昨日までの2日間は、ともこの実家がある高崎に行っていました。
1年半ぶりの自動車小旅行です。

実家の片付けが終わってから榛名湖を経由して水沢観音へ。
といってもお参りではなく、お目当ては水沢うどん!

訪れたのは老舗の大澤屋さん。
わが家ではときどき半生タイプを取り寄せて楽しんでいるのですけど、
やっぱり現地で食べる生うどんは、
こしといいのど越しといい格別ですね。
さすがは日本三大うどんのひとつ。
そこからすぐ近くの伊香保で温泉に浸かり、
心身ともにリフレッシュして帰京しました。
しかし、こんな旅でも次を忘れたわけではありません。
11月末に予定している取材旅行はオーストラリアの中央縦断。
その際、ともこもハンドルを握る予定なのですが、
いかんせんペーパードライバー歴20年以上。
そこでちょっと練習してみよう!ということになったのです。
とはいえいきなり公道ではちと怖いですから、
まずは平日で人気のない榛名湖畔の駐車場でリハーサル。
「じゃ、運転を変わろうか」
「えっと、シートの位置を調整して・・・うん、こんなもんかな?」
「ぐり丸(27年前のジムニー)はマニュアルだからね、
まずギアがニュートラルに入ってるのを確認して」
「はい、オーケー」
「ではエンジンをかけてみよう」
ぶるるん!
僕と同じくロートルながら、ぐり丸は絶好調。
今回は出発前にETCを装備し、
なんちゃってカーステまで搭載しました。
(本物は車体が古すぎて取り付けられなかったため、
MP3プレーヤー付き携帯ラジオを買ったのです)
「よし、それじゃギアをローに入れて、
駐車場をゆっくり周ってみようか」
ともこはかなり緊張している様子です。
「いいよ、走っても」
「・・・・・」
「大丈夫だよ、ゆっくり走れば」
「・・・あれ? ・・・あれ?」
ぷすん。
「エンストしちゃった!」
「落ち着いて。もう一回最初から」
ぶるるん!
「さぁ、行ってみよう」
「・・・あれ? ・・・あれ?」
ぷすん。
「どうしたんだろ? 動かない」
「アクセル踏んでる?」
「踏んでるよ」
「そう? エンジンの回転が上がってないよ」
「・・・?」
ここで彼女は怪訝な顔をしながら下を向き、
「ねぇ、この右側の細いペダルはなぁに?」
「アクセルだよ」
「じゃ、わたしが右足で踏んでるのは?」
「それをブレーキという」
「だから動かないんだ!」
というわけで、第1回教習は終了となったのでございます。
先は長し。
えーじ