2019年12月21日

とりあえず、ではないお願い

「はい、ととら亭でございます」
「予約をお願いしたいのですが」
「ありがとうございます。
 それでは日にちとお時間、人数を教えて頂けますでしょうか?」
「明日の19時ごろ・・・とりあえず6名お願いします」

この時期、ととら亭に限らず、飲食店はいずれも繁忙期。
そしてまた、
先のようなお電話で困っている店が増える時期でもあります。

席数が40席以上ある店や、
座敷のように厳密な席数がない店であればともかく、
席数が20席もないような飲食店の場合、
予約で「とりあえず」という言葉を聞くと、

む〜・・・
っと眉間にしわが寄ってしまうのですよ。

というのも、
この「とりあえず」を放置した後で待っているのは、
たいてい・・・

「はい、ととら亭でございます」
「あの、今日のディナーで3名入れますか?」
「ああ、すみません。今夜はもう満席になっておりまして・・・」

暖簾を出せば、

「こんばんは! 2名入れますか?」
「ああ、xxxxさん! 
 すいません、今夜は満席になっておりまして」
「え〜! そうなんだ、残念!」

そして件のお客さまがご来店され、

「いらっしゃいませ、お待ちしておりました。
 6名さまでよろしいですよね?」
「え? 6名っていいましたっけ?
 すいません、2人になっちゃって」

が〜ん!

これ、昨今ネットでも話題になる、
無断キャンセル(ノーショー)ほどではないにしても、
お店側のダメージは小さくありません。

ご予約は人数が確定してから。
そして変更があった場合はすぐご連絡を。


この時期、多くの小さな飲食店が、
同じ思いでいる筈です。

一席の売り上げの積み重ねで給料を創り出している、
零細企業に愛の手を。

えーじ
posted by ととら at 17:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記