1週間延期していた自動車を引き取りに、
ともこの実家がある高崎市まで行ってきました。
修理をお願いしていたのは、
信越本線の群馬八幡駅から徒歩20分ほどのところにある、
スズキアリーナトヨナガ高崎八幡。
ものがものだけに、今回、依頼先は慎重に選んだのですよ。
と申しますのも、
義父の形見のジムニーは、初年登録が平成9年のE-JA22W型。
それがまた10年間、車庫で眠っていたのですからね。
御年26歳の状態をたとえるなら復活前の宇宙戦艦ヤマト。
しかし僕の心配は杞憂だったことがすぐわかりました。
相談を始めてすぐ、店長さんの状態報告や修理提案を聞くうちに、
「ああ、ここなら安心だ!」という確信が得られてきたからです。
電話では何度もやり取りしていましたが、
昨日お会いしてみて更に納得。
店長さんはどう見ても同世代じゃないですか。
どおりで修理方針にギャップがなかったわけです。
話をしていて、
バイク仲間の整備工場で機械をいじっていたころを思い出したのも、
なるほど、という感じでした。
「久しぶりに車らしい車を修理できて、工場も盛り上がっていたんですよ」
うんうん、わかりますとも。
最近、道路を走っているのは自動車、バイクを問わず、
ほとんど半分家電品ですからね。
(この型のジムニーは本当の「パワー」ウインドウでもあります。
もちろんマニュアルトランスミッション)
そこでこれまた2012年1月以来、
久しぶりにハンドルを握る僕も新しいものに接するのではなく、
かつて体で覚えたことを思い出せばOK。
人間、自動車ともに10年ぶりの公道走行です。
最初はアクセルのリアクションやクラッチの繋がり具合に、
「お? よよよ?」となりましたが、
ともこの実家が近付いてきたころには、
お互い次第に馴染み始めました。

僕らは彼を、色と形のイメージから「ぐり丸」と命名。
まだともこの実家に居候中ですが、
ここ1カ月間以内に柴又へ連れてくるつもりです。
あ、もしかしたらその前に、
これまた久しぶりの国内旅行に出るかも?
春ですからね。
えーじ