2017年07月22日

コックコートにかける思い

毎日「暑いねぇ〜」が口癖のようになっています。
言っても何も変わらないのは分かっていても、つい・・・
朝から汗びっしょりになり、
ランチが終われば、まずは顔を水でジャブジャブ洗い、
Tシャツを着替えます。

えーじは3年前から、
夏の間はシャツから黒のポロシャツに衣替えすることにしました。
涼しくてずいぶん楽になったみたいです。
私もアイロンがけから逃げられるのでラッキー!

私は仕込みの間はTシャツです。
営業が始まる直前、
よしっ!と気合を入れてコックコートを着るのですが、
これがものすごく暑い!
それなら夏の間だけでもTシャツでやればいいのにと思うでしょう。
私だってその方が楽なのは分かっているのですが、
この暑さを我慢してでもコックコートを着続ける理由があります。

今から17年前。
箱根のオーベルジュでフランス料理の修業を始めた頃、
30歳直前の何の調理経験もない私を雇ってくれたシェフ。
まずは半年間、ホールでサービスをやって、
それでも気が変わらなければ調理場に入れてくれる、
という約束のもとスタートしました。

毎日、いつ料理を覚えられるのか、
不安になりながらサービスの仕事を頑張っていました。

半年たったある日、シェフが突然、
「明日から調理場に入れ」と言ってくれたのです。

当日、生まれて初めてコックコートを着て、
タブリエ(前掛け)の締め方も分からず、
先輩(といっても年下の料理人)に教えてもらい記念撮影。
あの日のうれしさと、これからだという気持ちが、
毎日コックコートを着る度に思い出されます。
あの日の気持ちを忘れず、真面目に頑張るためにも、
どんなに暑くても、私はコックコートを着続けているのです。

ともこ
posted by ととら at 15:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記