2017年02月18日

第13回取材旅行 その3

一昨日は夕方取材から帰ると、
ともこが珍しくブログを書いたというので、
前回に追記しておきました。

あ、彼女が『書く』というのは字義通り『紙に書く』という意味なので、
タイプするのは僕。
本人の意向を尊重し、赤ペンなしのダイレクトプリントです。

さて、市場での仕事が終わった僕たちは、
明日のテッサロニキ行きの鉄道チケットを買いに、
ブラブラ歩いてアテネ中央駅へ。
手前のオモニア駅周辺からは一般エリアなので、
ある意味、素顔のアテネが垣間見られます。

道々歩いていて気になったのは物乞いの数。
かなり目につきます。
アテネに到着早々、
空港から市内への地下鉄内で喜捨を求めるロマがいましたが、
市内ではハンディキャップを持つ人々を始め、
時には幼稚園くらいの子供を連れた家族が、
冷たい北風に吹かれながら紙コップを持ってうずくまっていました。

ギリシャの失業率は昨年10月のデータで23.0%。
域内格差も大きく、
25歳未満の若年層に至っては何と40%を超す状態だそうです。
この数字がけして誇張ではないことが、
たった数日滞在しただけの僕たちにも分かる気がしました。

実際、公共機関のストライキは日常茶飯事で、
今日も僕たちが使おうとした地下鉄のオモニア駅は、
13時から17時まで閉鎖されてしまったではないですか。
明日も朝は最寄りのシンタグマ駅が閉鎖されてしまうとのことなので、
テッサロニキへ向かう列車の出るアテネ中央駅までのアクセスは、
一つ手前のアクロポリス駅から地下鉄2号線に乗ることにしました。

それでもギリシャはバルカン半島に割拠する国々のなかで、
最も平均所得の高い国なのですよ。
これから行くEUに加盟できなかったマケドニアやセルビアは、
どんな状況なのか、料理は楽しみな反面、微妙な気持ちもあります。

テッサロニキ行きの列車は明朝7時18分発。
たった4日間とはいえ、
顔馴染みまで出来てしまったアテネを離れるのは、
ちょっと寂しいですね。
ほんと、僕たちには肌の合う街でした。
しかし明日からがこの旅の山場。
テッサロニキで一泊した後は、
毎日国境を越えて移動しながらハンガリーの南端の街、
セゲドを目指します。
バスか鉄道か、交通手段はテッサロニキから先は未定。
現地でお馴染みの出たとこ勝負です。

幸い寒波は緩み、
一番寒いマケドニアのスコピエでも青森県くらいでしょうか。
天気は概ね良さそうです。

さて、次はテッサロニキからお話しできるかな?
ホテルのWi-Fiがちゃんと機能していることを祈っています。
僕らが泊るようなホテルでは、『Wi-Fiがある』というのと、
『Wi-Fiが使える』というのは、別の意味の場合が多いので。

えーじ
posted by ととら at 05:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記