さぁ、準備を進めよう!
と、気合が入ったところでコロナ感染の缶詰状態。
まさしく僕らの旅(人生?)を象徴するかのような出来事でしたが、
プランBは毎度のことですので、
あれこれ手段を変えて準備しておりました。
これもまた旅のウォームアップ・・・
ということにしましょう。
いきなり躓いた入出国に伴うワクチン接種証明も、
中野区分、葛飾区分の両方をゲット。
スマホを機種変したおかげで「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」も動き、
手軽な電子版もOK。
次はインドネシア政府が求めている、
新型コロナ管理ソフト「PeduliLindungi」です。
(こりゃなんて発音するんだ? ペドリリドゥギ?)
インストールしようとしたら、
「アクティベーションコードをWhatsAppで送りました」とな!?
おいおい、またSNSを入れにゃならんの?
僕はLINEですら、しょうがなくインストールしてるんだけどな。
む〜・・・困ったもんだ。
とりあえず電話帳をリンクさせなければ面倒にならないか。
で、コードを受け取って設定。
パスポートと新型コロナワクチン接種証明書の画像データを送付し、
申請して待つこと1時間半。
「おめでとうございます! 承認されました」
とメッセージが・・・
さんきゅ〜べりまっち。
同じようにともこのスマホも設定し、
次は日本の「Visit Japan」か。
これは出国後でも設定できそうなので今はパス。
時間はたっぷりあると思っていたら、
出発間際にいろいろあって、結局慌ただしくなってしまいました。
というわけで時計を見れば24:47。
明日(というかもう今日)は4時半起きの5時出発というのに、
まだパッキングが終わっていません。
2時間くらいは仮眠が取れるかな?
ま、機内食を食べ終わったところで爆睡。
気が付けば経由地のシンガポールに着陸ってシナリオか。
3年のブランクがあっても、こうなることはお約束なんですね。
それでは次はバリ島のウブドから。
行ってきます!
えーじ
2023年01月31日
2023年01月27日
ともこの文明開化
僕のiPhone 6s Plusは、
まだかろうじてアップルのサポートを受けられていますが、
一昨日、前倒しで機種変更をしてきました。
と申しますのも、サポートは続いているものの、
必要なデジタル庁の「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」などが、
もう動かないのですよ。
そこで仕方なく買い替えというわけです。
しかしiPhoneではありません。
最低でも14万円を超える価格は、
所詮また数年で買い替えさせられることを考えると、
いかがなものかと思いまして。
そもそも僕はアップル信者でもありませんし。
(というか、特定のメーカーや機種に愛着はないのです)
加えて、これを2台買わねばならない事情もありました。
そう、ついにともこさんもガラケーからスマホになったのです!
ま、イヤイヤですが。
実のところこれは僕も同じでして、
正直、個人的には必要ないのですけどね。
情報端末はPCでこと足りていますから。
しかしながら旅をするとなると、
航空券がe-チケットになったり、
ホテルの部屋の開錠ナンバーがショートメール送られてきたり、
はてやスマホのアプリが入国の条件になったりしてるでしょ?
こうなるともうイヤでも持たざるをえません。
これも今でいう「同調圧力」ってやつかしらん?
ちなみに行政まで、
「税務相談の予約はLINEからのみ」なんてつれないことをするからなぁ。
困ったもんだ。
で、困るのはそれだけじゃありません。
OSがiOSからAndroidに変わり、
「ん〜? コンパネはどこだ?」なんてやっているところに、
「えーじ、メールってどうやるの?」
「あ!変なの出てきちゃった!OKしていい?」
とまぁ、家庭内サポセンコールがじゃんじゃん入り始めまして。
これも折り込み済みだったとはいえ、
仕事が増えるのも困ったものでございます。
えーじ
まだかろうじてアップルのサポートを受けられていますが、
一昨日、前倒しで機種変更をしてきました。
と申しますのも、サポートは続いているものの、
必要なデジタル庁の「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」などが、
もう動かないのですよ。
そこで仕方なく買い替えというわけです。
しかしiPhoneではありません。
最低でも14万円を超える価格は、
所詮また数年で買い替えさせられることを考えると、
いかがなものかと思いまして。
そもそも僕はアップル信者でもありませんし。
(というか、特定のメーカーや機種に愛着はないのです)
加えて、これを2台買わねばならない事情もありました。
そう、ついにともこさんもガラケーからスマホになったのです!
ま、イヤイヤですが。
実のところこれは僕も同じでして、
正直、個人的には必要ないのですけどね。
情報端末はPCでこと足りていますから。
しかしながら旅をするとなると、
航空券がe-チケットになったり、
ホテルの部屋の開錠ナンバーがショートメール送られてきたり、
はてやスマホのアプリが入国の条件になったりしてるでしょ?
こうなるともうイヤでも持たざるをえません。
これも今でいう「同調圧力」ってやつかしらん?
ちなみに行政まで、
「税務相談の予約はLINEからのみ」なんてつれないことをするからなぁ。
困ったもんだ。
で、困るのはそれだけじゃありません。
OSがiOSからAndroidに変わり、
「ん〜? コンパネはどこだ?」なんてやっているところに、
「えーじ、メールってどうやるの?」
「あ!変なの出てきちゃった!OKしていい?」
とまぁ、家庭内サポセンコールがじゃんじゃん入り始めまして。
これも折り込み済みだったとはいえ、
仕事が増えるのも困ったものでございます。
えーじ
2023年01月23日
コロナ日記 その10 最終回
今日から営業を再開しました。
休業期間は11日半に及びましたが、
さいわい3年前に想定したようなシビアさはなく、
計画通り元のレールに戻せた、といったところでしょうか。
まぁ、新型コロナといえば、
まだまだ旬な話だとは思いますけど、
怪我慣れ、病気慣れしている僕らからすると、
いろいろあったうちのひとつでしかありません。
実際、もっとやばかったケースがいくらでもありますからね。
なのでこれが最後とも考えていません。
当然のことながら、この後も日本で、外国で、
うげぇ〜・・・っとなることはあるでしょう。
(もちろんなるべく避けたいですが)
そこで大切なのは、可能な範囲でそれを予防することと、
感染することを前提としたカードを持つこと。
そして土壇場で過剰反応することなく、
クールに対応することなんですよ。
言い換えると一般的な危機管理と同じく、
迅速な状況の把握、被害の拡大を防ぐ初期対応、
最後に復旧のシナリオの立案と実行となりましょうか。
今回もいい勉強になりました。
次に備えてこの経験を活かして行きたいと思います。
End
えーじ
休業期間は11日半に及びましたが、
さいわい3年前に想定したようなシビアさはなく、
計画通り元のレールに戻せた、といったところでしょうか。
まぁ、新型コロナといえば、
まだまだ旬な話だとは思いますけど、
怪我慣れ、病気慣れしている僕らからすると、
いろいろあったうちのひとつでしかありません。
実際、もっとやばかったケースがいくらでもありますからね。
なのでこれが最後とも考えていません。
当然のことながら、この後も日本で、外国で、
うげぇ〜・・・っとなることはあるでしょう。
(もちろんなるべく避けたいですが)
そこで大切なのは、可能な範囲でそれを予防することと、
感染することを前提としたカードを持つこと。
そして土壇場で過剰反応することなく、
クールに対応することなんですよ。
言い換えると一般的な危機管理と同じく、
迅速な状況の把握、被害の拡大を防ぐ初期対応、
最後に復旧のシナリオの立案と実行となりましょうか。
今回もいい勉強になりました。
次に備えてこの経験を活かして行きたいと思います。
End
えーじ
2023年01月22日
コロナ日記 その9
何をやるにしても、
最も重要なリソースはおカネより時間。
いつまでも減らない僕のタスクもとどのつまり、
優先度と時間の天秤にかけて、
手前から片付けているのが実情です。
そうした意味で、この休業期間は収入が止まりこそすれ、
時間が生まれたのは大きなメリットでした。
ならば、
まとまった時間がないとできないことにフォーカスしよう!
というわけで7月の開業以来手付かずだった、
大工仕事をやることにしたのです。
柴又のととら亭はまだ完成していません。
そういうと「え? もう営業しているじゃないですか?」
と怪訝な顔をする方もいらっしゃいますが、
ととら亭の構築は、ハード、ソフトともに、
アジャイル型の開発スタイルを取っているのですよ。
これは必要最低限の機能を実装した段階でリリース(開業)し、
後は現場で運営しながら2次機能部分を追加したり、
既存の部分を改修したりしながら完成度を高めるという、
システム開発で使われている手法。
とりわけデザイン面は予算の都合でD.I.Y.部分が多く、
僕の作業待ちがしこたまありまして。
その中のひとつがカウンターの装飾。

