2022年05月22日

D.I.Y. as usual. その9

住所変更のお役所回りや工事の打ち合わせの傍ら、
家具作りも急ピッチで進んでおります。

何といっても押入れはただのがらんどう。
加えてまともな家具を持たない僕らが、
段ボール箱とおさらばするには、
収納の問題をD.I.Y.で解決するしかありません。

この件、先日もちょろっと触れましたが、
さすがに数をこなしたおかげでペースが速くなりました。

たとえばやたらと場所を取っている音楽CD。
これってぴったり収納するには手ごろな既製品が少なく、
自分で使いやすいサイズのものを作っています。
そのプロセスをざっとご紹介しますと・・・

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素材の裁断シーンは先日お見せしましたから、今日はその続き。
まずはパーツの組み立てです。
使うツールは直角定規、巻き尺、そしてインパクトドライバー。

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設計や裁断でミスると、ここで「あちゃ〜・・・」となります。
1ミリは許容範囲ですが3ミリ以上ずれたら、
接合部分で隙間ができたり、斜めに傾いだり・・・
芸術は爆発だ、風のアヴァンギャルドな家具になってしまうのです。
ま、ある程度は修正できますけどね。

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組み立て後のニス塗りはともこが担当。
料理と木工は別物ですが、手先の器用さは共通項。
ナッペ(ケーキ等の生クリーム塗り)の要領で、
CDラックのニスもむらなくきれいに塗っています。

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ニスは扱いやすい水性。
乾燥はベランダで天日干しです。
ここではCDラックのほか、本棚のパーツも同時進行中。

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ニスが乾いたら設置です。
置くだけなら簡単ですが、こうした吊り棚の場合、
間柱に固定しなければならないため、
ちょっとテクが必要なんですよ。
僕はセンサー式と針式の下地センサーを使って、
ねじくぎを打ち込む場所を特定しています。
昔は壁を叩いて音で判断していましたが、
今は便利なツールがありますね。

家具作りの進捗と比例して段ボール箱が減ってきました。
それに伴い、
少しずつ寅ちゃんは生活機能を身に付け始めています。
まだキッチンは使えず、風呂も銭湯通いのままですが、
音楽が聴けるようになったのは嬉しいですね。

さて、明日も午前中から押入れの中の棚づくり。
早く終わったら靴箱の内部に取り掛かる予定。
Handmade TOTORATEI...でございます。

えーじ
posted by ととら at 22:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記