2020年10月30日

入院日記パート4 その9 最終回

日本のみなさまこんにちは!

ではないのですけど、気分的にはそんな感じです。
なんか、不思議な旅をして帰ってきたような・・・
日本であって日本ではなく、現代であって現代ではない、
夢と記憶の境界を通り抜けてきたような気がするのですよ。

時間の感覚までスリップしてしまったのは、
退院の時に、たくさんの患者さんや職員さんが、
温かく見送ってくれたからかな。

20代のころ、オートバイで日本を周っていて、
礼文島などの離島では、
残る旅人や宿の人たちが港で見送ってくれたことがありました。

2度と会うことはないかもしれない、
ひとりの旅人に、いつまでも、いつまでも、
船が見えなくなるまで手を振ってくれた人たち。

そんな人たちの姿が、
今回であった人たちの姿と重なり合っていました。

いい旅でしたよ、ほんと。

病棟の1階で迎えに来てくれたともこと合流し、
アパートに戻ったのは11時前。
タクシーの車窓を流れる新宿の風景が新鮮でした。
だんだん現代の日本に帰ってくる感じ。

昼過ぎに時差調整の仮眠をとって、
16時ごろ、ともこがデリバリしてくれたドライカレーとスープの昼食。
思えは半月ぶりの熱々の食事でした。
とても美味しかったです。
病院ではやっぱり少し冷めてしまっていますからね。

さて、今夜の仕事はディナーの片付けとレジ締めだけの参加です。
軽く外界に体と頭を慣らして、明日から完全復帰。
とはいえパフォーマンスは個人比15パーセントってとこかな?

東京は秋。
次の旅のはじまりです。

inhospital102020.jpg

I'd like to thanks to all staff of hospital and patients who share the warm experience.
And send my special thanks to fellows of Nogata,friends,my family, and Tomoko.
You guys had always keep my motivation go straight.
So now,I'm here.

End

えーじ
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2020年10月29日

入院日記パート4 その8

いよいよ明日は退院です。

旅と同じく、先を見ると長い道のりも、
振り返ればあっという間ですね。

そしてこれまた旅と同じく、
半月あまりの間には、実にさまざまなことがあり、
普段の生活では見落としていたことを、
じっくり考えるきっかけも貰えました。
その辺はまたいずれ、お話できる日がくるかと思います。

先の火曜日にともこが来てくれて、
(コロナ対策で会えませんでしたが)
日用品の交換をしつつ不要になったものを返しました。
残った荷物はもう僅か。
撤収の準備を着々と進めています。

そこにまたランダムなタイミングでリハビリや、
抜糸などが入ってきましたから、
事実上の最終日に当たる今日は何かと忙しないですね。

あ、なかでも嬉しかったのは、今日もシャワーが浴びられること!
一昨日浴びたのが最後と思っていたのですよ。
これで明日はさっぱりした体で帰ることができます。

ちょっと気がかりなのは、
明日の夜にはととら亭に復帰するということ。

いや、体のコンディションのことではありません。
時差の修正だけではなく、頭の切り替えが必要じゃないかと・・・

なんか気分的に、アフリカの南部から帰国した時より、
ギャップを感じそうです。

え? 同じ東京にいるのに?

ん〜、それくらい違うんですよ。
日本にいても、同じ日本語を使っていても、
僕にとって病院という世界は、
はじめて行った外国と同じくらい異質な空間でした。

だからなおのこと、
旅をしているような感覚になっているのでしょうね。

そうした意味で言うなら、
明日のフライトは09:30発。

次は秋の野方からお話しましょう。

to be continued...

えーじ
posted by ととら at 12:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2020年10月27日

入院日記パート4 その7

入院13日目。

そろそろトンネルの出口が見えて参りました。
取材旅行にたとえるなら、帰国に備えた動きを始める頃です。

帰った当日から仕事に戻りますから、
まず考えなければならないのは、病院と野方の時差。
同じ日本といっても生活時間帯が4時間ずれているんですよ。
たとえば今朝、僕が起きたのは4時。
普段であれば8時ですからね。

食事もそう。
ここは皆さんとほぼ同じく、
8時に朝食、12時に昼食、そして夕食は一般よりちょっと早い18時。
飲食店は基本的にその時間帯が勤務帯になるので、
ととら亭の場合は10時45分に朝食、16時半に昼食。
夕食はディナー営業の終了時刻に影響されますが、
おおむね23時半前後でしょうか。

取材旅行であれば、復路の機内で爆睡すると、
時差ボケしない体質の僕らは大抵すぐ日本時間に馴染めます。
ですから今回は金曜日の昼前にアパートへ帰り、
3時間ほど仮眠をとれば通常モードに戻れるでしょう。

帰ったら仕事のラッシュが待っています。
あ、予約でいっぱいという意味ではなく、
ちょうど月末でしょ?
16日分のレジ処理+月末処理をやらにゃならんのですよ。
地味な話でございます。

それが終わると旅のメニュー変え。
レバノン料理特集は来週の火曜日(祭日なので営業します)まで。
で、水曜日と木曜日の2日間お休みをいただいて、
11月6日(金)からチェコ・スロバキア料理特集パート2を始めます。

え? 11月の営業スケジュールはどうなってるんだ?