下がり壁とカウンターを繋ぐ柱の手前には格子があり、
アストロラーベなどをディスプレイするデザインだったのですが、
今回ようやく作ることが出来ました。
(白木の部分)
例によって役割分担は、僕がデザインと形作り。

次にともこが塗装します。
今回の塗料はホールの天井やカウンターと同じものを使いました。
店舗工事の職人さんが置いて行ってくれたものです。

これで完成!
いかがです? いい感じでしょう?
通路面にディスプレイしたのはアルメニアのエレバンで買った、
アルメニア語のアルファベットレリーフ。
カウンター側はモロッコのマラケシュで手に入れた、
本物のアストロラーベです。
他にも小物では、
ビールディスペンサー裏の目隠しパネルも作りました。
僕らはこうした大工仕事が大好きでして、
次は住居部分でベッドのヘッドボードや、
電子ピアノやシンセサイザーを収納するラックも作る予定です。
春になったら2〜3日お休みしてやろうかな?
さて、明日から営業再開です。
それに向けて、ただいまホールの大掃除中。
微妙にアップグレードしたととら亭で、
皆さまのご来店をお待ちしています。
to be continued...
えーじ
最も重要なリソースはおカネより時間。
いつまでも減らない僕のタスクもとどのつまり、
優先度と時間の天秤にかけて、
手前から片付けているのが実情です。
そうした意味で、この休業期間は収入が止まりこそすれ、
時間が生まれたのは大きなメリットでした。
ならば、
まとまった時間がないとできないことにフォーカスしよう!
というわけで7月の開業以来手付かずだった、
大工仕事をやることにしたのです。
柴又のととら亭はまだ完成していません。
そういうと「え? もう営業しているじゃないですか?」
と怪訝な顔をする方もいらっしゃいますが、
ととら亭の構築は、ハード、ソフトともに、
アジャイル型の開発スタイルを取っているのですよ。
これは必要最低限の機能を実装した段階でリリース(開業)し、
後は現場で運営しながら2次機能部分を追加したり、
既存の部分を改修したりしながら完成度を高めるという、
システム開発で使われている手法。
とりわけデザイン面は予算の都合でD.I.Y.部分が多く、
僕の作業待ちがしこたまありまして。
その中のひとつがカウンターの装飾。

下がり壁とカウンターを繋ぐ柱の手前には格子があり、
アストロラーベなどをディスプレイするデザインだったのですが、
今回ようやく作ることが出来ました。
(白木の部分)
例によって役割分担は、僕がデザインと形作り。

