2017年01月21日

逆取材 その2

先週行われた二つ目の取材は、かもめの本棚さん。
2015年にWEBインタビュー『旅の食卓から世界が見える』でお世話になり、
昨年は僕が執筆した『世界まるごとギョーザの旅』を掲載して頂きましたが、
今回は単行本化された『世界まるごとギョーザの旅』の発売に合わせ、
何と、ともこのインタビュー記事が出ます!

BGM(Opening Theme of Star Wars)

思えば彼女の単独企画は初めてですね。
実は今まで、起業当時の計画とは真逆になっていまして、
ととら亭はそもそも、
『旅の女性料理人』を主役としたストーリーだったのですよ。
僕の役割はプロデュースなので、舞台裏が仕事場。

しかし、この筋書きが最初にブレたのは、
2010年9月に行われた『アド街ック天国』の収録。
事前の打ち合わせでは、
ともこの調理シーンや料理の撮影だけという話だったのに、
当日突然、

「えーじさん、料理をサーブしながら、このセリフを喋って下さい」

とな!?

「い、いや、僕はいいですよ。彼女が主役ですから」

と辞退するも、

「それじゃあ困ります。やって下さいよ!」

そこから何かと喋るのは僕の役目に・・・

じゃあ、それが適役なのかっていうと、
ご来店の方ならご存じの通り。

それでもお客さまはいいですよ。
聞き流せば済む話ですから。
可哀想だったのは、僕のインタビュー記事を担当したライターさんです。

一度、僕が喋った内容をそのまま起こした文を読んだことがありますが、
キング・クリムゾンの『21世紀のスキッツォイド・マン』も、
裸足で逃げ出す支離滅裂ぶり。

で、今回はようやく話がレールに戻って、主役はともこなのです。

インタビュアーは、僕の本も担当してくれている村尾編集長。
カメラマンは川島さん。
そして2015年の僕のインタビューの被害者・・・
ではなくてフリーライターの山下さん。
多分、僕が登場しないことを前提に、引き受けてくれたのでしょう。
全員女性のインタビューチームです。

さて当日。
事前に頂いたアジェンダに沿ってインタビューが始まりました。

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いいなぁ・・・
楽しそうに盛り上がるレディースのインタビュー。

kamomeitv02.jpg

僕は何をしているのかって?

お茶を出してから逆取材スナップを撮った後は、
村尾編集長から預かった原稿をかかえ、
ひとりカウンターの奥で単行本のデザインの校正。

ふ、オヤジの人生なんてこんなもんさ。

それにしても毎回思うのは、インタビュアーの質問のうまさ。
インタビューされる側は、ある意味、喋りたいことを喋ります。
ところが、それが読者の聞きたいものと一致するとは限りません。

そこでインタビュアーは上手く話の舵を取りながら、
流れを整理し、求められている内容を引き出しているのです。

これはインタビュアーのパーソナリティに左右されますが、
新聞、テレビ、雑誌など、メディアの種類もよっても微妙な違いがあります。

かもめの本棚さんは、今回もアットホームな雰囲気。
ですから、気を許したともこが脱線しないように、
ひとつだけ予めご注意を申し上げておきました。

それは、話題を「スーパーマーケット」に向けないこと。

ひとたびそんなことをしようものなら、
それまで大人しく答えていたともこが椅子の上に立ち上がり、
演説を始めることになりかねませんので。

そう、彼女のスーパーマーケットに関する入れ込みは、
並々ならないものがあるのです。
たとえば、どんなに疲れた日でも深夜の賄いを食べている時に、
ひょんなことから話がスーパーのことになると、
ヒトラーのような激しいジャスチャーを交えながら、
「丸正さん(野方にあるスーパーマーケット)で今日イチゴが特売だったのよ!
 こんなに大きい粒がワンパック280円!分かる? すごいお得!
 でね、その帰りに、
 さかがみさん(これも野方にあるスーパーマーケット)に寄ったらさ、
 カマンベールチーズが半額になってるじゃない? 思わず2個買っちゃった!
 ちょっとぉ! 聞いてる?」

夫婦そろって迷惑をかけないよう、僕は少々はらはらしておりましたが、
無事に終わってホッとしております。

掲載は3月上旬の予定。
お楽しみに!

えーじ

おっと、もう一人、紹介するのを忘れていました。

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かもめの本棚さんのマスコット、かもめのルー。
インタビューだけではなく、
飲み会のレギュラーメンバーでもあるそうで。
ととら亭にもこうしてよく来てくれています。
僕は初対面の時、ペンギンと間違えてしまいました。

ごめんね、ルー。
posted by ととら at 16:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記