2019年05月09日

第18回取材旅行の準備 その1

超連休の余韻が消え、
皆さんもすっかり日常生活に戻られたことと思います。

休暇の過ごし方について僕が予想していたのは、
『前半アウェイ、後半ホームが主流!』でしたが、
お店の混み方から振り返って見ると、
一番多かったのは、『ず〜っとホーム!』だったような気もします。
なるほど日頃の疲れと観光地の混雑、そして青天井のコストを考えれば、
それもまた当然の選択だったのかもしれませんね。

さて、それじゃ次は、僕らの番。
まもなく6月と言えば取材旅行の時期です。

今回のテーマは、
ギョーザを巡る中国・モンゴル、ローカル鉄道の旅!

まず成田からLCCで中国東北部のハルビンに飛び、
そこからローカル鉄道を乗り継いで南下しつつ長春、瀋陽と取材を進め、
北京で北北西に進路を変えて、
内モンゴル自治区のウランチャブを経由し、
モンゴルとの国境の街アーレンホトに向かいます。
そして国境を越えて反対側のザミンウードから、
再び鉄道でウランバートルを目指す。
なんとも、ととらなルートでございます。

そこでミッション1

『日本のギョーザは、
 大東亜戦争時の関東軍の復員兵が持ち帰った、
 満州のジャオズがルーツである』
 
とする説が最も支持を得ているようですが、
本当にそうなのか?

と申しますのも、
満州から引き揚げて来た方たち数名からヒアリングした、
現地のジャオズというのは、レシピといい食べ方といい、
僕らが慣れ親しんだ日本のギョーザとあまりにも違いが多すぎる。

となれば、実証主義を標榜するととら亭ですから、
情報レベルで云々するのではなく、
まずは実際に行って食べてみようじゃないか!
ということになりました。
特にハルビンや瀋陽では、
昔ながらのジャオズ(ギョーザ)を売り物にしている店が数多あるそうです。

ミッション2

ユーラシア大陸に存在する最北のギョーザは、
今のところロシアのペリメニだと考えられます。
しかしながらこの料理名、
ロシア語(インド・ヨーロッパ語族 スラヴ語派東スラヴ語群)ではなく、
語族からして違うコミ語
(ウラル語族 フィン・ウゴル語派フィン・ペルム諸語ペルム諸語)だそうな。

となると今でいうコミ共和国がその起源なのではないか?

そして中国のマントゥ起源でユーラシア大陸に広がったギョーザの多くは、
マンタ、マンティ、マンドゥ、マンティーヤなど、
明らかにオリジナルの音を借用した料理名が多いにもかかわらず、
ヒンカリやヴァレニキ、コルディナイなど、
独自の現地語に置き換えられたものもあります。
もしかしたら、
そこにはマントゥを根にした一本の系統樹には収まり切れない、
独立したものもあるのではないか?

そこでコミ語の『耳パン』を意味するペリメニ。
これもまた中国のマントゥをその祖にした食べ物なのか?
それとも独立したものなのか?
その答えのヒントがありそうなのは、
ウラル山脈の西部に位置するコミ共和国とマントゥが生まれた可能性の高い、
華北平野を結んだ直線上の国、そう、モンゴルなのですよ!

というわけで、いつかシベリア鉄道に乗ってコミ共和国に行く前に、
モンゴルのギョーザであるボーズとバンシュを調べてみよう!
と相成ったのでございます。

期間は6月18日(火)〜7月2日(火)。

しかぁ〜し、その前に・・・

to be continued...

えーじ
posted by ととら at 18:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記