すみません。
通常であれば前月中旬にアップするのですが、
なにぶん手術の結果と予後がどうなるか分からなかったので、
発表できなかったのですよ。
それに病院からではFTPが使えなませんからウェブサイトもいじれません。

詳しくは金曜日の日中にアップしますが、
基本的に通常通り火曜日が全休、金曜日がランチ休で、
イレギュラーは11月3日(火)の営業と、
4日(水)、5日(木)がお休みってところかな?

しかしながら、まだ不確定要素が幾つかありますので、
できればしばらくは事前にご予約を頂けますと助かります。
急にお休みしたらごめんなさい。
ともこも単独16日間営業でだいぶ疲れておりますので。

と、帰ってからのことばかりじゃフライングだな。
残る3.5日間、病院でのミッションに集中しなくては。

なんか、毎日、意外と忙しく過ごしています。
あ、今日はシャワーを浴びられるんだった。

うれしい!

to be continued...

えーじ
posted by ととら at 10:03| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2020年10月25日

入院日記パート4 その6

入院11日目。

昨日はシャワーの許可が出ました。
お〜、9日ぶりで気持ち良かったこと!
やっぱり体を拭くだけとは違いますね。

これだけの期間いると同室だけではなく、
たくさんの知り合いができました。

ととら亭と同じように年齢や職業に幅があり、
病院で働くさまざまな業種のスタッフさんたちも含めると、
話をしているだけで取材旅行に出ているような気分になってきます。

また僕より重い症状でも前向きにがんばっている人を見ると、
ただそれだけで元気と勇気をもらえますね。

ほんと、最良の教科書とは、生きた人間だと思います。

特に病棟という場所がら、ときおり厳しいこともあり、
困難に直面した人々それぞれの対応からは、
教えられることが少なくありません。

病床で寝たきりの彼は、
どんな気持ちで天井を見つめているのか?

先の見えない病と向き合う彼女は、
どんな気持ちで輸血を受けているのか?

自立歩行が困難な患者さんを支えるヘルパーさんは、
どんな気持ちで腕をとっているのか?

患者さんを手術室に連れて行く看護師さんは、
何を思いながらストレッチャーを押しているのか?

患者さんの意向とは異なる説明をしなければならないドクターは、
なにを思いながら、いま話をしているのか?

それぞれの人が、それぞれの立場で、それぞれの心理世界に生き、
そしてこの、目に見えて、手で触れられる世界をシェアしている。

僕もまたこの一幕のプレーヤーなのですが、
どこか傍観者のように、移り行く情景を眺めていることがあります。

暗転した舞台と同じように、
痛みも、不安も、苦しみも、目には見えません。

僕らはみな、
セリフのきっかけを待ちながら闇の中で立ち尽くし、
お互いの気配を感じることしかできないのです。

しかし、ふと感じる他者の温もりが、
舞台の中央にスポットライトを当てることもあるんですよ。

その僅かな空間に浮かび上がるもの。

それを僕は、希望と呼びたい。

to be continued...

えーじ
posted by ととら at 12:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2020年10月23日

入院日記パート4 その5

今日で入院9日目。
ようやく後半に入りました。

前に入院期間は2週間とお話しましたが、
入退院日を入れると16日間。
こうなると20歳代にバイクの事故で2週間入った記録を2日間更新です。

お蔭さまで体調はとてもいいですね。
左脚に体重を掛けられない不便を除けば痛みがあるわけではなし、
普段の生活とまったく変わりません。
ですからドクターの回診はスルーだし検査も治療もなし。
僕の相手をしてくれるのはリハビリの先生だけ。

じゃ、退屈だろう?

ってこともないんですよ。
確かにコロナ対応で僕は自分のいる病棟の7階から出られず、
ともこですら面会に来れませんから、ほぼ軟禁状態。
しかしながら、こういう状況はこれまで何度か経験してたのですよ。

たとえば船旅。

当然、僕らが乗る船はアスカやQE2ではなく、
客船とは名ばかりの貨物船だったりしましたから、
カプセルホテルのような狭い船室で、
48時間、缶詰になったこともあります。

それでも僕は、本とノートとペンがあれば、
相当ながい時間でも退屈しないのです。

そこで今日は、
すっかり生活リズムのできた僕の病院ライフをお話しましょうか。

起床は5時前後。
そんなに早く? と思われるかもしれませんが、
消灯時刻の22時くらいに寝てしまいますから、
睡眠時間は毎日平均7時間くらいになります。
これは普段の6時間前後より1時間も多い。