次にともこが塗装します。
今回の塗料はホールの天井やカウンターと同じものを使いました。
店舗工事の職人さんが置いて行ってくれたものです。

これで完成!
いかがです? いい感じでしょう?
通路面にディスプレイしたのはアルメニアのエレバンで買った、
アルメニア語のアルファベットレリーフ。
カウンター側はモロッコのマラケシュで手に入れた、
本物のアストロラーベです。
他にも小物では、
ビールディスペンサー裏の目隠しパネルも作りました。
僕らはこうした大工仕事が大好きでして、
次は住居部分でベッドのヘッドボードや、
電子ピアノやシンセサイザーを収納するラックも作る予定です。
春になったら2〜3日お休みしてやろうかな?
さて、明日から営業再開です。
それに向けて、ただいまホールの大掃除中。
微妙にアップグレードしたととら亭で、
皆さまのご来店をお待ちしています。
to be continued...
えーじ
2023年01月21日
コロナ日記 その8
臨時休業も10日目。
指定された自宅隔離期間は昨日で終わりました。
念のため「自主的な感染予防行動の徹底期間」とされる、
明日までお店は休業ですが、僕らは元気にしています。
僕は木曜日から軽い筋トレを始め、
今日は夕方暗くなってからショートコースのジョギングへ。
なんと11日ぶりの外出です。
思えば柴又での仕事が始まって以来、
一歩も外へ出ない日が多くなりました。
と申しますのも、
いわゆる「自宅」に相当する2階で寝起きし、
1階のととら亭へ「出勤」。
合間に3階の「事務所」でデスクワークとなると、
外へ出るきっかけが全然ないじゃないですか。
オフに用事で出かけることを除けば、
今日のようにジョギングが唯一の理由になってしまいました。
野方時代はアパートとお店のあった野方5丁目で、
生活がすべて完結していましたが、
今度はさらに世界が小さくなってしまったような・・・
在宅勤務というのも楽なようでいて考えものですね。
ともあれ、そういう生活に慣れているせいか、
10日間を超える自宅療養もここまであっという間でした。
明日はお店の再起動に向けて大掃除です。
そろそろレールを元に戻しましょう。
to be continued...
えーじ
指定された自宅隔離期間は昨日で終わりました。
念のため「自主的な感染予防行動の徹底期間」とされる、
明日までお店は休業ですが、僕らは元気にしています。
僕は木曜日から軽い筋トレを始め、
今日は夕方暗くなってからショートコースのジョギングへ。
なんと11日ぶりの外出です。
思えば柴又での仕事が始まって以来、
一歩も外へ出ない日が多くなりました。
と申しますのも、
いわゆる「自宅」に相当する2階で寝起きし、
1階のととら亭へ「出勤」。
合間に3階の「事務所」でデスクワークとなると、
外へ出るきっかけが全然ないじゃないですか。
オフに用事で出かけることを除けば、
今日のようにジョギングが唯一の理由になってしまいました。
野方時代はアパートとお店のあった野方5丁目で、
生活がすべて完結していましたが、
今度はさらに世界が小さくなってしまったような・・・
在宅勤務というのも楽なようでいて考えものですね。
ともあれ、そういう生活に慣れているせいか、
10日間を超える自宅療養もここまであっという間でした。
明日はお店の再起動に向けて大掃除です。
そろそろレールを元に戻しましょう。
to be continued...
えーじ
2023年01月18日
コロナ日記 その7
この抗原検査結果が陰性であれば、
明日には自主隔離から解放される。
そこでトライした結果は、
えーじ = 陰性
ともこ = 陽性
はぁ〜・・・
というわけで、19日からの営業は延期。
大事を取って再開は23日(月)からとなりました。
ともあれ、
これもいつかは越えねばならないハードルと考えれば、
タイミング的にはラッキーだったといえるかもしれません。
(ご予約をキャンセルさせて頂いたお客さまには、
申し訳ありませんでしたが)
たとえばこれが取材先の外国だったとしたら、
症状がより深刻だったとしたら、
ハードルの高さは数倍になっていたと思います。
また、今後に備えた経験値としても役に立つでしょう。
なぜなら当分このリスクは何をするにも伴うものだからです。
現時点で新型コロナウイルスが撲滅不可能であり、
免疫回避の変異が早い性質を考えると、
継続的にワクチンを接種しても、
また今回のように感染してしまうのは、
インフルと同じく避けられません。
ですからこれは終わりではなく、始まりなんですよ。
初の正月営業が収益よりデータ収集を目的としたように、
今回の新型コロナ感染は療養過程で、
さまざまなデータと課題を提供してくれました。
営業が先送りになったことも、
自主隔離で生まれた時間がその整理に役立っていると思えば、
あながちマイナスばかりではないでしょう。
というわけで熱が下がって以来、
僕らは営業と外出を除き、
普段通りのタイムテーブルで生活しています。
喉の違和感がほぼなくなり、
涙と鼻水で情けない顔もまともに見れるようになってきたので、
ぼちぼち軽くトレーニングも始めようかしらん?
まずは部屋の掃除からだな。
to be continued...
えーじ
明日には自主隔離から解放される。
そこでトライした結果は、
えーじ = 陰性
ともこ = 陽性
はぁ〜・・・
というわけで、19日からの営業は延期。
大事を取って再開は23日(月)からとなりました。
ともあれ、
これもいつかは越えねばならないハードルと考えれば、
タイミング的にはラッキーだったといえるかもしれません。
(ご予約をキャンセルさせて頂いたお客さまには、
申し訳ありませんでしたが)
たとえばこれが取材先の外国だったとしたら、
症状がより深刻だったとしたら、
ハードルの高さは数倍になっていたと思います。
また、今後に備えた経験値としても役に立つでしょう。
なぜなら当分このリスクは何をするにも伴うものだからです。
現時点で新型コロナウイルスが撲滅不可能であり、
免疫回避の変異が早い性質を考えると、
継続的にワクチンを接種しても、
また今回のように感染してしまうのは、
インフルと同じく避けられません。
ですからこれは終わりではなく、始まりなんですよ。
初の正月営業が収益よりデータ収集を目的としたように、
今回の新型コロナ感染は療養過程で、
さまざまなデータと課題を提供してくれました。
営業が先送りになったことも、
自主隔離で生まれた時間がその整理に役立っていると思えば、
あながちマイナスばかりではないでしょう。
というわけで熱が下がって以来、
僕らは営業と外出を除き、
普段通りのタイムテーブルで生活しています。
喉の違和感がほぼなくなり、
涙と鼻水で情けない顔もまともに見れるようになってきたので、
ぼちぼち軽くトレーニングも始めようかしらん?
まずは部屋の掃除からだな。
to be continued...
えーじ
2023年01月17日
コロナ日記 その6
「つまんない!」
4半世紀を超えた、ともことのパートナーシップ。
この歳月から学んだ僕にとって、
自宅待機の「つまんない!」事態もまた折り込み済みでした。
僕らも似たもの夫婦の一例に漏れませんが、
そこには大きな例外もあります。
それは、のんびりできるか?できないか?
僕は制限さえなければ、どこまでものんびりしてしまいますが、
彼女にとって、これは最も苦手とすることのひとつ。
もちろん病気で動けないときは観念しています。
ところが今回のように、
自覚症状が全くない状態でじっとしているのは、
我慢がならないことなのですね。
ま、それもあと数日で終わりますから、
(たぶん・・・I hope so...)
ここはひとつ、たまにはテレビでも見てもらって。
良い子にしていて頂きましょう。
それにしても皮肉なのは、これまでの成り行きです。
そもそものスタートは、
ともこが新型コロナの陽性になってしまったことでした。
しかし、その本人に自覚症状がない。
つまりフツーに元気いっぱいです。
で、2回の抗原検査も陰性だった脇役の僕が、
喉の違和感 → 発熱 となり、名実ともに病人そのもの。
しかも熱が下がったと思ったら、今度は花粉症のような症状が始まり、
今や涙と鼻水で、同情なくして見れないご面相になっております。
ちなみに二人とも4回の新型コロナワクチンだけではなく、
インフルエンザワクチンも打っているんですよ。
それでこの体たらくですから、
人知を過信するべからずという格言も説得力を持ちますね。
さて、病院の指導によれば、今日の抗原検査結果が陰性であれば、
明日で自主隔離は解除してもいいそうな。
結果オーライだとしても念のためもう一日休んで、
木曜日からととら亭を再開しようと思っています。
(明日また別の何かが起こるのかもしれませんが・・・)
はたしてテスターに現れる結果は、
陽性の2本線か? それとも陰性の1本線か?
Let's roll the dice again!
to be continued...
えーじ
4半世紀を超えた、ともことのパートナーシップ。
この歳月から学んだ僕にとって、
自宅待機の「つまんない!」事態もまた折り込み済みでした。
僕らも似たもの夫婦の一例に漏れませんが、
そこには大きな例外もあります。
それは、のんびりできるか?できないか?
僕は制限さえなければ、どこまでものんびりしてしまいますが、
彼女にとって、これは最も苦手とすることのひとつ。
もちろん病気で動けないときは観念しています。
ところが今回のように、
自覚症状が全くない状態でじっとしているのは、
我慢がならないことなのですね。
ま、それもあと数日で終わりますから、
(たぶん・・・I hope so...)
ここはひとつ、たまにはテレビでも見てもらって。
良い子にしていて頂きましょう。
それにしても皮肉なのは、これまでの成り行きです。
そもそものスタートは、
ともこが新型コロナの陽性になってしまったことでした。
しかし、その本人に自覚症状がない。
つまりフツーに元気いっぱいです。
で、2回の抗原検査も陰性だった脇役の僕が、
喉の違和感 → 発熱 となり、名実ともに病人そのもの。
しかも熱が下がったと思ったら、今度は花粉症のような症状が始まり、
今や涙と鼻水で、同情なくして見れないご面相になっております。
ちなみに二人とも4回の新型コロナワクチンだけではなく、
インフルエンザワクチンも打っているんですよ。
それでこの体たらくですから、
人知を過信するべからずという格言も説得力を持ちますね。
さて、病院の指導によれば、今日の抗原検査結果が陰性であれば、
明日で自主隔離は解除してもいいそうな。
結果オーライだとしても念のためもう一日休んで、
木曜日からととら亭を再開しようと思っています。
(明日また別の何かが起こるのかもしれませんが・・・)
はたしてテスターに現れる結果は、
陽性の2本線か? それとも陰性の1本線か?
Let's roll the dice again!
to be continued...
えーじ
2023年01月16日
コロナ日記 その5
その3でコロナ感染も2019年の時点で折り込み済みだった、
とお話しましたが、そのシナリオの中には、
今回のブログのようなカミングアウトも既に含まれていました。
それというのも、当時から言い続けていましたように、
新型コロナを人災にするべきではないと思っていたからなのです。
だって実際に罹患して苦しんだり亡くなったりした人がいるなかで、
患者さんに向かって「バイキンあっち行け!」みたいに、
傷に塩を塗るのは、同じ人間として悲しいと思いません?
皆さんはそうした社会に住みたいですか?
だから僕はお店でもお客さまをばっちいと考えたことはありません。
使い終わった食器やおしぼりを片付けるとき、
気持ち悪いと思ったこともない。
一般的な飲食店の対応として、
こまめに手を洗えばいいことです。
それに感染した経験のある方なら説明不要ですが、
自分なりに気を付けていても感染しちゃうでしょ?
しかもそのきっかけなんて、まず覚えてないだろうし。
今の社会で感染を完全に防ぐことは不可能なんですよ。
だから世界的に「打倒コロナ」が「ウイズコロナ」になっちゃった。
自らの力を過信するべからずというのは手垢にまみれた格言ですが、
自らを人類に置き換えることを叡智というのだと僕は考えています。
僕ら人類は自分たちが考えているほどクレバーでもワイズでもない。
違います?
繰り返しになりますが、
患者さんに必要なのは社会的なバッシングではなく、
ヘルプなんですよ。
理由は簡単。幼稚園の子供だって分かります。
自分がやられてイヤなことは他人にもしない。
それをポジティブに言い換えるなら、
自分が相手の立場だったら、どうして欲しいのかイメージしてみる。
そしてそれをやれる範囲で実行すればいい。
何も難しい話じゃない。
僕はともこが新型コロナウイルスに感染したことを、
社会的に悪いことだとも個人的に恥ずかしいことだとも考えていません。
これは彼女の名前とあなたの名前を入れ替えても同じことです。
感染症と共存するには、医学的知識だけではなく、
ひとりひとりに共助の意思が求められる。
そう僕は素朴に信じております。
to be continued...
えーじ
とお話しましたが、そのシナリオの中には、
今回のブログのようなカミングアウトも既に含まれていました。
それというのも、当時から言い続けていましたように、
新型コロナを人災にするべきではないと思っていたからなのです。
だって実際に罹患して苦しんだり亡くなったりした人がいるなかで、
患者さんに向かって「バイキンあっち行け!」みたいに、
傷に塩を塗るのは、同じ人間として悲しいと思いません?
皆さんはそうした社会に住みたいですか?
だから僕はお店でもお客さまをばっちいと考えたことはありません。
使い終わった食器やおしぼりを片付けるとき、
気持ち悪いと思ったこともない。
一般的な飲食店の対応として、
こまめに手を洗えばいいことです。
それに感染した経験のある方なら説明不要ですが、
自分なりに気を付けていても感染しちゃうでしょ?
しかもそのきっかけなんて、まず覚えてないだろうし。
今の社会で感染を完全に防ぐことは不可能なんですよ。
