2022年05月26日

銭湯追憶

フツーが普通にはならない僕らの旅。
新居に移り住んで2週間が経ちましたけど、
銭湯通いはまだ続いています。

しかし慣れてしまうと、
徒歩10分の距離はそれほど苦になりません。
季節がいいので、
風呂上りは夕涼みがてら散歩をするのもまた一興。

また、ちょっと前にお話しましたが、
広い湯船につかりながらレトロな雰囲気に浸っていると、
遠い昔にタイムスリップしたような気がしてきます。

そんな気分のせいか、銭湯の外で待ち合わせしていたとき、
ふと、中学生のころよく聴いた、
かぐや姫の「神田川」を思い出しました。
歌詞のように、
僕らが住んでいるのは三畳一間の小さな下宿ではありませんが、
2万5千円で買ったモーリスのフォークギターで、
この曲をつま弾いていたころ、
45年後の自分が同じようなことをしているとは、
夢にも思わなかったなぁ・・・

あのころ、漠然と思い描いていた大人に、
僕はなれたのだろうか?

心の中にいる、少年のままの自分が、
「まぁ、そこそこいいんじゃない?」
そんな風に言っているような気もします。

さて、今日の仕事も終わりました。
今夜もひと風呂浴びに行きましょうか。

えーじ
posted by ととら at 18:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記