2018年03月03日

始まりの前の始まり

ととら亭がオープンしたのはちょうど8年前の今日、
2010年3月3日のことでした。

こうした場合、
一般的には『開業』とか『創業』という表現をすると思いますが、
僕たちにとって一番しっくりくる言葉は『独立』。

そう、「脱サラして飲食店を始めました!」というより、
雇われの身から自由な旅人になったのですから、
まさしくそれに至るプロセスは独立運動そのものだったのですよ。

思えばこの始まりの日に向けた始まりは、
まずその前年に遡れると思います。

2009年。

波乱万丈、スリルとサスペンスが当たり前になった僕たちですけど、
あの1年は飛び抜けていろいろなことがありました。
中でも忘れられないのはこれ。

gt_tomoko.jpg

世界まるごとギョーザの旅』の
『おわりに』で書いたシーンなんですよ。

時は2009年6月下旬。
ととら亭開業プロジェクト
(コードネーム T.O.P. Totoratei Open Project)のフェーズ1である、
事業計画策定と出店候補地のマーケティングリサーチが終わり、
予定通り退職した僕らはこうしてバックパックを背負い、
中南米3カ月間の旅に出たのでした。

自由。

それは社会的なステータスや名誉、財産よりも、
僕たちにとってかけがえのないもの。

ですからご覧の出発の時、いわゆる『この先の不安』ってのは、
ふたりともまったくなかったですね。

それどころか「Yeah!! ついに来たぜ、この日が!!」って感じ。
一生のうちでこうした瞬間はそうそうないと思います。
(が、親は泣くでしょう。お勧めしません)

もうひとつがこれ。

top_eiji.jpg

同年9月下旬、先の旅から戻り、
TOPの第2フェーズである物件取得に出かけた初日に撮ったものです。
いで立ちこそ違いますが、もう一つの新しい旅のはじまりですね。

この時は正直、不安もありました。

それまでは足を動かせば必ず先に進めましたが、
希望の物件を取得できるかどうかは運と他人に頼らざるを得ません。

いつ、どこで、ととら亭は生まれるのか?
この写真に写っている僕は、まだそれを知らないのです。
(野方の存在すら知りませんでした!)

あれから8年余が経ち、
あの頃の僕たちが想像もしなかった世界をととら亭は漂流しています。

今や機材は老朽化し、経営環境は厳しさを増し、
僕の髪もだいぶ薄く・・・なったかな?

でも変わらないことがひとつあります。

それは先の2枚の写真と同じように、
僕たちがまだ旅人だということ。

そう、旅を続けよう!

えーじ
posted by ととら at 01:04| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記