2017年03月13日

Only time knows

3月も中旬に入りました。
梅が散り、沈丁花の香りが漂い始めると、
そこかしこで「今日は卒業式でした」という声を聞きます。
出会いと別れの季節ですね。

ちょっとニュアンスは変わりますけど、これは僕たち大人も同じ。
3月と言えば大方の組織で人事異動の時期じゃないですか。
ハラハラドキドキの数週間。辞令をもらって一喜一憂。

今でこそ僕はそうした枠の外に出てしまいましたが、
振り返れば春は卒業と入学、就職と異動など、
人生における大きな変化がいろいろありました、

しかし、生活を根底から変えるほどの転機と言えば、
成人後に思い当たるのはふたつ。

ひとつはソロの旅ライダーから、デュオのバックパッカーへ転身したこと。
まぁ、ワイフとの出会いが直接的な『原因』のひとつなのですが、
仕事は二の次で旅を中心に人生を回していた僕にとって、
このスタイルの変更はビッグイベントであり、
ある種のパラダイムシフトでもあったのです。
これはもう、行き先が国内から海外へ移り、
移動手段がオートバイから飛行機や鉄道、
バスなどに変わったこと以上の変化だったと言えるでしょう。

もうひとつは独立。
ととら亭を立ち上げたことで生活は全く別ものになりました。
端的には給料日がなくなりましたからね。
日銭商売ですから毎日が給料日と言えば聞こえはいいかもしれませんが、
ヒマな日には貰えるのが『基本給』の1/20程度しかない場合もあります。

銀行さんとの付き合い方も真逆です。
会社員の時は窓口にしろATMにしろ、
基本的におカネをおろす場所でしょう?
それが今はこっちから持って行くだけ。
たまに自分が右から左へ、左から右へ、
ただおカネを運ぶだけが仕事なのかしらん?
と思えることもあります。

日常の移動も逆ですよ。
電車はウィークデーではなく、
オフの日に時々乗るものになりましたからね。
そして天を仰いだのは、
当たり前だった週休二日が今では遠い彼方の話になったこと。
現実は年休二日になっちゃった。
有給休暇ももちろんゼロ。
これぞ典型的なブラックレストランなのですが、
プチブルは労基局のサポート外。

ありゃ〜、それじゃあ、堅気に戻ったら?

とは思っていそうで、実は一度も後悔したことはありません。
僕の場合、パンドラの箱の底に残ったものは、
『希望』ではなく『自由』でしたけど。

こいつには、
それだけの投資をする価値があるんですよ、うん。

ともあれ、次の大転機はいつ、どんな風に起こり、
僕はどうなって行くのか?

それは時だけが知っているのでしょうね。

えーじ
posted by ととら at 14:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記