2018年04月07日

若 葉

「転勤になったんですよ」
「学校が決まりました」

こんな声が聞こえる3月下旬。
そして、

「先週引っ越してきました」

こんな声が聞こえる4月上旬。

この時期は別れと出逢いの季節ですね。

そして8年以上も同じ場所でお店をやっていると、

「帰って来ました!」

という声を聞くことが時折あります。

特に学生時代や社会人になったばかりの頃を野方で過ごした人は、
就職や転勤で引っ越しても、
またこの街に戻って来ることが多いようですね。

ここはひと通り生活必需品が揃い、
新宿に近いこともあってけっこう住みやすいからかな?

いや、それ以上に、彼、彼女たちを引き戻す何かが、
このレトロな街にはあるのかもしれません。

それは多分、おじさんやおばさんになっても、
心の片隅に残っている青春という特別な記憶なのでしょう。

花が散り、眩しい新緑が裸樹を包みはじめました。

春。

節くれだった古い樹にも若木と同じように、
瑞々しい若葉が生えてくるのですね。

えーじ
posted by ととら at 14:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記