2017年03月26日

ととらな本 その3

「単行本を出しませんか?」

そんなオファーを「かもめの本棚編集部」こと、
東海教育研究所さんから頂いたのが去年の6月27日。

実はその前年、ウェブ記事の取材を頂いた時に、
立ち話でそんな話が出ていたのですが、
それが現実のものになるとは、正直、考えていませんでした。

本の出版は僕も初めて。
最初の打ち合わせから新入生の心づもりで席に着き、
本の内容を考えるというより、
異業種の仕事の流れを理解するところから始めたのです。

概略を聞いて僕がイメージしたのは映画製作でした。
確かに『世界まるごとギョーザの旅』という本の著者は僕ですが、
ひとりで作ったのかと言うと、そんなことはありません。

この作品の製作総指揮と監督、編集を務められたのは、
「かもめの本棚編集部」編集長の村尾由紀さん。
本の奥付にお名前こそありませんが、
映画でならクレジットの一番最初に出るべき方です。
原稿を何度も読み返し続け、今ある形にまとめ上げた彼女は、
今やととら亭の第3のメンバーと言ってもいいほど、
深い理解者となられています。

美術は稲葉奏子さんと大口ユキエさん。
文章が主体の作品とはいえ、
料理を取り扱う本の性質上、ビジュアル面は疎かに出来ません。
そこで一般的な料理本とは一味違い、
旅行書の体裁とも異なるユニークなデザインに仕上げられた手腕はご覧の通り。
僕らもデザインの第1稿を見ただけで即決してしまったセンスの持ち主です。

また広報の美術を担当されたのは、きりたに かほりさん。
ウェブの広告や書店用のポップなど、
限られた枠の中で作品のテイストを残しつつ、
伝えるべき内容を表現したイラストは、
本の素晴らしい代弁者となってくれました。

そんなメンバーに囲まれた僕の役割は、出演と脚本、そして撮影。
勿論ともこも出演者のひとりですし、
料理部分の監修からアシスタントディレクターとして、
様々なパートで仕事をしていたのです。

こうしてさながらインディーズ映画のように、
マルチタレントで作り上げたのが、
『世界まるごとギョーザの旅』なのですよ。

先日、その他にもこの仕事に携わったメンバーが集まって、
お祝いの打ち上げがありました。

いい仕事ができたなぁ・・・

いま、こう言えるチャンスと幸運に恵まれたことを、
僕は心から感謝しています。

kamomeparty.jpg

どうもありがとうございました!

えーじ
posted by ととら at 17:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記