2019年01月10日

ワルシャワの思い出

ポーランド料理特集が昨夜から始まりました。

キャプションを書いたり、
ディスプレ用の写真を印刷している時に、
旅の記憶が蘇るのはいつものことですが、
ことワルシャワは僕にとって特別な思い出のある場所のひとつです。

それは美しい旧市街、おいしい料理だけではなく、
ひとりの人との出会いが印象に残っているからでしょう。

彼女の名前はエヴァ。
ギョーザ本の第7章に登場する女性です。

アーカイブから今回使う写真を拾っていた時、
ふと彼女を撮った一葉が目に留まりました。

どうしているかな?

民主主義と社会主義。
異なる社会で生まれ育った僕たち。

たった数日間のことながら、
彼女との対話から僕は多くのことを学べた気がします。

「エヴァ。なぜ社会主義は失敗したんだと思う?」
「それはね。
 あなたがパンを食べても私の空腹は癒されないからよ」

これ以上に説得力のある説明を僕は今でも知りません。、

でも僕は民主主義を、
いや、資本主義を手放しで受け入れる気にはならなかった。

我欲を原動力に自己の利益のみを追求する社会の行き着く先は、
どんなところなのか?

僕たちは世界規模で、
まもなくその『理想』の社会を目の当たりにしようとしています。

それを楽園と呼ぶのか?
それとも?

エヴァ、久し振りに君と話がしたくなったよ。

えーじ
posted by ととら at 15:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記