲラが届いて一読するなり、
卒倒するかと思ったのですよ。

こ・・・これはひどい!

いや、何がひどいって、僕の喋っていることです。

インタビューの内容をライターの方がまとめたものが記事になると、
僕は勝手に想像していたのですが、
僕の発言部分は、ほぼそのまんま録音から文字化されていてですね。
ありゃ、ちょいとした衝撃ですよ。

皆さんも、自分が喋ったことを一字一句、
そのまま文字化したものを読んだことはないでしょう?

まず、発言の内容以前に、日本語の文法がおかしい。
次に、無駄な言葉があまりにも多い。
例えば、「熱いホットコーヒー」みたいなことを平気で言っている。
それからインタビュアーの質問にきちんと答えていないまま、
別の話を始める始末。
端的に言えば支離滅裂。

むぁ〜・・・

幸い僕が急いで書いた修正版をもとに、
編集のYoichiroさんが臨場感を保ちつつ、読みやすい形に整えてくれたので、
ほっと一息のリリースとなりました。

「”すっぴんの状態”で生きていく方が楽じゃないの?」
旅の食堂ととら亭、久保栄治さんインタビュー 前編

→ http://circus-magazine.net/

そんなこんなで、今年の課題に追加です。

きちんと話そう

えーじ

Special thanks to Mr,Yoichiro
posted by ととら at 17:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年01月06日

ととら亭再起動 201601

お店の再起動と旅のメニュー変えが重なると、
タスクの量もほぼ2倍。
それなりに時間は取っていても、
最後はやっぱり煽られますね。

ともあれ予定通りスタートしましたコーカサス料理特集。
店内にディスプレイしている写真も変わっています。

今回は3つの国からそれぞれ一つしか料理が選べないため、
選定には大分悩みました。
最初から決まっていたのは、
アゼルバイジャンの「ギョーザ」、ダシュバラだけ。

これを前菜にして流れを組み立てるとなると、
アルメニアとジョージアは何を入れればいいのかしらん?

そこでもう一度目を通したのが取材ノートと、
現地で撮った写真。

ん〜・・・あるある、美味しそうな料理が。
いや、あり過ぎだ!

コーカサス地方は面積こそ北海道の約2.8倍くらいしかないものの、
高低差と水源に恵まれ、多様な生態系が息づいています。
また、国はナゴルノカラバフなどの未承認国家を除くと3か国しかありませんが、
民族の数はざっと数えても、
アゼルバイジャンが6、ジョージアが8、アルメニアが4の多民族地域。
当然、食材の種類や、それに紐づく料理も豊富なのです。

さてさて困りました。

最終的には、国境と民族を超える料理、という軸で、
レバノン料理の影響を受けたアルメニア版タブーレともいえるのイーチ、
それからオリジナリティの面ではジョージアのオジャクリを選んだのです。

初日の感触は上々。
今夜はアゼルバイジャンの赤ワイン、
サペラヴィと一緒に召し上がられたお客さまがいらっしゃいましたが、
とても気に入って頂けたようです。

僕たちもほっと一息つけました。

えーじ
posted by ととら at 22:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年01月05日

コーカサス料理特集が始まります

会社員の頃、それも仕事を覚え、
それなりの役割を担っていた40歳前後の時は、
給料やプライベートなことは二の次にして、
がむしゃらに働いていたものです。

シンデレラタイムを超える残業は当たり前。
時には会社に泊まり込み。
はてや休日に出勤して、誰もいないオフィスで、
「あ〜、電話が鳴らないので仕事に集中できるなぁ。」
と独りごちたこともしばしば。

ま、ところがこうした情熱は長続きしないもので、
僕の場合、45歳を前にして、
「ん?僕はいったい何のためにこんなことをしているのかしらん?」
と我に返りましたが。

しかし、こうした仕事の仕方は肌に染みついているのか、
昨日からシャッターを下ろしたお店にこもり、
黙々と旅のメニュー変えをやっていると、
「あ〜、静かで仕事に集中できるなぁ。」
って思っちゃうんですよ。

昨日のブログでともこのことを、
仕事人だのぅ、なんて言ったばかりですが、
こうした自分に気が付くと、
そのまま僕にも当てはまるのかもしれませんね。
ん〜・・・懲りない夫婦だ。

そんなこんなで今回は仕事が早く進みました。

コーカサス料理特集
 → http://totora.jp/info/infomation.htm

ふ〜・・・後は紙物を印刷するだけ・・・か?

あ、いや、もうひとつ宿題をもらっているのだった!
そのお話はまたいずれ。

えーじ
posted by ととら at 13:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年01月04日

仕事始め2016

あけましておめでとうございます。

この年末年始を皆さんはどのように過ごしましたでしょうか?

僕らは31日から2日まで、高崎と横浜にある両方の実家を訪れ、
昨日は完全にオフ。
1年で数日しかない、全く仕事をしなかった1日でした。

とまれ、ここでも夫婦の違いと申しますか、
瞑想や読書でのんびりしていた僕とは逆に、
退屈し始めたともこは、お店で冷蔵庫の掃除をしていましたけどね。

さて、今日から僕らも仕事です。
と申しましても、営業は6日の水曜日から。
では朝からお店で何をしているのかというと、
旅のメニュー変えの準備です。

そう、ご好評を頂いたポーランド特集が終わり、
明後日からはいよいよコーカサス料理特集が始まります。
これまでジョージア(グルジア)と、
アゼルバイジャンを取り上げたことがありますが、
これらのメニューを刷新し、アルメニアを加えてご紹介しましょう。

これから僕はキャプション書き。
ともこはいそいそと仕入れの買い物に出かけて行きました。

ん〜・・・うちの夫婦は仕事始めのムードにも差がありまして、
僕はこの通り、スロースタートなのですが、
彼女は立ち上がりから生き生きと猛ダッシュなんですよね。

ありゃ、根っからの仕事人なんだな。
うん。

えーじ
posted by ととら at 10:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記