2020年04月01日

入院日記 パート3 その3

今日は僕も在宅勤務です。
朝からアパートにこもり、
せっせと明日から始まるギリシャ料理特集パート2のメニュー作り中。

え? ととら亭もついにコロナウイルス対策か?

もちろん!

と、言いたいところですが違います。

今日の関東地方は終日雨でしょう?
両腕で松葉杖を使っていると傘がさせないんですよ。
腕は3本ないんでね。
となれば、ポンチョを着て行くしかない。
そこまでしなくてもデスクワークならアパートでもできます。

そんなわけで、ともこはお店で仕込み、僕はアパートで分業中。
食事は彼女にケータリングサービスを頼みました。
(すまんのう・・・)
いかんせん、持てないのは傘だけではなく、
歩けてもコーヒーカップひとつ運べないのですよ。
(昨日試したらだいぶこぼしました)
ん〜・・・困ったもんだ。

とまれ工夫をすれば松葉杖を使っても何かできることはあります。
そこは明日お店で考えるとして、本編に戻りましょうか。
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「えーじ! えーじ!」

・・・ん?

「えーじ! えーじ!」

・・・うりょ? ともこが呼んでる?

「えーじってば!」

お? あれ? ここは? 病室に帰ってる。
ああ、手術が終わったのか?

「えーじ! 大丈夫?」
「ああ、痛みはないよ。ぐっすり眠った朝みたいで、なんか気分がいいな」

そう、バイクの事故で手術された時は、
目が醒めると頭はガンガン、視界はムンクの絵みたいにグニョグニョ、
喉はカラカラで上半身は包帯グルグル巻きのミイラ状態。
おまけにナースコールのボタンには手が届かず・・・
僕はかすれた弱々しい声で、
「お〜い、誰か〜・・・すんませ〜ん、お〜い、誰か来て〜・・・」
と助けを呼び続けたのでした。

それが今回はどうでしょう。
痛みがないどころか体がぽかぽかして Feel so good!

「早く終わった?」
「ううん、2時間半くらいかかったよ」
「そんなにかかったんだ? 僕は主治医の先生が来る前に意識を失ってたよ」
「黒縁のメガネをかけた先生?」
「そう」
「わたし説明を受けたよ。なんの問題もなく終わったって」
「それだけ?」
「うん、半月板の傷の場所とか教えてくれたけど、
 話は5分もかからずさらっと終わり」
「じゃ、本当に成功だったんだよ」

時計は15時過ぎ。
ともこはととら亭に戻ってディナー営業の準備に入りました。
僕の左足は腿から足首まで大きな装具で固定され、
他にもチューブやら電極やらがペタペタ張り付いたまま。
痛みや不快感こそないものの、ベッドに寝転がった状態でほとんど動けません。

そうか、明日まで食事も水もなしだったな。
う〜ん・・・

そこで看護士さんを呼び、

「すんません、明日まで何もやれることがないんで、
 睡眠薬を点滴で打てます?」
「そうですよね、じゃ、ちょっと待ってて下さい」

まもなくリンゲルや抗生物質の点滴に、
睡眠薬の小さな別のパックが接続されました。

麻酔や睡眠薬って、眠くなるというより、
すこんと意識がなくなるんだよな。
これはどうだろ?
薬が流れ始めて5分くらい経ったかな。
まだ何も変わった感じはし・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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こうして僕は1日で2度目の気絶となったのでございました。

to be continued...

えーじ
posted by ととら at 12:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記