2023年05月12日

日本のタブー

日本は住むのにいい国です。

と言ったものの、
僕は日本が何でも自由に発言できる国だと考えていません。
この国にもタブーはあります。

僕もそこは十分認識しており、
このブログだって支離滅裂に話しているようでいて、
意図的に触れない話題はあるのです。

ま、長らくお付き合い頂いている方は、
薄々感じていらっしゃるかと思いますが、
僕もまた、そうした日本の「当たり前」に疑問を持つ一人なのですよ。

そのタブーに共通しているのは、
議論そのものが許されない、という点です。
つまり、「なんで?」と声をあげるだけで、じろりと睨まれる。
それも政府にではなく、となり近所の人々に。
(ネットでは特にね)

たぶん、LGBTQの問題もそのひとつですが、
数あるタブーの中でも、
議論の土台に乗せられるだけ、いい方かもしれません。

個人的にはかつて、そうした議論を何度かしたことがあります。
しかし、その時に抱いた印象は、ほぼカルトに近いもので、
理性的に話そうとしても、感情的に否定されるだけだったのですよ。
ですから今では無駄なアプローチはやめ、
ただその問題や関わる人々とは距離を置くよう努めています。

しかし、それは個人的な解決を意味しているわけではありません。
身近な問題であるだけに、しばしば「何だかな〜・・・」
と、ため息が出ることだってあります。

それでもそれは、いま戦うべき相手ではない、
そう思い直し、見て見ぬふりをしているのです。
(後ろ向きかな?)

言論の自由とは、国家によって保証される権利ではなく、
民衆の寛容な心によって得られるものなのではないか?

ん〜、こういうのも国民性と言うのでしょうね。

えーじ
posted by ととら at 10:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記