フツーが普通にはならない僕らの旅。
新居に移り住んで2週間が経ちましたけど、
銭湯通いはまだ続いています。
しかし慣れてしまうと、
徒歩10分の距離はそれほど苦になりません。
季節がいいので、
風呂上りは夕涼みがてら散歩をするのもまた一興。
また、ちょっと前にお話しましたが、
広い湯船につかりながらレトロな雰囲気に浸っていると、
遠い昔にタイムスリップしたような気がしてきます。
そんな気分のせいか、銭湯の外で待ち合わせしていたとき、
ふと、中学生のころよく聴いた、
かぐや姫の「神田川」を思い出しました。
歌詞のように、
僕らが住んでいるのは三畳一間の小さな下宿ではありませんが、
2万5千円で買ったモーリスのフォークギターで、
この曲をつま弾いていたころ、
45年後の自分が同じようなことをしているとは、
夢にも思わなかったなぁ・・・
あのころ、漠然と思い描いていた大人に、
僕はなれたのだろうか?
心の中にいる、少年のままの自分が、
「まぁ、そこそこいいんじゃない?」
そんな風に言っているような気もします。
さて、今日の仕事も終わりました。
今夜もひと風呂浴びに行きましょうか。
えーじ