そこで外が薄明るくなる5時半頃に、
誰もいないデイルーム(談話室)に行き、
新宿の街を見ながらメディテーション。
なんかとてもリッチな気分になりますね。

そして唯一の『売店』である自販機で買ったコーヒーを飲みながら、
8時の朝食まで読書。
こんなまったりした時間の過ごし方は、
入院中か故障で自宅待機のとき以外にはありえません。

病院食というと不味い印象があると思いますが、
僕はここの食事が気に入っています。
もともと薄味好みなので味付けに不満はありませんし、
量も意外とあるんですよ。

比較対象が良くないかもしれませんが、
経営状態の悪い航空会社のエコノミーの機内食に比べたら、
それこそファーストクラス!
ただちょっとアクセントが欲しいので、
こっそり持ち込んだ七味唐辛子をよく使ってます。
これくらいなら怒られないでしょ。

午前中はデイルームでほとんど読書して過ごしています。
持ってきたのはジャレド・ダイアモンドの『昨日までの世界』と、
ウンベルト・エーコの『バウドリーノ』。
どちらも随分まえに古本で買ったのですが、
大著なので横目で見ながら放置していました。
この機会ならゆっくり集中して読めます。

そして11時にベッドに戻って12時に昼食。
コロナ対応で11時から14時までは、
デイルームが看護士さんたちの休憩室になるんですよ。
現場はいろいろ大変です。

午後はお仕事タイム。
日計表を軽減税率対応に改修したり、
旅のメニューのキャプションを書いたり・・・
ほとんどここをオフィス化してしまったので、
「あの人は患者か、それとも・・・」と、
なんかビミョ〜な『有名人』になってしまったような・・・

リハビリは先生と一緒に午前1回、自主リハが午前2回の午後3回。
3月は松葉杖の使い方にポイントを置いていましたが、
今回は筋トレが中心なので毎日いい汗をかいています。

で、17時に自分で体を拭いて下着を着替え、さっぱりしたら18時の夕食。
それ以降は消灯までまた読書。僕は習慣的にテレビは見ません。

薬も今は朝夕に痛み止めを形式的に飲んでいるだけ。
それもまもなく終わるでしょう。
例外は寝る前に飲んでいる睡眠導入剤。
僕はもともと寝つきのいい方ですが、
7人部屋だと夜は重低音のハーモニーがなかなか賑やかなんですよ。

こんな調子の日々が18日の日曜日から続いています。
室温が一定で毎日Tシャツとジョギパン姿なもんで、
なんか浮世離れしてきた気がしますね。
ともことのメールのやり取りが唯一の日常との接点かな?

さて、今日もこれからデイルームでお仕事です。
では!

to be continued...

えーじ
posted by ととら at 13:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2020年10月21日

入院日記パート4 その4

人生いろいろあるものです。

半世紀以上いきていても、外国を旅していなくても、
初体験というのはあるもの。

それも事前の告知や本人の了解なく、
突然、隕石のように降ってくることがあります。

そう、あれは前回入院した今年3月のこと。
手術の翌日、36時間ぶりの食事が終わって間もなく、
20歳代の可愛らしい看護士さんが現れ

「久保さん、おはようございます!」
「あ、おはようございます」
「お食事は食べられましたか?」
「ええ、完食ですよ。お腹が空いてました」
「ですよね〜。
 それじゃ次はさっそく、車椅子に乗ってみましょうか?」
「お願いします」
「っと、その前にチューブやコードを全部はずしちゃいますね」

そういうなり、彼女はてきぱきと慣れた手つきで、
心電図のセンサーや酸素チューブを外し始めました。

そして手術着がパチパチパチッと脱がされたところで、
彼女の手元を見ていた僕は完全にフリーズしたのです。

・・・・?

・・・・?

・・・・?

OSリブート。

・・・・?

こ、これは?

手術前、僕はトランクスの上にジョギングパンツを履き、
その上は手術着だけだった。

しかし僕の目に飛び込んできたのは・・・

オムツ!

なんじゃこりゃあ?(松田優作風に)
誰が? いつ? どうやって?

と思考ルーチンが状況分析を始めるやいなや、
にっこり笑った彼女が、

「これももう取っちゃいましょうね!」

と愛らしくかつ朗らかに言うなり、
べリべりべりっとおむつが取り去られ、
初対面のうら若き女性を前にして僕は完全に変質者状態。

HOLY SHIT!!

