2019年05月15日

自分の旅のために その1

出かける前に都度お話している『取材旅行の準備』。
これとは別に、日常的な準備があります。

それは健康管理。

というと地味な話題に聞こえますが、
旅の食堂という仕事柄、
旅先だけではなく、日常的にも求められるのが、
身体能力と持久力。
1日10時間前後の立ち仕事にデスクワークを足すと、
月の平均労働時間は400時間前後になりますからね。

加えてこれまでも『入院日記』などでお話しましたように、
腰部椎間板ヘルニアなんでハラショーな持病まであるので、
こいつのケアも忘れちゃいけません。

というわけで、ここ7年間続けているメニューが、
週2〜3回の6キロメートル前後のジョギングと、
これまた週4〜5回の40分間程度の筋トレ。

これ、55歳のおっさんには、なかなか楽な内容じゃないんですよ。

加えて自然の摂理と申しましょうか、
生き物はすべからく歳と共に故障個所が増えるもの。

最近は腰部椎間板ヘルニアに加え、
左手親指付け根の痛み → 関節炎という診断で治療中。
左ひざの痛み → 変形性膝関節症との診断でしたが、
ヒアルロン酸の注射では改善しないので先週MRIを撮ってもらいました。

とまぁ、
なかなかデラックスなコンディションになってまいりまして。

しかし厄介ごとというのは、
ひとつが終わって次がやって来るとは限りません。

それでは時計を一昨日に巻き戻して、
僕が直面した、いや、直面中の新しい『課題』をお話しましょうか。

時刻は16時。
ジョギングから戻り、
近くの公園でストレッチして立ち上がると・・・

お? おっとっと!
危ねぇ・・・立ちくらみか。

僕はバランスを取り戻して直立したまま、
ゆっくり深呼吸を繰り返しました。

OK、大丈夫だ。
さぁ、帰ってシャワーを浴びたらお店に戻らなくちゃ。

立ちくらみはよくあることなので、
僕は何も気にせず再び走り始めました。

そこからは何ごともなく、
普段通りにすべてが進んでいたのですが、
ディナー営業が終わる1時間ほど前から僕は今まで経験したことのない、
奇妙な感覚に襲われ始めていたのです。

ん? 地震か?

揺れたような感じがしたのですが、
グラスハンガーを見てもワイングラスは揺れていません。

・・・? 気のせいか?

そしてまた暫くすると、
まるで大きな船に乗っている時のようなゆるやかな揺れを感じました。

・・・? なんだこりゃ?

これが断続的に続いているうちに、
軽い船酔いのような症状になってきたのです。

「どうしたの?」

ともこが僕の様子に気付きました。

「ん〜・・・なんか調子悪い。
 時々めまいがして気持ち悪くなっちゃった」
「え〜っ! 風邪ひいたんじゃないの?」
「風邪っぽくはないな。熱が出ている感じはないし」
「賄いは食べられる?」
「いや、そんな気分じゃないよ」
「大変! じゃ先に帰って休んでて。あとは私が片付けるから」

アパートまで帰る途中も、まるで酔っぱらった時のように、
ときどき体がふわふわします。
僕は寝室で横になるなり、そのまま寝入ってしまいました。

そして朝。

「どう? 調子は?」

布団の上で目を開けると吐き気も目眩もなく、
頭はしゃっきりしています。

「ああ、いいよ。どうやら治ったみたいだ」
「よかった!」

そうして起き上がり、顔を洗って戻ろうとすると、
突然、昨夜と同じ症状がまた・・・

な、なんだこりゃ?

僕はゆっくり布団に横たわり、
自分の症状を過去の記憶に照らし合わせました。

「え? どうしたの?」
「どうやら治ってないみたいだ」
「大丈夫?」
「じゃないな。昨夜より悪化してる」
「どうしよう?」

僕は目を閉じたまま暫く考え込み、

そうか。もしかしたら・・・

「ともこ、タブレットは持ってる?」
「うん」
「起動してグーグルを立ち上げて」

「上がったよ」
「検索して欲しいキーワードがあるんだ。
 それは・・・」

to be continued...

えーじ
posted by ととら at 17:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記