2017年07月06日

分かっちゃいるけど...

「パン屋のお兄さんたち、大丈夫かな?」

丁度1年前、僕たちが訪れたウズベキスタンのタシュケント。
そこにあるチョルシーバザールのパン屋さんで、
ともこはナン作りの飛び入り修業をさせてもらいました。

2基の大きなパン焼き釜がある工房は、
ドライサウナも顔負けの温度。
そこで彼らは1日中働いているのでした。

僕たちがそんな旅のエピソードを思い出したきっかけは、
とあるニュースのヘッドライン。

5月以降、北半球の一部では異常な高温が続き、
パキスタンやイランの南西部では54度前後まで上昇したそうです。
心配になって世界天気予報を見てみれば、
今日のタシュケントは最高気温が48度!
7日の土曜日には50度に乗ると予想されているではないですか。

そういえばウズベキスタンの後で廻ったキルギスのビシュケクで、
こんな話を聞きた記憶があります。

「暑いでしょう?
 以前ならこの時期は花が見ごろのいい季節なんですけどね、
 ここ数年は夏がすごく暑く、反対に冬は寒さが厳しく、
 春と秋が短くなってしまったんですよ」

これと同じような話を、僕たちは日本でしていませんでしたっけ?

『異常』気象なんて言葉が『日常』化した昨今、
その範囲は字義通り、世界規模になってきている気がします。

極端な夏の高温と冬の低温。
想定を超えた干ばつと水害。
そして計り知れないエネルギーを持ったスーパー台風。

歴史上、経験したことのない状況に入りつつある僕らは、
こうして過激化した気象に翻弄されつつも、
未だに足並みをそろえて対策を実行することができずにいます。

ん?
ものの本によれば、僕らはこの星における『万物の霊長』であり、
その姿も創造主を模していた・・・はずですよね?

木を切ること、そしてそれを燃やすこと、
これが度を超えるとどういうことになるか、
気象学者や考古学者を連れて来なくても、
僕たちはみな、ご先祖様たちから学ぶ機会が十分にありました。
しかし・・・

分かっちゃいるけど、やめられない。

そういうエンディングは・・・

泣くに泣けない気がしませんか?

えーじ
posted by ととら at 23:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記