工事と言っても大工仕事だけとは限りません。
オープン前にはこんなこともやっておりました。
まずはこれ。

TRePのプランAだった「古民家改造レストラン」は、
内見初日にもろくも崩れ去り、
ボロボロ過ぎた古民家が解体された跡地から出土したのがこれ。
大谷石です。
これは使える!
別途処分費用がかかるという解体業者さんに、
そのままにしておいて下さい!
と、すかさず伝えた僕でありました。
で、次が、

敷石。
野方での街歩きでよそ様の庭を見ながら吟味を重ね、
選び抜いたものです。
しかし見落としたのがお店からの輸送方法。
これ、一袋が10キロもあるんですよ。
ってことは10袋で100キロ、その倍は200キロ!
最低でもそれくらいは必要だよな・・・
と思いつつも、ぐり丸の最大積載量って何キロだったっけ?
で、積んでみたらフロントがだいぶ浮いてしまいました。
対向車の皆さま、すみません。
ハイビームで走っていたわけではないのです。
え? ところで何をしてるんだ?
おっと前置きが抜けていました。

素材が揃ったところで始めたのはファサードの外構工事です。
ともこは右側の砂利撒きから。
僕は塀の看板を下から照らすスポットライト用の穴掘り。

ステップ2は大谷石を配置して全体のバランスを取ります。
ふむふむ、いい感じですね。
そして・・・

どうです? 形になったでしょ?
しかしこれで完成ではありません。
もうひとつ素材を手に入れるために・・・

江戸川まで行って流木拾い!
これも形をよく吟味しなければならないのです。
夕闇が迫るなか、僕らは金町まで探しに行ったのでした。
(ともこの後ろは金町浄水場の取水塔)
そして・・・

じゃぁ〜ん、できましたぁ〜!
旅の食堂ととら亭、手作りなのは料理だけではなく、
お店の随所もこうしてハンドメイドなのであります。
えーじ
P.S.
予算の都合でね。