さまざまな格差が問題となっている今でも、
普遍的に平等なことがあります。
それは時間。
先日も年始の駅で行き交う人々を眺めていたとき、
年齢、性別、容姿はまったく違っても、
全員が例外なく、かつ同時に新年を迎えたんだな・・・
と今さらながらに納得していました。
しかし、そうは言っても、
年を越したり誕生日を迎えたとたん、
ああ、またひとつ齢を取ったのか、
という実感(体感?)はすぐわきませんよね?
僕もいろいろ故障こそあれ、
今のところ実年齢を意識することは、ほぼありません。
ところが例外的な場所があるのですよ。
それは中古CD屋と古本屋。
なぜか?
お客さんがみなオヤジばっかり!
とりわけジャズの専門店に行ってごらんなさい。
店内を見渡せば、僕より先輩の方がほとんどですよ。
そうするといかに身体能力に問題がない僕でも、
「ああ、齢を取ったんだなぁ・・・」となるわけです。
これは神保町を徘徊していても同様で、
まさか趣味で年齢を感じるようになるとは思いませんでした。
オートバイですら今やオヤジの乗り物ですからね。
そこで再びバックパックを背負って旅路に着いたとき、
僕は自分を何歳と感じるのだろう?
空港で周りを見回したとき、
若手のバックパッカーがいますように。
頼むよ、若者諸君!
えーじ