2019年10月04日

第7回研修旅行の準備 その1

今年もこの季節がやって来ました。
2019年の締めくくりの旅は・・・

UAE(アラブ首長国連邦)のアブダビと、
レバノンのベイルートです。

期間は11月25日(月)から12月3日(火)までの9日間。

もうお気付きの方もいらっしゃると思いますが、
今年の取材地はシビアな理由で、
渡航の難しかった国がいくつか含まれています。

1月のトルコ、エジプト、そして今回のレバノン。

いずれも以前から、
重要な取材対象地としてリストアップされていた国ですけど、
ご存知のように、ととら亭を始めた2010年以降、
ジャスミン革命の影響やクーデター、ISの跋扈などさまざまな理由で、
外務省発表の危険レベルが1の『十分注意して下さい』まで下がったのは、
つい昨年年頭のこと。
くわえて、いつまたドンパチ始まるか分かりませんから、
入れる時にささっと調べに行こう!
と、チャンスを伺っていたのですよ。

レバノンは世界で最も洗練された中東料理を味わえる国として、
かなり前から注目していました。
アラビア半島に位置しながらも、
キリスト教徒が人口の30パーセント前後いるせいか、
ハラール(食の戒律)の縛りが緩く、
また、フェニキアと呼ばれていた古来より、
さまざまな民族や文化が混淆する場所でもあったので、
実に豊かな食文化が育まれてきたのです。
実際、ヨーロッパの国々を訪れていた時でも、
「お、いい感じの中東系レストランがあるな!」と近付けば、
それはおしなべてレバネーズでした。

以前、ヨルダン料理特集でご紹介したパセリのサラダのタブーレは、
レバノン発祥と言われていますし、
ブルグル(ひきわり小麦)でコーティングした揚げ物のキッベや、
パン入りサラダのファットゥーシュもかの地で生まれたそうです。

また、今やっているエジプト料理特集で人気のターメイヤ(ソラマメのコロッケ)と、
その伝播したものと言われるファラフェル(ヒヨコマメのコロッケ)の中間系、
すなわちソラマメとヒヨコマメが50/50バージョンのファラフェルや、
モロヘイヤのスープがあるというのも、
比較対象として興味をそそられるじゃないですか。
そうそう、カイロのレバネーズレストランでチェックした、
タヒーニ(ゴマペースト)とトマトのコクのあるソースを使ったシーフード料理も、
忘れちゃならない要チェック料理のひとつです。

今回、移動でお世話になるのは2012年以来のエティハド航空さん。
ハブになっているUAEのアブダビでストップオーバーし、
2017年のドバイに続いて、ここでも料理の下見をする予定です。

で、ほぼ移動手段と宿のブッキングは終わったのですが、
お約束と申しますか、
周辺諸国や国境付近でなにやら不穏なムードが・・・

そのお話はまた次回に。

えーじ
posted by ととら at 12:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記