だから世界的に「打倒コロナ」が「ウイズコロナ」になっちゃった。
自らの力を過信するべからずというのは手垢にまみれた格言ですが、
自らを人類に置き換えることを叡智というのだと僕は考えています。
僕ら人類は自分たちが考えているほどクレバーでもワイズでもない。
違います?
繰り返しになりますが、
患者さんに必要なのは社会的なバッシングではなく、
ヘルプなんですよ。
理由は簡単。幼稚園の子供だって分かります。
自分がやられてイヤなことは他人にもしない。
それをポジティブに言い換えるなら、
自分が相手の立場だったら、どうして欲しいのかイメージしてみる。
そしてそれをやれる範囲で実行すればいい。
何も難しい話じゃない。
僕はともこが新型コロナウイルスに感染したことを、
社会的に悪いことだとも個人的に恥ずかしいことだとも考えていません。
これは彼女の名前とあなたの名前を入れ替えても同じことです。
感染症と共存するには、医学的知識だけではなく、
ひとりひとりに共助の意思が求められる。
そう僕は素朴に信じております。
to be continued...
えーじ
2023年01月15日
コロナ日記 その4
2度目の抗原検査の結果は・・・
陰性でした。
ふ〜・・・
取りあえず現状は、ダブルコロナじゃなかったな。
昼を過ぎると喉の具合もだいぶ良くなってきました。
何に感染したか分かりませんが、
この調子で行けば、
明日には二人とも家の中で普通に動けるでしょう。
さて、もうひと眠りするか。
そう安心した矢先に・・・
ん〜・・・なんか寒いな。
暖房の温度を上げよう。
あれ、室温は24度もあるぞ。
僕はもう一枚フリースを着こんで仕事部屋の簡易ベッドにもぐりこみ、
なんか寒気がする。
まさか・・・
検温した結果は37度2分。
ありゃ、熱が出始めちゃった。
しかも寒気がするからには、まだ上がるということだ。
カロナールを飲んでおこう。
悪い予想は当たり、
2時間もしないうちに37度9分になりました。
時計は16時。
おいおい、のどの痛みの次は発熱か。
やってくれるねぇ・・・
18時にはより具合が悪くなったので、
もう一度検温すると、
37度9分。
へぇ、さっきと変わらないとは。
カロナール効いてないのかな?
なんかどんどん悪化しているような・・・
20時。
「えーじ、どう?」
「熱が出てだいぶ病人らしくなったよ。
これならずる休みしている感じはないな」
「熱は?」
「測ってみよう」
「37度9分だって」
「・・・? まじ? 体感的には38度台なんだけどな。
それに2時間置きの3回計測で値が全部同じなのは妙だ」
「これ古い体温計でしょ? 新しいのを使ってみれば?」
そこで再計測すると・・・
「大変!38度7分もある!」
「僕もそっちの体温計の意見に賛成だ」
「どうしよ?」
「カロナールじゃ効かないとなると・・・
手持ちじゃ、ボルタレンの座薬しかない」
そうして待つこと1時間。
「どう?」
「さすが座薬は効きが早い。だいぶ楽になってきたよ。
どれどれ・・・お、やっぱり38度に落ちてる」
「良かったね! 何か食べる?」
「そうだな、消化器系は異常ないので、
軽くうどんでも食べから薬を飲んでおこう」
ともこの新型コロナ感染に始まり、
次は僕の風邪のような症状。
喉の違和感から発熱でフィナーレとなるか?
「とりあえず食べたら寝るよ」
こういうときはこれしかありませんね。
to be continued...
えーじ
陰性でした。
ふ〜・・・
取りあえず現状は、ダブルコロナじゃなかったな。
昼を過ぎると喉の具合もだいぶ良くなってきました。
何に感染したか分かりませんが、
この調子で行けば、
明日には二人とも家の中で普通に動けるでしょう。
さて、もうひと眠りするか。
そう安心した矢先に・・・
ん〜・・・なんか寒いな。
暖房の温度を上げよう。
あれ、室温は24度もあるぞ。
僕はもう一枚フリースを着こんで仕事部屋の簡易ベッドにもぐりこみ、
なんか寒気がする。
まさか・・・
検温した結果は37度2分。
ありゃ、熱が出始めちゃった。
しかも寒気がするからには、まだ上がるということだ。
カロナールを飲んでおこう。
悪い予想は当たり、
2時間もしないうちに37度9分になりました。
時計は16時。
おいおい、のどの痛みの次は発熱か。
やってくれるねぇ・・・
18時にはより具合が悪くなったので、
もう一度検温すると、
37度9分。
へぇ、さっきと変わらないとは。
カロナール効いてないのかな?
なんかどんどん悪化しているような・・・
20時。
「えーじ、どう?」
「熱が出てだいぶ病人らしくなったよ。
これならずる休みしている感じはないな」
「熱は?」
「測ってみよう」
「37度9分だって」
「・・・? まじ? 体感的には38度台なんだけどな。
それに2時間置きの3回計測で値が全部同じなのは妙だ」
「これ古い体温計でしょ? 新しいのを使ってみれば?」
そこで再計測すると・・・
「大変!38度7分もある!」
「僕もそっちの体温計の意見に賛成だ」
「どうしよ?」
「カロナールじゃ効かないとなると・・・
手持ちじゃ、ボルタレンの座薬しかない」
そうして待つこと1時間。
「どう?」
「さすが座薬は効きが早い。だいぶ楽になってきたよ。
どれどれ・・・お、やっぱり38度に落ちてる」
「良かったね! 何か食べる?」
「そうだな、消化器系は異常ないので、
軽くうどんでも食べから薬を飲んでおこう」
ともこの新型コロナ感染に始まり、
次は僕の風邪のような症状。
喉の違和感から発熱でフィナーレとなるか?
「とりあえず食べたら寝るよ」
こういうときはこれしかありませんね。
to be continued...
えーじ
2023年01月14日
コロナ日記 その3
事業継続性、いや、旅の継続性の確保は僕らの必須課題。
悲観的に対策し、楽観的に実行するをモットーに、
多岐にわたる「もしも」のカードを作っております。
(これまで抜け落ちていたのは311の放射性物質の件だけ。
フフ・・・すごい?)
新型コロナの件も、遡れば2019年の12月、
まだ武漢の新型肺炎なんて言われていたときから、
どうディフェンスラインを張るか?
そして突破されたときはどうするか?
を検討していたのですよ。
ですから翌年1月には体温計と血圧計だけではなく、
早くもパルスオキシメータを取り揃え、
3年間というもの、
毎朝バイタルチェックを欠かさなかったのです。
そんなわけで今回もドリルに従い、
現状把握、安全の確保、関係者への告知と、
ステップバイステップで進めておりました。
ここまでの総体評価はポジティブなものです。
まず、ともこが軽症であること。
(というか今や無症状)
また、お茶濁しの隔離環境も、
アパート暮らしのときに比べたら効果が期待できます。
食料品が「売るほどある」のも大きいですね。
自宅待機中にレストランで食事ができますから。
しかし、後は回復を待てばよい、というわけにはいきません。
ともこからの第一報を受けて以来、
僕の頭の片隅にいつもあるのは、2019年1月のカイセリの一件です。
いつも一緒にいるパートナーが感染症にかかった場合、
もう片方が無事でいられる確率は極めて低い。
(実際、風呂とトイレ以外はほぼ一緒なので)
あの時もともこが先に発熱し、
その1日半後に僕も発症しましたからね。
となると、今回も?
ん? なんか喉に違和感があるな。
と気付いたのは昨日の朝でした。
しかし、うがいをしたら消失。
やがてペーパーワークをこなすうちに夜が更けて・・・
ありゃ? また喉がいがらっぽくなったぞ。
イヤな予感だ。
うがいをして、念のためにともこがもらってきた薬を飲んでおこう。
そして今朝。
む〜・・・
「どう?体調は?」
「あたしは元気。えーじは? なんか元気ないね」
「どうも昨日の夜から喉の調子が悪いんだ」
「え〜!? 感染しちゃった?」
「わからない。取りあえずバイタルを測ってみよう」
「値はみんな正常だよ」
「うん。熱が出ている感じはないし、だるくもない。
ただ喉の調子だけがいまいち」
皆さんもご存知のとおり、
このシナリオは新型コロナの定番のひとつです。
「検査キットがまだひとつ残っていたよね?」
「うん」
「それじゃ試してみよう」
検査キットに検体を4滴落とし、待つこと数分。
現れた結果は・・・
to be continued...
えーじ
悲観的に対策し、楽観的に実行するをモットーに、
多岐にわたる「もしも」のカードを作っております。
(これまで抜け落ちていたのは311の放射性物質の件だけ。
フフ・・・すごい?)
新型コロナの件も、遡れば2019年の12月、
まだ武漢の新型肺炎なんて言われていたときから、
どうディフェンスラインを張るか?
そして突破されたときはどうするか?
を検討していたのですよ。
ですから翌年1月には体温計と血圧計だけではなく、
早くもパルスオキシメータを取り揃え、
3年間というもの、
毎朝バイタルチェックを欠かさなかったのです。
そんなわけで今回もドリルに従い、
現状把握、安全の確保、関係者への告知と、
ステップバイステップで進めておりました。
ここまでの総体評価はポジティブなものです。
まず、ともこが軽症であること。
(というか今や無症状)
また、お茶濁しの隔離環境も、
アパート暮らしのときに比べたら効果が期待できます。
食料品が「売るほどある」のも大きいですね。
自宅待機中にレストランで食事ができますから。
しかし、後は回復を待てばよい、というわけにはいきません。
ともこからの第一報を受けて以来、
僕の頭の片隅にいつもあるのは、2019年1月のカイセリの一件です。
いつも一緒にいるパートナーが感染症にかかった場合、
もう片方が無事でいられる確率は極めて低い。
(実際、風呂とトイレ以外はほぼ一緒なので)
あの時もともこが先に発熱し、
その1日半後に僕も発症しましたからね。
となると、今回も?
ん? なんか喉に違和感があるな。
と気付いたのは昨日の朝でした。
しかし、うがいをしたら消失。
やがてペーパーワークをこなすうちに夜が更けて・・・
ありゃ? また喉がいがらっぽくなったぞ。
イヤな予感だ。
うがいをして、念のためにともこがもらってきた薬を飲んでおこう。
そして今朝。
む〜・・・
「どう?体調は?」
「あたしは元気。えーじは? なんか元気ないね」
「どうも昨日の夜から喉の調子が悪いんだ」
「え〜!? 感染しちゃった?」
「わからない。取りあえずバイタルを測ってみよう」
「値はみんな正常だよ」
「うん。熱が出ている感じはないし、だるくもない。
ただ喉の調子だけがいまいち」
皆さんもご存知のとおり、
このシナリオは新型コロナの定番のひとつです。
「検査キットがまだひとつ残っていたよね?」
「うん」
「それじゃ試してみよう」
検査キットに検体を4滴落とし、待つこと数分。
現れた結果は・・・
to be continued...
えーじ
2023年01月13日
コロナ日記 その2
ご心配おかけしております。
また、ご予約のお客さまには申し訳ない限りです。
病院の説明によりますと、
昨日レベルの症状だった場合、保健所への申告は必要ないとのこと。
自宅待機も来週火曜日の抗原検査が陰性であれば、
6日後の水曜日に解除していいそうです。
ともこは鼻声である以外、普通の状態です。
僕も昨日となんら変わらず。
なんかずる休みしている気分かな?
ブレークスルー感染したとはいえ、
こうしてほぼ無症状でいられるのも、
ワクチンのおかげなのかもしれませんね。
病院のともこから一報をもらったとき、
「ありゃ〜」と思ったものの、
想定外のことが起こったショックはありませんでした。
これも3年前から折り込み済みで、
感染は避けられないものとして、
あれこれ対策は講じていたのですよ。
毎朝、検温のほか、
血中酸素濃度などのバイタルチェックを続けていたことや、
ご予約を頂いたときに電話番号を聞いていたのも、
ノーショー対策ではなく、
実はこうしたケースが起こった場合に備えてのことでした。
取り急ぎ、昨日から僕は3階の仕事部屋へ引っ越し、
家庭内別居環境が完成。
ほぼ無症状とはいえ、
念のため、6時間おきにバイタルチェックは続けています。
さて、次は今日からの5日間、
僕らは突然転がり込んだ時間を使って何をすべきか?
先ほど朝食会議で、決算に向けた処理など、
まず、溜まったペーパーワークを片付けよう!
ということになりました。
まぁ、やるだけやってなっちまったものはしょうがない。
出来ないことより出来ることに目を向けて、
楽しくやろうと思います。
to be continued...
えーじ
また、ご予約のお客さまには申し訳ない限りです。
病院の説明によりますと、
昨日レベルの症状だった場合、保健所への申告は必要ないとのこと。
自宅待機も来週火曜日の抗原検査が陰性であれば、
6日後の水曜日に解除していいそうです。
ともこは鼻声である以外、普通の状態です。
僕も昨日となんら変わらず。
なんかずる休みしている気分かな?
ブレークスルー感染したとはいえ、
こうしてほぼ無症状でいられるのも、
ワクチンのおかげなのかもしれませんね。
病院のともこから一報をもらったとき、
「ありゃ〜」と思ったものの、
想定外のことが起こったショックはありませんでした。
これも3年前から折り込み済みで、
感染は避けられないものとして、
あれこれ対策は講じていたのですよ。
毎朝、検温のほか、
血中酸素濃度などのバイタルチェックを続けていたことや、
ご予約を頂いたときに電話番号を聞いていたのも、
ノーショー対策ではなく、
実はこうしたケースが起こった場合に備えてのことでした。
取り急ぎ、昨日から僕は3階の仕事部屋へ引っ越し、
家庭内別居環境が完成。
ほぼ無症状とはいえ、
念のため、6時間おきにバイタルチェックは続けています。
さて、次は今日からの5日間、
僕らは突然転がり込んだ時間を使って何をすべきか?
先ほど朝食会議で、決算に向けた処理など、
まず、溜まったペーパーワークを片付けよう!
ということになりました。
まぁ、やるだけやってなっちまったものはしょうがない。
出来ないことより出来ることに目を向けて、
楽しくやろうと思います。
to be continued...
えーじ