と叫ぶチャンスも与えられず、運命はさらに過酷でした。
限界まで目を見開いて絶句している僕に彼女は微笑みかけると、

「じゃあ行きますよぉ〜」

で、これまた「何を?」と訊く間もなく、
むんずと哀れなムスコが握られ、

「それっ!」

と同時に尿道カテーテルを引き抜かれたのでございます。

「はぁ〜い、終わりました!」

と言われた時には再度OSが落ちておりました。

燃え尽きたぜ、真っ白にな・・・

12ラウンドならぬ、1ラウンド開始のゴングが鳴るなりの秒殺。
まことに、おとろしか経験でございました。

しかし、何ごとも経験は最良の教師。
今回はここから学んだことを教訓に、
OSを落とすことなく、冷静に対処したのです。
尿道カテーテルは3,2,1!
のカウントダウンで引き抜かれました。

ちなみに今回の看護士さんは男性。
僕の全記憶を検索しても同性にチンチン握られたのは、
泌尿器科の先生に前立腺検査をやって頂いた時と、
椎間板ヘルニアで入院した際、
尿瓶に的を合わせるために介助してくれた看護士さん、
そして今回を入れて計3回。

こういう時は心を無にして臨む。

これ、旅でも使えるテクニックなんですよ。

to be continued...

えーじ
posted by ととら at 15:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2020年10月19日

入院日記パート4 その3

手術の翌日の午前中。
これが僕にとって、今回のミッション最大の難関です。
それは・・・

術後最初の車椅子への乗り移り!

なぜならばですね、
手術が終わって24時間はチューブや電線に繋がれ、
ベッドの上でお人形さん状態でしょ?
となると体中の筋肉がダレきっているんですよ。

くわえて、
乗り移りのタイミングは患部の痛みがもっともひどい時。

そこで前回は膝に気を取られたあまり、
腹筋に力を入れないまま腕力で体をリフトして腰を回した結果、
時限爆弾の安全装置がはずれてしまったのです。

あればヤバかった・・・マジで。

そこで考えた作戦が、『その1』でお話したもの。
凡人でもイタイ経験からは学ぶものです。

さいわい、親切な看護士さんはそこをよく理解してくれて、
アシストはバッチリでした。

さてさて。

09:00
まず体のセルフチェックです。
手術した左膝だけではなく、つま先から頭のてっぺんまで、
身体機能をひとつずつチェックして行きます。
こういう時は日ごろのメディテーションがとても役に立つんですよ。

『再放送』とはいえ、膝の状態は前回とあきらかに違っていました。
半月板の縫合手術後は切った皮膚だけではなく、
骨の芯の部分まで深い範囲が痛みましたが、
今回はお皿の比較的あさい部分に限定されています。
あのとき面食らった、膝裏の筋や腱のこわばりと痛みもありません。

試しに左右へ足を開閉してみると、
あらあら、ゆっくりとなら、あっけなく動かせるじゃないですか。
その際の痛みも無視できるレベル。

いいねぇ。

09:30
次のタスクは全身のストレッチです。
ダレた筋肉に突然負荷をかけると別の問題が起こる可能性があります。
足首を回すところから始め、右ひざを抱えて腰を伸ばし、
上半身もゆっくり捻ってウォームアップ!
少し汗ばんできました。

09:45
ここで看護士さんの登場。痛み止めを点滴で入れます。
聞くところによるとこの薬、ロキソニンと同じ成分だそうな。
始めて5分もしたら膝の痛みが引いてきました。
よしよし。

10:00
点滴完了。ほどよくラリって気分はハイ。
準備OKです。
看護士さんが見守るなか、
僕は呼吸を整えながら車椅子に乗るまでの流れをイメージしました、
これはとても大切なんですよ。

今回は前回と逆、ベッドの左側に車椅子がある。
よし・・・

僕はコルセットをきつめに装着しました。

「じゃ、始めます」

まず腹筋に力を入れて背骨を守り、
両腕で上半身をリフトしてベッドの右側に体を・・・ずらす。
OK。
そしたらそのまま腰を軸に両足を左側に90度回す。
30度ずつ3ピッチで行こう・・・30度、60度・・・90度。
OK。
さぁ、痛みが来るぞ。

僕は再度、呼吸を整えて腰を前にせり出しました。
そしてすぐ右手で左足を包むニーブレイスを持ち上げます。

急にがくんと落とすと悲鳴もんだからな。
う・・・きたきた・・・でも・・・これなら無視できる。

僕はさらに体をベッドからせり出し、
先に右足を着地させてから左足を徐々に下げて行きました。

よ・・・よし、接地した。
これで右足だけに加重して・・・立ぁ〜〜〜〜つっ!

「大丈夫ですか?」
「OK、続けます!」

血が足に下がり、痛みがマックスになりました。
膝の表面が焼けるような感じがします。

お〜、来たねぇ〜・・・でも、この程度ならまだ無視できる。
続行だ、いくぜ!

右足かかとを軸にして体を左に90度回転させ・・・
左脚を伸ばしたまま腰を落とし・・・
車椅子に・・・乗る!

いやったぁ〜、作戦大成功!

