2023年03月15日

別々の道を歩んで

先日、会社員時代の仲間が来てくれました。
話をしていて、はっと驚いたのは、
同い年だった同僚が定年を迎えると聞いたとき。

そうか、もうみんな60歳だもんな。

僕が彼、彼女たちと一緒に働いていたのは、
もう14年も前のこと。
あれからその会社は業績を大きく伸ばし、
今では社員数も僕が在籍していた頃の倍を超えたそうな。

昇進とか、定年という考えとは無縁で、
ぱっと飛び出してしまった僕と違い、
ひとつのところで何十年も過ごしてきたのか・・・
そう思うと、すごいな、という感慨がこみ上げてきます。

そして、60歳という年齢がゴールラインの彼らと、
別のスタートラインになった僕の構図は、
社会の主流と傍流そのもののような気がしないでもありません。

安定を求めることも、変化に身を投じることも、
それぞれの人生の、それぞれの選択です。
そこには正解も間違いもない。
成功も失敗もない。
ただ、彼らと僕が違うように、あなたと僕が違うように、
純粋な差異があるだけ。

長い間、お疲れさまでした。
いつか、ととら亭で、懐かしい話をしましょう。

僕ですか?
いいおっさんになりましたけど、いまだに青臭いままですよ。

えーじ
posted by ととら at 09:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記