柴又のととら亭建設現場から矢切の渡しがある川岸まで、
おおむね800メートル。

(画面中央は金町浄水場の取水塔)
ここで何をしていたのか?
散歩?
違います。
実は重要なミッションがあって、
僕らは水際を延々と松戸市側まで回り込み、
市川の国府台(こうのだい)駅まで歩いていたのですよ。
それは看板の素材探し。
柴又では今までの日本語に加えて、
英語表記の木製看板も掲示する予定なのです。
そこで手ごろな流木はないものかと、
出動することになりました。
ん〜・・・これは長すぎる・・・
これじゃ幅が足りない・・・
と、矢切の渡しから北(上流)に向かって歩くこと10数分、
新葛飾橋の袂まで来たときに、
お、これいいじゃん!

大きさはイメージ通り。
しかし完ぺきではありません。
木がもろくなっていて柔らかく、
長期使用には防腐処理が必要だろうなぁ・・・。
そこで僕らは再び歩き出し、
新葛飾橋を渡って千葉県の松戸市側へ。
そう、葛飾区は東京23区の東のはずれ。
なかでも柴又はそのさらにはずれで、
直線距離にすると、
ととら亭から千葉県までたった800メートルしかありません。
そして川を渡った僕らは驚きました。
柴又の対岸に広がるのは農地!
ネギやキャベツが青々としているじゃないですか。
あ〜、思えば遠くへ来たもんだ。
さて気を取り直して、
今度は江戸川の川下にある市川市の国府台駅を目指します。
ところが!
流木のある川岸へ行けません。
新葛飾橋から北総線の鉄橋までの1500メートルは、
江戸川ラインゴルフ場となっており、
ボールが飛んでくる川岸には入れないのです。
仕方ないね。
そこでその区間を迂回し、
北総線の鉄橋下からミッション再開。
しかし江戸川の東岸側は入れるエリアが限られていただけではなく、
水際まで葦が繁茂していて近付けなかったり、
コンクリートの護岸で流木の引っかかるポイントがなかったりで、
結局、収穫は先のひとつのみ。
ま、これを保険として、また探しに来たいと思います。
えーじ