「うまく乗り移れましたね」
「ありがとうございます。さっそくトイレまで行っていいですか?」
「もちろんです」

僕は勝手知ったトイレまで、すいこら進んで行きました。

「車椅子、上手ですね」
「ええ、免許持ってますんで。路上もOKですよ」

そう、転回も、バックも、縦列駐車もできるのさ。
なんでも過去の経験ってのは無駄にならないもんだ。

こうして手術翌日の午後には、
ベッド上のお人形さん状態から無事に解放されたのでした。

めでたし、めでたし・・・

なんですけど、
実はこの午前中には、前回ですらお話しなかった、
ショッキングなエピソードがひとつあったんですよ。

それはですね・・・

to be continued...

えーじ
posted by ととら at 15:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2020年10月17日

入院日記パート4 その2

取材旅行ならぬ、
入院中のライブブログは初めてですね。

と申しますのも、
今回の治療プロセスは内容的にほぼ『再放送』なのですが、
入院期間だけ倍返しの2週間なんですよ。

そこであんまり時間的なギャップが開いてもなんですので、
ライブでお話することにしたのです。

しかし、旅先のようにWi-Fiはありません。
加えて僕はスマホ時代以前の元SE。
そこで考えたハイブリッド策は、
いつものようにPCでパチパチブログを書き、
i-phoneとコンパチ型のUSBメモリを介してテキストをコピーし、
そこからパケット通信でアップロード!

ん〜・・・それにしてもスマホは使いづらい。
キライだ。

え? だからオジサンなんだ?

っていうか、あと4年もすりゃ還暦なんですよ!
厳しいことはなしにしましょう。

さて、そんな舞台裏はともかく、
この2日間の僕の身の上をお話しましょうか。
それは・・・

同じでした。

はい。

3月にやった半月板の縫合手術のプロセスと同じ。

え? それじゃつまんない?
あ、そうだ、事前に僕がビビっていたドクターの話がまだでしたね。
今日はそこからいきましょう。
あれは手術前の最後の打ち合わせの時・・・

「で、今回の手術方法はどうやるんですか?」
「ざっくりいうと、剥がれた軟骨の破片を取り除き、
 剥がれた部分をきれいに掃除して、液状で固化するバンドエイドを貼る。
 こんなとこかな」
「へぇ〜、そうなんですか」
「あ、だけど液状の物質を使うから内視鏡ではなく、切開してやります」
「オールドファッションな?」
「そう。傷が増えるけど、ま、男性だからいいよね?」
「ええ、そりゃかまいませんが」
「内視鏡手術は流水で患部周辺を膨らませながらやるんだけど、
 それじゃバンドエイドとなる液状物質が流れちゃうでしょ?」
「なるほど。もうちょい具体的にはどんな感じでやるんです?」
「前回と反対側、膝蓋骨の外側を5センチくらい切開したあと、
 膝蓋骨をずらして、奥の大腿骨を処置するんですよ」
「ずらすっ!ひざのお皿を?」
「そう。じゃないと患部が見えないでしょ?」
「いやいやいやいや、そういう意味じゃなくて!
 お皿って取り外しできるんですか?」
「ああ、そうですよ」
「で、元に戻る?」
「もちろん」
「・・・そ、その大手術っていったい何時間かかるんです?」
「30分くらいじゃない?」
「へ?」
「この前は2時間くらいかかったけど、すぐ終わるよ。
 こっちの方が内視鏡手術より単純なんだ」

そ・・・そなの?

という話があったんですね。
ま、脳手術の時は頭かい骨だって取り外すんだし、
それを考えればひざのお皿くらい取って付けても問題・・・

ないよね?

と、ドクターの言葉を信じ、
今年2度目の手術台にのぼった僕でありました。

で、結果から申し上げますと、
麻酔から覚めた時の爽快感は前回と同じ。
気になる左ひざの状態は、痛み止めが切れてきても、
前回のような骨の芯がうずくような感じではなく、
あくまで表面が痛む感じ。

また、前回、手術直後は左足が鉛のように重く感じられて、
ほんの少しずらすだけでも難儀したのが、
よっこらせっと動かせます。

なるほど、ドクターの言っていたことは本当だったんだ。

そう安堵しつつ、
昨日の昼から今朝までチューブと電線だらけの僕でありました。

さぁ、次は今シリーズ最大の地雷原へ突入です。

to be continued...

えーじ
posted by ととら at 17:01| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2020年10月15日

入院日記パート4 その1

日本の皆さまこんにちは!

・・・あ、じゃなかった。

今回は取材旅行じゃないんだよね。

今は14時10分。
僕は某病院の7階にあるデイルームからお話しています。
窓の外には雨に煙る新宿の高層ビル群が・・・

ん〜・・・ちょっとデジャブな感じ。

と申しますのも、
僕は7カ月前に同じことを経験していたから。

そう、同じ病院に入院し、同じ病室に入り、
違いといえばベッドが以前の場所のちょうど反対側になったというだけ。

「あれ? 最近入院していましたよね?」

と看護士さんから言われるのも無理はありません。

皮肉にも体調はバ〜ッチリ。

そういうと奇異に聞こえるかもしれませんけど、
実際そうなんですよ。

3月下旬に手術してから地道にリハビリを続け、
今日なんて病院までの道中、
約16キログラムの重さがあるバックパックを背負ったまま、
50段の階段を昇降したってノープロブレム!