2023年01月12日
コロナ日記 その1
とタイトルでお察しいただけたと思いますが
なんと新型コロナの陽性になってしまいました。
いや、僕ではなくともこがです。
昨日の昼過ぎから鼻かぜのような症状が出始め、
念のためにディナーを臨時休業。
早めに休んだところ、今朝は体調が良くなり、
仕事も出来そうでした。
しかしまだ体温が平熱よりやや高めで鼻声ですし、
だるさも少々残っていたので万が一を考えて近くの病院へ。
そこで抗原検査を受けたら結果は陽性だったんですよ〜。
ご存知のようにオミクロン株対応の4回目ワクチンを昨年11月末に打ち、
今や抗体価マックスのはずが、ブレークスルー感染するとは。
しかも従前の対策を続けていたにもかかわらず。
どこでどう感染したのかまったく分かりませんね。
さいわい症状は軽いだるさと鼻水くらいなので、
家の中ではフツーにごろごろしています。
食欲もあり、さっきもおやつのエビせんをポリポリ食べておりました。
で、濃厚接触者の僕も先ほどさっそく抗原検査です。
結果は陰性。
体調はすこぶる良いです。
僕の免疫システムの方がパワフルなのかな?
取り急ぎ、店頭とウェブの休業告知を済ませ、
関係者に連絡を取りました。
これから家庭内別居環境の構築です。
やれやれ、新年早々いろいろ起こりますな。
今年も先が思いやられます。
to be continued...
えーじ
なんと新型コロナの陽性になってしまいました。
いや、僕ではなくともこがです。
昨日の昼過ぎから鼻かぜのような症状が出始め、
念のためにディナーを臨時休業。
早めに休んだところ、今朝は体調が良くなり、
仕事も出来そうでした。
しかしまだ体温が平熱よりやや高めで鼻声ですし、
だるさも少々残っていたので万が一を考えて近くの病院へ。
そこで抗原検査を受けたら結果は陽性だったんですよ〜。
ご存知のようにオミクロン株対応の4回目ワクチンを昨年11月末に打ち、
今や抗体価マックスのはずが、ブレークスルー感染するとは。
しかも従前の対策を続けていたにもかかわらず。
どこでどう感染したのかまったく分かりませんね。
さいわい症状は軽いだるさと鼻水くらいなので、
家の中ではフツーにごろごろしています。
食欲もあり、さっきもおやつのエビせんをポリポリ食べておりました。
で、濃厚接触者の僕も先ほどさっそく抗原検査です。
結果は陰性。
体調はすこぶる良いです。
僕の免疫システムの方がパワフルなのかな?
取り急ぎ、店頭とウェブの休業告知を済ませ、
関係者に連絡を取りました。
これから家庭内別居環境の構築です。
やれやれ、新年早々いろいろ起こりますな。
今年も先が思いやられます。
to be continued...
えーじ
2023年01月10日
第19回取材旅行の準備 その1
柴又で最初の年末年始を無事に乗り越え、
今日はこれまた今年初の定休日でのんびり・・・
してはいられません。
新型コロナ対策もウイズコロナの名のもと、
世界的になし崩しとなり、
いよいよ僕らも通常のルーチンに戻すときが来ました!
そこでさっそく手配したバリ島行きの航空券。
まずはウブドでウォームアップです。
と、その前に、
海外旅行のニューノーマルを調べてみると、
新型コロナワクチンの接種証明が必要とな。
なるほど。
じゃ、その入手方法は? ん、アプリから申請?
それじゃダウンロードして・・・
みようとしたら、
僕のiPhone 6s plusは対応していないとな!
というわけで今日は葛飾保健所に行ってきました。
昨年7月にととら亭の営業許可証を取ったところです。
これで航空券に続き、第2ステップまでが完了・・・
しませんでした。
窓口の女性が僕らの記録を調べていわく、
「中野区から昨年ひっこしてこられたのですね。
そうなると第4回目の接種証明は出せるのですが、
それ以前の記録は中野区にあるので出せません」
「そうなんですか。
でも、葛飾区で発行する証明書には、
第4回目であることが明記されているのですよね?
インドネシアの入国条件は2回の接種です」
「はい。しかし、こうした場合、
皆さんそれ以前の証明書も取られていますよ」
さんきゅ〜べりまっち。
こりゃ次の金曜日の半休で、
懐かしの中野保健所まで行かにゃならんか。
ま、この程度のハードルはいつものこと。
ひとつずつ駒を進めて行きましょう。
to be continued...
えーじ
今日はこれまた今年初の定休日でのんびり・・・
してはいられません。
新型コロナ対策もウイズコロナの名のもと、
世界的になし崩しとなり、
いよいよ僕らも通常のルーチンに戻すときが来ました!
そこでさっそく手配したバリ島行きの航空券。
まずはウブドでウォームアップです。
と、その前に、
海外旅行のニューノーマルを調べてみると、
新型コロナワクチンの接種証明が必要とな。
なるほど。
じゃ、その入手方法は? ん、アプリから申請?
それじゃダウンロードして・・・
みようとしたら、
僕のiPhone 6s plusは対応していないとな!
というわけで今日は葛飾保健所に行ってきました。
昨年7月にととら亭の営業許可証を取ったところです。
これで航空券に続き、第2ステップまでが完了・・・
しませんでした。
窓口の女性が僕らの記録を調べていわく、
「中野区から昨年ひっこしてこられたのですね。
そうなると第4回目の接種証明は出せるのですが、
それ以前の記録は中野区にあるので出せません」
「そうなんですか。
でも、葛飾区で発行する証明書には、
第4回目であることが明記されているのですよね?
インドネシアの入国条件は2回の接種です」
「はい。しかし、こうした場合、
皆さんそれ以前の証明書も取られていますよ」
さんきゅ〜べりまっち。
こりゃ次の金曜日の半休で、
懐かしの中野保健所まで行かにゃならんか。
ま、この程度のハードルはいつものこと。
ひとつずつ駒を進めて行きましょう。
to be continued...
えーじ
2023年01月08日
Hey Bro!
「野方って、どうすか?」
時は2010年7月。
ディナータイムで背の高いタンクトップ姿の男性が訊いて来ました。
何だろ? うちの店らしくないお客だな。
ミスチョイスで入っちゃったのかも?
「どういう意味で?」
「オレ、店をやろうと思ってるんですよ」
「なるほど。で、どんな店?」
「イタリアンっす」
これが野方のイタリアンレストラン、
チッチョベッロの大野さんとの出会いでした。
それから翌年1月の開店に向けて、
彼は度々パートナーの平山シェフと一緒に現れ、
次第に打ち解けていったのです。
あれから12年余。
僕らは仕事でコラボレーションをやったり、
オフでは閉店後の飲み会などをしつつ、
舞台裏の悩みをシェアし、
ともに幾多の困難を乗り越えて来ました。
今日はチッチョベッロの12周年記念日。
飲食店の平均寿命は3〜4年と言われる厳しい経営環境下で、
一緒にここまで来れたことを心から嬉しく思っています。
今では野方と柴又で離れてしまいましたが、
あの頃の思い出は、何年たっても色あせることがありません。
素晴らしい経験でしたね。
これからも大野さんらしい、いつものペースでがんばってください。

