2017年06月13日

第14回取材旅行 その1

日本の皆さま、ドーブラエ ウートラ!(おはようございます!)
そしてプリヴィエート!(こんにちは!)

僕たちは無事、ロシアのサンクトペテルブルグに着きました。
日本との時差はマイナス6時間。
そちらはいま14時36分ですが、ここは8時36分です。

窓を開けると空は曇り。気温は15度くらいでしょうか。
東京の3月下旬に近い陽気です。

昨日、仮眠を取っただけの僕らは朝7時に野方を出発。
成田エクスプレスの車内でテイクアウトしたコーヒーを飲みながらパンを齧り、
ああ、東京駅だな、と思ったところで気絶。
気が付けば成田空港第2ターミナルでした。
僕たちは終点の第1ターミナルで降り、
アエロフロートさんのチェックインカウンターへ。
気懸りだった荷物の受け取りは、
最終目的地のサンクトペテルブルグで出来るということで一安心。
ボーディングパスも乗継便の分まで貰えましたから、
モスクワでのチェックインも必要ありません。
これなら大分時間を節約できるでしょう。

ちなみに毎回気になるこのボーディングパス。
最近主流になりつつあるウェブチェックインをした場合、
スマホに添付ファイルで送付するか、自分で印刷して持って行きますが、
結局、こうしてチェックインカウンターで再印刷することが多いのですよ。
これでは航空会社さんの手間も減らないだろうし、
こっちのささやかな努力も水の泡。
どうなっているのでしょうね?

成田、モスクワ間のフライトタイムは9時間22分。
機材はエアバスのA330-300でしたから使い勝手も良し。
座席が2列、4列、2列ですからね。
ボーイング777だと3列、4列、3列、
同じく787だと3列、3列、3列、なので、
早めに中央列のどちら側かを確保しないと、
通路側に座っていても奥の人がトイレに行く度に、
席を立たねばなりません。
一人旅で窓際や中央に座ってしまった人はちょっと気の毒なのですよ。
ですからやむなく僕たちが3列席の通路側に座っている時は、
奥の人に「僕たちが寝ていても気にしないで起こして下さいね」
と声をかけておきます。

アエロフロートさんは一昔前、
機体の古さやサービスの悪さ、時間の不正確さ、バゲッジロストで、
バックパッカーの間でも悪名が高かったものですが、
今はそれも過去の話。
2013年にお世話になった時もそうでしたけど、
今や他のヨーロッパの航空会社とまったく変わりません。
むしろ最近経営の苦しい北米系の航空会社よりいいかも。
時代は変わりましたね。

定刻に飛び立ったSU283便は予定より早く、
モスクワのシェレメチェボ国際空港にランディング。
僕らは例によって食後にまた気絶してしまったので、
あっという間のフライトでした。

さて、前回お話したオペレーションG.t.B最大の難関です。
バゲッジの受け取りと再チェックインがなくなったし、
予定より30分以上早い到着で時間が稼げたとはいえ、
僕らはかなり気合を入れて飛行機を降りました。
ところが・・・

イミグレーションは空いている上に手続きもさくさく進み、
インスペクターの質問は一切なしとなれば、
入出国カードにサインをするだけで、するっと入国完了。
あれれ? という感じ。

エスカレータで3階から1階へ降り、
税関申告は機内で読んだアエロフロートさんの機内誌によると、
1万ドル相当のものを持ち込む場合は申告して下さいとの説明があり、
二人合わせてもその半分にさえ手が届かない僕らは必要なしと判断。

同じターミナルDにある国内線チェックインカウンターで、
ボーディングパスを見せると、
「一般エリアの出国ロビーに出て3階まで上がり、
 セキュリティチェックを受けて下さい。
 サヨナラ!(最後の一言は日本語)」

そんなこんなで、
東洋人の姿が殆どない国内線のセキュリティエリアに入ったのは、
ボーディングタイムの1時間以上前でした。

機体整備の関係で30分遅れてモスクワを飛び立ったエアバスA320は、
1時間5分でサンクトペテルブルグのプルコヴォ空港に着陸。
ここまで計3回機内食を食べましたけど、
このフライトで出た黒パンのサンドウィッチが一番美味しかった!

それではこのオペレーションの最終フェーズです。
まず、僕らのバックパックは無事に受け取れるでしょうか?
実は成田から乗ったSU283便は、
モスクワを経由してロンドンまで行くフライトだったのです。
もしかしたら、今ごろ憐れな僕たちのバックパックは、
ヒースロー空港のターンテーブル上でグルグル回っているのかも?

そうして待つこと5分ほど。
僕の嫌な予感をよそに、バックパックを受け取った僕たちは、
バゲッジクレーム内にあるタクシーカウンターへ。
プロコヴォ空港で声をかけて来るタクシードライバーは悪名が高く、
ターンテーブル上にも大きく、
「プライベートドライバーは安全ではない上に料金も法外です。
 タクシーカウンターで手配して下さい」と注意書きが。
ここではクレジットカードを使い、2000ルーブル(約4000円)で手配。
人数を訊いてきたので一人だと1000ルーブルだったのでしょう。

一般エリアに出たら次のタスクはルーブルのゲットです。
ここではATMから現地通貨を引き出そうとしたのですが、
PLUS対応のATMが見当たりません。
そこで安全な銀行内にあるATMでクレジットカードから、
当座のルーブルを降ろしました。

プロコヴォ空港から市内中心までの距離は約18キロメートル。
初老のドライバーは僕が渡したマップを見てカーナビにセットし、
30分ほどでネフスキー通りにあるホテルの近くまで来ました。

この辺かな? というところでタクシーがストップ。
しかしそれらしき建物は見当たりません。
ドライバーはホテルに電話して場所を訊いています。
彼は英語が話せなかったので、手招きで「降りて下さい」。

彼が案内してくれたのは、
大きなビルの中庭に通じる薄暗いゲートの前。
そこで呼び鈴を押しています。
もしや・・・と思って小さなネームプレートを読んでみると、
そこに小さくホテルの名前と部屋番号がありました。
これはポーランドのワルシャワで泊ったホテルとそっくりです。
独立したの建物があるのではなく、
大きなビルの一部がホテルになっており、入り口は中庭にあるのです。
親切なドライバーは僕たちをホテルの入り口まで案内してくれました。
単独で探していたら、大分時間がかかったことでしょう。
こういうことを考えると、
ちょっと高くてもエアポートタクシーを使う価値はありますね。

初日の夜は近くで軽く食事を済ませ、
シャワーを浴びた僕たちは待ちに待ったベッドへ。
はぁ〜、やっと着いたぁ!
そう体を思い切り伸ばしたと思ったら、またもや気絶。
気が付けば朝の7時半でした。

えーじ
posted by ととら at 17:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記