で、分かっているのは、
明日の朝、8時30分に再び手術台に登った後は、
まさしく体が時計を7カ月巻き戻した状態になること。

そう、また両手松葉杖からの再スタートです。

といっても世のなか悪いことばかりじゃありません。
一度やったプロセスなだけに、地雷の場所もよく分かっています。
ちょうど看護士さんから入院中のリクエストを訊かれた時に、
そこんとこをよく相談しておきました。

それは手術後に初めて車椅子に乗り込むミッションについて。

前回のように、
膝の痛みに気を取られて腕力だけで体を動かそうとすると、
また腰部椎間板ヘルニアの起爆装置がオンになってしまいます。
そこでお願いしておいたのが、

1.ミッション開始30分前にたっぷり鎮痛剤を打って下さい。
2.ミッションはコルセットを装着した状態で行います。
3.自分のペースでやりますので少々お時間を下さい。

これで大丈夫・・・な、はず・・・うん。

今日は11時に入院手続きをして、残った検査は肺活量チェックだけ。
昨夜までのドタバタが嘘のように、のんびりした時間が始まりました。
あとは明日8時半から始まる手術を待つだけです。

で、ともこは・・・

今日のランチはけっこう混んだみたいですね。
大変そうだな。
あんまり無理をしないように。

to be continued...

えーじ
posted by ととら at 16:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2020年10月14日

自分の旅のために その16

いよいよ明日は入院です。
前回と同じく計画入院ですので事前準備はバッチリ。

いや、ほんと、こういうのは取材旅行前とそっくりですね。
入院前、入院中、退院後のto do listを作り、
それを端からやっつけて行くのですから。

ちょうど今回の入院期間が2週間ということで、
取材とほぼ同じなんですよ。
違いは僕がソロということかな?

外国に行くという意味では、
コロナの影響で僕が軟禁状態となり、
病棟には家族も入れないという点で状況的に近いものがあります。

ま、日用品の交換が看護士さん経由でできますから、
出発したが最後、
残してきたことは祈るだけの取材旅行よりちょっと楽かも。

そういえば、
出発前に何かとイレギュラーなことが起こるのもお約束ですね。
そしてそれをアクロバティックにつぶして行くのも同じ。
少々くたびれてきましたが、
そんなこんなでも入院してしまえば一挙に解放されます。

そうか、こういうとこも旅と同じだな。

申し訳ないのは、元来ふたりでやることを前提としたととら亭を、
ひとりですべてやらなくてはならないともこです。

あの仕事を量的、質的にひとりでこなすのは、
超人的なパフォーマンスなんですよ。
それを前回のような一週間ならともかく、今回は倍ですからね。

ま、適宜、臨時休業やアーリークローズを取り混ぜで、
なんとかやる方向で調整しました。
ですので、急なお休みがあるかもしれませんから、
できればランチ、ディナーともにご予約をお願いします。

また同時対応人数の分散を考えてご予約を承りますので、
ご予約後の人数やご来店日時の変更には対応できないかもしれません。

皆さまのご理解とご協力を切にお願い致します。

それでは行って来ます!

えーじ
posted by ととら at 15:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2020年10月12日

自分の旅のために その15

トゥルルルルル。
トゥルルルルル。

どきっ!

「は、はい、ととら亭でございます。
 あ、ご予約ですね!」

そしてまた、

トゥルルルルル。
トゥルルルルル。

どきどきっ!

「は、はい、ととら亭でございます。
 え? 水曜日のランチですか?」

そしてまたまた、

トゥルルルルル。
トゥルルルルル。

どきどきどきっ!

「はい、と、ととら亭でございます。
 すみませんが金曜日はランチがお休みです」

はぁ・・・疲れる・・・

と、申しますのも、
今日、手術前の最終検査が終わり、
ひとつを除いて予定通り進むことになりました。

そう・・・ひとつを除いて・・・
それは・・・

PCRテスト!

ここでまたまた時計を巻き戻して、
時刻は今日の11時。

「MRI撮影、レントゲン撮影は終わりましたね。
 それでは次に入院前のPCR検査を受けて下さい」

受付でそう言われて個室を流用した簡易検査室に行ってみると、
そこには椅子がひとつ、ぽつねんと置かれていました。

そして腰かけて待つこと3分。
防護服ではなく、
ゴーグル、フェイスシールド、マスク姿の看護士さんが現れ、
インフルエンザのテストと同じく、
鼻の奥をこちょこちょ!

ほんの数秒で検査は終わりましたが、
目が点になったのは・・・

「検査結果は何分くらいで出るんですか?」
「ああ、陽性だった場合のみ、後で先生と保健所から電話が行きます。
 なかった陰性ですよ」

そ、そなの?

