ときはまもなく3月下旬。
多くの組織人が一喜一憂する人事も、
はっきりした頃ではないでしょうか?
独立して異動とは無縁になった僕らですが、
この春はちょっと違います。
気分的にはもとの部署に戻った感じ。
と申しますのも、
コロナ禍で缶詰のあいだ、実際の仕事も大きく変わって、
さながら「感染症対策課」に配属された状態だったでしょ?
それがマスクを外せただけではなく、
旅に戻れるとなれば、
慣れ親しんだ部署に異動したようなものじゃないですか?
ほんと、3年以上、人事課に希望を出し続けて、
ようやく認められたような気分です。
そこでさっそく取り掛かっているのが、
以前使っていたテンプレートを用いたスケジューリング。
いわゆる期初の業務計画です。
基準になるのは取材旅行の場所と期間、そして時期。
6月の東南アジア、11月のオーストラリアを軸に、
事前準備のタスクを逆算して予定表に落として行きます。
これがもう旅を始めているようなものですから、
資料のページを繰るだけでもわくわくしっぱなし。
また、今年からは旅行期間の制約が緩んだので、
思い切った取材ができるようになりました。
食文化の調査はフィールドワークが基本で、
どうしても時間がかかりますからね。
これからは今までのような、
みっちり組んだスケジュールをこなす旅ではなく、
往復の航空券と取材地、
それと初日の宿以外はフレキシブルに駒を進める、
僕たち本来のスタイルで行きます。
さぁ、忙しくなって来たぜ!
えーじ