At Shibamata Totoratei on construction.
ともこ&えーじ
時は2010年7月。
ディナータイムで背の高いタンクトップ姿の男性が訊いて来ました。
何だろ? うちの店らしくないお客だな。
ミスチョイスで入っちゃったのかも?
「どういう意味で?」
「オレ、店をやろうと思ってるんですよ」
「なるほど。で、どんな店?」
「イタリアンっす」
これが野方のイタリアンレストラン、
チッチョベッロの大野さんとの出会いでした。
それから翌年1月の開店に向けて、
彼は度々パートナーの平山シェフと一緒に現れ、
次第に打ち解けていったのです。
あれから12年余。
僕らは仕事でコラボレーションをやったり、
オフでは閉店後の飲み会などをしつつ、
舞台裏の悩みをシェアし、
ともに幾多の困難を乗り越えて来ました。
今日はチッチョベッロの12周年記念日。
飲食店の平均寿命は3〜4年と言われる厳しい経営環境下で、
一緒にここまで来れたことを心から嬉しく思っています。
今では野方と柴又で離れてしまいましたが、
あの頃の思い出は、何年たっても色あせることがありません。
素晴らしい経験でしたね。
これからも大野さんらしい、いつものペースでがんばってください。

At Shibamata Totoratei on construction.
ともこ&えーじ
2023年01月05日
トルコ料理特集が始まります!
お待たせしました。
明日からディナー営業が始まります。
2023年最初の特集はトルコ料理。
新型コロナで東京缶詰になる前年の丁度この時期、
僕らはトルコとエジプトに行っていたのですよ。
メニューを作るために写真を見ていて懐かしくなりました。
トルコは2007年以来、12年ぶりだったのですが、
イスタンブールはほとんど変わっていませんでしたね。
サビハ・ギョクチェン国際空港からカラキョイへ移動し、
フェリーでエミノニュに渡ったとき、
暮れなずむリュステム・パシャ・ジャーミィを見て、
「あ〜、またこの街に来れたんだなぁ・・・」
と少々センチな気分になったのを思い出します。