というわけでお店に戻って待っているのはいいんですが、
電話が鳴るたびに、

どきっ!

となるじゃありませんか!

しかも普段は静かな月曜日なのに
今日に限って夕方からやたらと電話が鳴るし。

そして間もなく時計は23時。

ここまでくればもう大丈夫でしょう。

はぁ〜・・・これでやっと手術への道が開けました。

ところが!

今日、最後の打ち合わせで、
ドクターから手術方法について説明を受けたんですけどね、
その内容は、

Seriously?(マジですか?)

なものでした。

ま、その話は入院日記パート4で、
いずれお話できる日がくるでしょう。

手術は10月16日(金)8時30分に決定です。

Pray for me.

えーじ
posted by ととら at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2020年10月10日

むふっ!

とある日のディナータイムで。

オーダーが落ち着いた時、ふとキッチンの方を振り返ると、
ともこが妙な笑みを浮かべて僕を見ています。

「・・・? な、なに?」
むふっ! むふふふふふ・・・

これでは何だか分からないと思いますが、
実際、僕にも分かりませんでした。

「どしたの?」
むふっ・・・さっきの!」
「さっきの?」

ああ、あれか!

実は30分ほど前にお帰りになった50歳代の男性のお客さまと、
こんな会話があったのです。

「今日はどうもありがとうございました」
「それにしても奥さんは美人だねぇ」
「いやぁ、そうですか?
 そんな風に言っていただけると次回は料理が山盛りで出てきますよ」
「ほんと福の神だよ!」

で、それを伝えたところ、
さっきの妙な笑顔 + むふっという笑いになったのでございます。

「あたしさぁ、褒められるの大好き!
 そういうのはみ〜んな本気にしちゃう!」

とまぁ、ここで終ればいいのですが、
翌日、商店街の先々で忙しいスタッフさんたちが、

「ねぇねぇ聞いて! 昨日ね・・・」

と掴まってしまうのは・・・

むふっ! えーじ、聞いてる?

はいはい。

えーじ
posted by ととら at 22:24| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2020年10月08日

自分の旅のために その14

だいぶポンコツ具合の進んだ僕ではありますが、
修理プロセスは順調に進んでおります。
今日も手術前の各種検査に行って参りました。

さいわい腰の具合も落ち着き、
今は左ひざに集中しています。

手術は16日。

ここまでくると後は風邪を引かないようにするなど、
体調管理が大切です。
しかし最大のハードルは来週月曜日に控えているPCRテストでしょう。

そう、今のご時世、病棟内を安全に保つため、
事前に新型コロナの検査も受けるのです。

ちなみに3月下旬の手術の時は、まだ実施されておらず、
面会も事実上スルー状態だったため、
反対に「大丈夫かしらん?」と心配でした。

その分、今回は安心度が増しましたね。
ま、僕もいっさい外出ができず、ほぼ隔離状態なので、
ともこも面会には来れません。
洗濯物の交換などは看護士さんを経由して行うそうです。

そうした意味では増員のないまま、
仕事量の増えた現場はほんとうに大変ですね。

にもかかわらず、ベッドに座っているだけの僕が、
3食上げ善据え膳で看護して頂いているとマジで恐縮してしまいます。

ま、両手松葉杖だとマグカップひとつも満足に運べませんから、
仕方がないのですが。

今日も病院のスタッフさんたちは皆さん親切でした。
次回もよろしくお願い致します。

えーじ
posted by ととら at 20:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2020年10月05日

Trial and error always!

昨日のランチタイムで。
ととら亭の『異変』に気付いた方が数名いらっしゃいました。

そう、混雑しているにもかかわらず、
料理を作っているともこがサーブもしていたのです。

そのココロは・・・

これまた時計を昨日の午前10時に巻き戻してお話を始めましょう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、掃除を始めるかな。

読書とメディテーションを終えた僕は、
CDをまったりしたアンビエント系から Van Halen に切り替え、
はたきをかけはじめました。
その時・・・

ん?・・・なんか腰がちょっと重いな・・・
ま、気のせいか。

そして掃除が進むにつれ・・・

ん〜・・・なんか妙だな。
腰の左側にあった重さが右に向かって広がって来たみたいだ。
でもま、気のせいか。

やがて時計は10時45分となり、

「朝食できたよ〜!」
「ほいほい、お、クネドリーキ(チェコの茹でパン)だ!
 美味しそうじゃないか」

ん〜・・・こりゃやっぱり何かおかしい。
腰の重さがだんだん疼痛に変わってきたぞ。

朝食を食べ終え、テーブルセットを始めた頃には、
疼痛にしびれるような感じが加わりはじめました。

痛みには2種類ある。
我慢していい痛みと、我慢しちゃいけない痛みだ。
で、これは・・・

僕はイヤな予感に包まれつつ頭の中の過去データを検索し始めました。
そこで瞬時にヒットしたのは・・・

こ、こりゃ2018年8月初旬に、
お店から救急車で運ばれたケースとそっくりじゃないか!
思い当たるきっかけはなく、とつぜん重い痛みが広がり、
様子を見ているうちに動けなくなっちまった。
遅延爆発の前兆だ!

