2017年02月28日

第13回取材旅行 その12

今は日本時間22時6分。
最終の成田エクスプレス54号の車内でこれを書いています。
野方はまだ先ですが、まぁ無事に帰って来ました。

イスタンブールからの便は8割ほどの搭乗率。
この時期は卒業旅行の若者たちが多く、
各国のハブ空港から飛ぶ成田へ向けた便は結構混んでいます。
面白いのは往路と復路で見比べる彼、彼女たちの様子。

行きはもう楽しさ爆発状態。
それはそうですよね。
イタリアやスペインなどの外国だけではなく、
海外旅行そのものがまだ新鮮でしょうし、
それが仲の良い友達と一緒とあらば尚更です。

反して帰りは遊び疲れた子供のように、皆さんぐったり。
飛行機に乗ると、行きとは対照的に口数が少なく、
映画を観るより早々に居眠りを始める人がほとんど。

皆さん、どんな思い出を持って帰って来たのでしょうね?
旅で感じることは十人十色ですが、
自分の日常とは違う世界を知るのは、
とても有意義なことだと僕は思っています。

そして外を知るということは、
同時に内を知るということでもあります。
この青い星の中の小さな島国、日本。
そして、そこで生まれ育った僕たち日本人。

自分の顔を見るには鏡が必要なように、
外に行き、外国と言う鏡に映して初めて見る自分たちの素顔。
それもまた若者たちにとっては、新鮮な印象を残したことでしょう。

実はかく言うオジサンもそのひとり。
白状すると、
旅で『分かる』のは『分からない』ということなんですよ。
少なくとも僕にとってはね。

確かに料理取材の旅は、ある種の『答え』を探すのが目的です。
しかしその答えとは、新しい謎であることも少なくありません。
だからこうも言い換えられるんじゃないかな、
『ひとつの旅の終わりは、新しい旅の始まり』だと。

え? もう次のことを考えているのかって?
当たり前ですよ、旅人なんですから・・・じゃなくて仕事ですから!
というか、僕らにとっては、ととら亭での日常も、
ひとつの長い長い旅に他なりません。

営業の再開は明後日のディナーから。
まもなく、ととら亭の8年目の航海が始まります。
明日は朝から二人ともその準備。
今回と同じように、いい旅にしたいですね。

あ、そろそろ東京駅かな?
それでは次は野方から!

えーじ
posted by ととら at 23:49| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記