カラキョイの港

エミノニュの港
右奥がライトアップされたリュステム・パシャ・ジャーミィ
世界三大料理のひとつだけあって、
トルコ料理は多様性に富み、価格帯に関わらずおいしいですね。
洗練された宮廷料理はいわずもがな、
ロカンタ(指さし食堂)やケバブチェ(ケバブ屋)にも、
ゴキゲンな料理が溢れています。
ムスリムの国にも関わらず、
お酒が大っぴらにOKなのも珍しいかな?
しかもビール、ワイン、蒸留酒ともにイケますし。
メイハネ(居酒屋)でメゼ(前菜)を摘まむなんて楽しみ方は、
レバノンを除いて他の中東諸国ではまず味わえません。
今回はそんな雰囲気を、
ささやかながら再現できればと思っています。

Let's enjoy it!
えーじ
明日からディナー営業が始まります。
2023年最初の特集はトルコ料理。
新型コロナで東京缶詰になる前年の丁度この時期、
僕らはトルコとエジプトに行っていたのですよ。
メニューを作るために写真を見ていて懐かしくなりました。
トルコは2007年以来、12年ぶりだったのですが、
イスタンブールはほとんど変わっていませんでしたね。
サビハ・ギョクチェン国際空港からカラキョイへ移動し、
フェリーでエミノニュに渡ったとき、
暮れなずむリュステム・パシャ・ジャーミィを見て、
「あ〜、またこの街に来れたんだなぁ・・・」
と少々センチな気分になったのを思い出します。

カラキョイの港

エミノニュの港
右奥がライトアップされたリュステム・パシャ・ジャーミィ
世界三大料理のひとつだけあって、
トルコ料理は多様性に富み、価格帯に関わらずおいしいですね。
洗練された宮廷料理はいわずもがな、
ロカンタ(指さし食堂)やケバブチェ(ケバブ屋)にも、
ゴキゲンな料理が溢れています。
ムスリムの国にも関わらず、
お酒が大っぴらにOKなのも珍しいかな?
しかもビール、ワイン、蒸留酒ともにイケますし。
メイハネ(居酒屋)でメゼ(前菜)を摘まむなんて楽しみ方は、
レバノンを除いて他の中東諸国ではまず味わえません。
今回はそんな雰囲気を、
ささやかながら再現できればと思っています。