僕は急いでファーストエイドのポーチを開け、
緊急事態用の痛み止め4点セットを飲み込みました。

時計は11時25分。

なんてこった、あとランチが始まるまで5分しかない。

「ともこ、サポーターを出してくれる?」
「え? 腰いたいの?」
「あ〜、遅延爆発10分前って感じ」
「え〜っ! 大丈夫?」
「分からない。いま薬を飲んだんだ。
 うまくいけば1時間後には痛みが引き始めるけど、
 間に合わないと・・・」
「間に合わないと?」
「1時間以内に動けなくなる」
「たいへん!」

ところが今日は日曜日。
立ち上がりから次々とお客さまがいらっしゃいます。
その最中、ホールで僕がサーブ中にハングアップしたら・・・
裸で救急搬送された事件に次ぐ、一大イベントとなってしまうでしょう。
そこで・・・

「いらっしゃいませ。ご注文はお決まりでしょうか?」

「あれ、今日はともこさんがホールに出てる」
「えーじさんは?」
「いるよ。あ、手を振ってる」

ってな『異変』となった次第でございます。

さて、そこで時計は12時15分。

「どう? 大丈夫?」
「ああ、まだビミョーだけど爆発しそうな感じはしなくなったよ。
 少し圧力が下がってきたみたい」

そして薬を飲んでから1時間15分もすると、
ほどよくラリってきたのか、
爆発の予兆となるちりちり感消えて行きました。

「よし、動き始めるよ!」

こうして13時ごろには事なきを得ましたが、
いったい何が原因だったのでしょう?
腰を急にひねったり、くしゃみをした時に引き起こされる瞬間爆発は、
何がいけなかったのか考える必要もありませんが、
今回のような遅延爆発の場合、直接的な原因がはっきりしません。

しかし、記憶をたどると、ちょっと思い当たる節がありました。

実は一昨日からトレーニングメニューを一部かえていたのですよ。
と申しますのも、3月の入院時に陥った爆発寸前事件は、
手術後はじめて車椅子に乗ろうとした際、
足の痛みに気を取られたあまり、
腕力だけで体を持ち上げて腰をひねったことが原因でした。

そこで今回も同じことを想定し、腹筋と背筋で背骨を固定することで、
爆発リスクを下げようと思ったのです。
そのためには腹筋と背筋をもう少し強化する必要がある。

で、加えたのがロシアンツイスト。

どうやらこれがまずかったようです。

「ちょっとぉっ! 
 入院前に変なトレーニングやらないでよね!」

はい。
もうちょっとで入院前入院になってしまうところでした。

気を付けます。

えーじ
posted by ととら at 22:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2020年10月03日

Only on your journey.

ととら亭に来るお客さまの年齢層は幅が広く、
たとえば、お一人でご来店された方の年齢は、
僕の知っている限りで、
下が16歳から上は93歳までいらっしゃいます。

そうした人々に接していてときどき不思議に思うのは、
ふと年齢の差を感じなくなる瞬間があること。

興味深いのは、
僕よりふた回りいじょう年下であるにもかかわらず、
(僕に子供がいたら、それくらいの年齢ですよ)
部活の後輩くらいの感じしかしない方たち。

そうした人々にはともこも同じような印象を持っているので、
共通した何かがあるのかもしれません。

ん〜・・・なんだろうね?

と考えて思い当たったのが、
価値観を自分の内側に持っていること。
そしてちょっと不器用なところ・・・かな?

彼、彼女たちはおしなべて、
どこか『ご世間一般』というファジーな価値観のコアから距離をとっており、
そこからくる同化圧に敏感です。

それでいて今の日本社会で生きて行かなくちゃならないんだから、
大変だろうなぁ・・・

と他人事のように眺めつつ、
僕らが思い浮かべているのは、そうした年頃だったころの自分。

学校にせよ、会社にせよ、それがどんな組織であれ、
その中で感じる、「何か違う」っていう違和感。
そして、本音を話したときに包まれる孤立感。

彼、彼女たちにとって僕らは反面教師でしかありませんが、
それでもひとつ、自信を持って言えることがあります。
それは、

君たちは、君たちのままでいいんだよ。

たとえいま八方ふさがりに見えても、
この星で、必要とされていない人なんていない。

居場所がなければ、作ればいい。
やることがなければ、作ればいい。

そしてその方法が、
4畳半からアクセスできるバーチャルな世界では見つからないことを、
君たちはよく知っているよね?

Welcome to the true REALITY.

君だけの旅で、君だけの答えが見つかる。

これは、僕らが不確実な自分の旅で知った、
唯一の、確実なことなのさ。

えーじ
posted by ととら at 15:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記