「もう齢ですから・・・」
若者志向の日本人らしいセリフと申しますか、
最近では僕ら60歳代ではなく、40歳代、30歳代、
いや、なんと20歳代の人がこう言うのを耳にしたことがあります。
そしてこのセリフの後に続くのは、
「××××××なんてもうできません」
Wait a minute, pal!
もし皆さんも同じように考えているとしたら、
ため息をつく前に、これをお聞きください。
Rolling Stones "Angry"
1962年(僕が生まれる1年前!)にイギリスで結成された、
ローリング・ストーンズの現行メンバーは、
ミック・ジャガー(ボーカル)1943年7月生まれ 80歳
キース・リチャーズ(ギター)1943年12月生まれ 79歳
ロン・ウッド(ギター)1947年6月生まれ 76歳
18年ぶりの新作「Hackney Diamonds」からのシングル「Angry」が録音されたとき、
少なくともミックとキースは70歳代の後半ですよ。
それがどうです? このパワー!
まるで30年前の曲だと言われても違和感ないでしょう?
(相変わらず金太郎飴的なアレンジだしね)
確かに彼らはロックレジェンドですが、
僕らと同じ人間であることには変わりません。
そこで、
「もう齢ですから・・・」
こんなセリフをもし彼らが聞いたら、きっとこう言うでしょうね。
「小僧、限界を決めるのは年齢じゃねぇ。
お前自身なんだよ」
えーじ