Let's enjoy it!
えーじ
2023年01月04日
三が日が過ぎて
「やるに決まってるでしょ!」
元日からの営業について商店街の先輩方に相談したところ、
おしなべてこうした鼻息の荒い回答が返って参りました。
なんでもゴールデンウィークに並んで、
年間最大の混雑だそうな。
なるほど。
それじゃ、ととら亭もやろう!
と即断はしませんでした。
それというのもお正月の料理といえば和食。
元旦から外国の料理を食べようという人はいるのかな?
それも旅の食堂なんて得体のしれない店で。
む〜・・・
ともあれ、何でも考えているだけじゃ分かりません。
取りあえず今年は来年に向けたデータ収集のつもりで、
変則的な時間帯のランチ営業をやることにしました。
そしてふたを開けてみると・・・
思いのほか、チャレンジャーの方がいらっしゃるのですね。
ぼちぼち席が埋まって驚きました。
それも興味深い傾向がありまして、
11時の立ち上がりでささっとお客さまが続き、
Let's Rock! なムードになるかと思いきや、
12時になったらぱたっと止まり、
13時になるとまた盛り上がる。
この2ピーク型が3日間続いたじゃないですか。
これは野方でも経験したことがなかったですね。
さて、一般的には今日から仕事が始まります。
先輩のご指導に従い、
ととら亭は正月プログラムを5日の木曜日まで続けますが、
はたしてどんな展開になるのか?
毎日とても新鮮な気分です。
えーじ
元日からの営業について商店街の先輩方に相談したところ、
おしなべてこうした鼻息の荒い回答が返って参りました。
なんでもゴールデンウィークに並んで、
年間最大の混雑だそうな。
なるほど。
それじゃ、ととら亭もやろう!
と即断はしませんでした。
それというのもお正月の料理といえば和食。
元旦から外国の料理を食べようという人はいるのかな?
それも旅の食堂なんて得体のしれない店で。
む〜・・・
ともあれ、何でも考えているだけじゃ分かりません。
取りあえず今年は来年に向けたデータ収集のつもりで、
変則的な時間帯のランチ営業をやることにしました。
そしてふたを開けてみると・・・
思いのほか、チャレンジャーの方がいらっしゃるのですね。
ぼちぼち席が埋まって驚きました。
それも興味深い傾向がありまして、
11時の立ち上がりでささっとお客さまが続き、
Let's Rock! なムードになるかと思いきや、
12時になったらぱたっと止まり、
13時になるとまた盛り上がる。
この2ピーク型が3日間続いたじゃないですか。
これは野方でも経験したことがなかったですね。
さて、一般的には今日から仕事が始まります。
先輩のご指導に従い、
ととら亭は正月プログラムを5日の木曜日まで続けますが、
はたしてどんな展開になるのか?
毎日とても新鮮な気分です。
えーじ
2023年01月03日
時差慣れ 後編
実はこの元旦からのランチ営業が、まんま時差慣れの訓練なのでした。
と申しますのも、通常は、
11:30 オープン
13:30 オーダーストップ
14:30 クローズ
なのを1月5日(木)まで、
11:00 オープン
15:00 オーダーストップ
16:00 クローズ
にしているでしょ?
そうなるとまず、
朝のルーチンを30分ずつ繰り上げなければなりません。
そこで普段は7時に起きているところを6時半にして、
掃除から食事まですべからくずらすことになったのです。
更にクローズ後も変則的です。
通常は17時30分か18時からディナー営業なので、
昼食が16時30分、夕食が23時前後のところを、
昼食はそのまま、夕食を繰り上げて22時にしました。
ディナーが始まる6日までのランチ終了後はパラレルで動き、
ともこが仕込み、僕はトルコ料理特集のデスクワーク。
仕事と生活の時間を状況に合わせて組み替える。
6月の取材旅行で予定しているインドネシアとマレーシアは、
隣りあっていても1時間の時差がありますから、
マラッカ海峡を渡ると時計が1時間進むことになるんですよ。
ですから電波時計やNTPで時刻を合わせるスマホは要注意。
気を付けねば。
「えーじ、ブログ書いてるのもいいけど、
寝坊しないでよ!」
はい。
えーじ
と申しますのも、通常は、
11:30 オープン
13:30 オーダーストップ
14:30 クローズ
なのを1月5日(木)まで、
11:00 オープン
15:00 オーダーストップ
16:00 クローズ
にしているでしょ?
そうなるとまず、
朝のルーチンを30分ずつ繰り上げなければなりません。
そこで普段は7時に起きているところを6時半にして、
掃除から食事まですべからくずらすことになったのです。
更にクローズ後も変則的です。
通常は17時30分か18時からディナー営業なので、
昼食が16時30分、夕食が23時前後のところを、
昼食はそのまま、夕食を繰り上げて22時にしました。
ディナーが始まる6日までのランチ終了後はパラレルで動き、
ともこが仕込み、僕はトルコ料理特集のデスクワーク。
仕事と生活の時間を状況に合わせて組み替える。
6月の取材旅行で予定しているインドネシアとマレーシアは、
隣りあっていても1時間の時差がありますから、
マラッカ海峡を渡ると時計が1時間進むことになるんですよ。
ですから電波時計やNTPで時刻を合わせるスマホは要注意。
気を付けねば。
「えーじ、ブログ書いてるのもいいけど、
寝坊しないでよ!」
はい。
えーじ
2023年01月02日
時差慣れ 前編
不規則な生活が幸いして万年時差ボケの僕らは、
アメリカに行こうがヨーロッパに行こうが、
体調が悪くなることはありません。
しかし取材旅行に戻るにあたって、
やらなければならないのが時差慣れ。
僕らにとって時差は長距離より短距離の方が厄介なのですよ。
たとえばペルーから陸路でボリビアに入ったときのこと。
チチカカ湖畔の街、コパカバナから太陽の島に渡ろうとした僕らは、
「まだ船はあるかしら?」
「ん〜・・・あ、ある。最終便が16時30分だ。
ということは出港まであと1時間半か」
「あたし、お腹空いた」
「国境越えでろくなものを食べてなかったからな。
お、あそこに感じのいいカフェがあるぞ。
何か食べて行こう」
ここでサンドウイッチ・カリエンテを頬張りつつ、
「やれやれ、ほっと一息だな」
「毎回、国境越えは緊張するね」
「まったく、バスに置いてけぼりを食わされたかと思ったよ」
「ところでえーじ、いま何時?」
僕は腕時計に目を落とし、
「15時25分だよ」
「ねぇ、あの時計、進んでるのかな?」
ともこが指差したのは壁にかかっていたオンボロ時計。
「ああ、動いてるのが不思議なシロモノだから」
「ペルーとボリビアって時差はなかったっけ?」
「いや、経度はほとんど同じだから・・・いや、待てよ。
大変だ! たしかボリビアが1時間進んでいたんじゃ・・・」
「ということは?」
「今は16時27分、船が出るまであと3分しかない!」
僕らはバックパックをひっつかみ、
「La cuenta!(お勘定!)」
そこから湖畔までの坂道を駆け下り始めると、
渡し舟はまさしく岸を離れて沖に向かおうとしているところ。
「Heeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeey!
Waaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaait!」
(とっさのことでスペイン語が思い出せない)
富士山の山頂より35メートル以上も高い場所で、
25キロの重さがある荷物を背負ってダッシュするのは、
実にしんどいものがございました。
さいわい僕らに気付いた船頭が船を戻してくれましたが、
あまりこういうエクササイズはやりたくありません。
そこで必要なのが「時差慣れ」なのですよ。
to be continued...
えーじ
アメリカに行こうがヨーロッパに行こうが、
体調が悪くなることはありません。
しかし取材旅行に戻るにあたって、
やらなければならないのが時差慣れ。
僕らにとって時差は長距離より短距離の方が厄介なのですよ。
たとえばペルーから陸路でボリビアに入ったときのこと。
チチカカ湖畔の街、コパカバナから太陽の島に渡ろうとした僕らは、
「まだ船はあるかしら?」
「ん〜・・・あ、ある。最終便が16時30分だ。
ということは出港まであと1時間半か」
「あたし、お腹空いた」
「国境越えでろくなものを食べてなかったからな。
お、あそこに感じのいいカフェがあるぞ。
何か食べて行こう」
ここでサンドウイッチ・カリエンテを頬張りつつ、
「やれやれ、ほっと一息だな」
「毎回、国境越えは緊張するね」
「まったく、バスに置いてけぼりを食わされたかと思ったよ」
「ところでえーじ、いま何時?」
僕は腕時計に目を落とし、
「15時25分だよ」
「ねぇ、あの時計、進んでるのかな?」
ともこが指差したのは壁にかかっていたオンボロ時計。
「ああ、動いてるのが不思議なシロモノだから」
「ペルーとボリビアって時差はなかったっけ?」
「いや、経度はほとんど同じだから・・・いや、待てよ。
大変だ! たしかボリビアが1時間進んでいたんじゃ・・・」
「ということは?」
「今は16時27分、船が出るまであと3分しかない!」
僕らはバックパックをひっつかみ、
「La cuenta!(お勘定!)」
そこから湖畔までの坂道を駆け下り始めると、
渡し舟はまさしく岸を離れて沖に向かおうとしているところ。
「Heeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeey!
Waaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaait!」
(とっさのことでスペイン語が思い出せない)
富士山の山頂より35メートル以上も高い場所で、
25キロの重さがある荷物を背負ってダッシュするのは、
実にしんどいものがございました。
さいわい僕らに気付いた船頭が船を戻してくれましたが、
あまりこういうエクササイズはやりたくありません。
そこで必要なのが「時差慣れ」なのですよ。
to be continued...
えーじ
2023年01月01日
仕事始め2023
あけましておめでとうございます。
柴又で再スタートして5カ月あまり。
ここから僕らも本来のスタイルに戻ろうと思います。
で、未知の未来へ飛び込むその第一歩は元旦営業!
大晦日はその下調べで数回にわたり、
街の状態をリサーチしておりました。
17:00
商店街は買い物客で大賑わい。
明日からお休みとなる生鮮店の前は、
たくさんのお客さまが取り巻いておりました。
19:00
走り納めで河原に行くと、さすがにここは人影もまばら。
柴又公園に至っては僕の貸し切りで、
40分余りのジョギング中に見かけたのはコアなジョガーが4人。
チャリダー2台、犬のお散歩が2人だけ。
商店街も急に人出が減り、
スタッフさんたちは最後の力を振り絞って店じまい。
と、ここまでは野方と同じ。
22:00
柴又駅はひっそりと嵐の前の静けさに包まれていました。
灯りが点いているのは終夜営業のお店だけ。
みなこれからに備えて仕込み中です。
23:45
外に出てびっくりしました。
まるで日中のように人々が繰り出しているではないですか!
駅前はもうかなりの盛り上がり。
ほんの1時間半前の静寂が嘘のようです。
終夜営業のお店からは威勢のいい客引きの声が上がり、
すでにほどよく出来あがった人の姿も。
更に驚いたのは、柴又街道まで出たときです。
警察がしっかり人流を整理しており、
参道は帝釈天から出る人に限られた一方通行になっていました。
そして屋台が出る江戸川へ通じる側道は参拝客が溢れ、
山門前はカウントダウンを待つ人でいっぱい。
ここで驚きのダメ押しです。
ぐるりを見渡せば、ここは渋谷か原宿か?
参拝客は30歳以下の若者ばかりじゃないですか!
そこでカウントダウンが始まれば、
「3,2,1、あけおめ〜っ!」
こうして一緒に「あけおめ〜っ」と叫べない浮いたおじさんは、
お参りも諦め、すごすごと、ととら亭に戻ったのでありました。
さて、一夜明けて元旦の朝。
シャッターを開けた6時には、すでにちらほら参拝客の姿が。
今年最初にして初の元旦営業はどうなるか?
Let's dive into the unknown future!
えーじ
柴又で再スタートして5カ月あまり。
ここから僕らも本来のスタイルに戻ろうと思います。
で、未知の未来へ飛び込むその第一歩は元旦営業!
大晦日はその下調べで数回にわたり、
街の状態をリサーチしておりました。
17:00
商店街は買い物客で大賑わい。
明日からお休みとなる生鮮店の前は、
たくさんのお客さまが取り巻いておりました。
19:00
走り納めで河原に行くと、さすがにここは人影もまばら。
柴又公園に至っては僕の貸し切りで、
40分余りのジョギング中に見かけたのはコアなジョガーが4人。
チャリダー2台、犬のお散歩が2人だけ。
商店街も急に人出が減り、
スタッフさんたちは最後の力を振り絞って店じまい。
と、ここまでは野方と同じ。
22:00
柴又駅はひっそりと嵐の前の静けさに包まれていました。
灯りが点いているのは終夜営業のお店だけ。
みなこれからに備えて仕込み中です。
23:45
外に出てびっくりしました。
まるで日中のように人々が繰り出しているではないですか!
駅前はもうかなりの盛り上がり。
ほんの1時間半前の静寂が嘘のようです。
終夜営業のお店からは威勢のいい客引きの声が上がり、
すでにほどよく出来あがった人の姿も。
更に驚いたのは、柴又街道まで出たときです。
警察がしっかり人流を整理しており、
参道は帝釈天から出る人に限られた一方通行になっていました。
そして屋台が出る江戸川へ通じる側道は参拝客が溢れ、
山門前はカウントダウンを待つ人でいっぱい。
ここで驚きのダメ押しです。
ぐるりを見渡せば、ここは渋谷か原宿か?
参拝客は30歳以下の若者ばかりじゃないですか!
そこでカウントダウンが始まれば、
「3,2,1、あけおめ〜っ!」
こうして一緒に「あけおめ〜っ」と叫べない浮いたおじさんは、
お参りも諦め、すごすごと、ととら亭に戻ったのでありました。
さて、一夜明けて元旦の朝。
シャッターを開けた6時には、すでにちらほら参拝客の姿が。
今年最初にして初の元旦営業はどうなるか?
Let's dive into the unknown future!
えーじ