2024年04月30日

さらに天邪鬼だから

人と同じことをするのがキライな僕ら。
ならば「出かける」が多数派のゴールデンウィークに、
「出かけない」という選択肢だってあります。

だとしたら、僕ならホームで何をするか?

即答しましょう。

大工仕事です。

これ、2年前の引っ越し以来、ずっと続いておりまして、
まだまだ終わっていないのですよ。

なぜか?

まとまった時間と集中力が必要だから。

たとえば店舗前に設置してあるメニュースタンド。

menustand202204.jpg
メニュースタンドの後ろにある物置もハンドメイド。

この制作には最低でも丸5日はかかります。
(実際はもっとかかりましたが)
そこで流れをざっと挙げますと、

1.用途と強度、耐久性を考慮して全体をデザイン。
2.デザインから具体的なサイズを起こして設計図を作成。
3.パーツごとに部材からの切断図の作成。
4.部材の調達。
5.部材に切断線を書く。
6.部材の切断と切断面の整形。
7.部材の塗装。
8.組み立て。

menustandblueprint.jpg

とまぁ、これだけのプロセスがあるので、
仕事の合間の片手間に・・・というわけにはいきません。
だからゴールデンウィークのように、
まとまった時間があるときしかできないのですね。
そう、まさしく時間とはおカネを超えた最重要リソース。

で、現実に戻りますと、
時間不足から、なかなか大物の制作には入れない。
しかし、「ととら流働き方改革」で生み出した休みを使い、
最近、ぼちぼちクリエイティブな仕事を始めていました。

それは店内のディスプレイ。

aproach202404.jpg

こことか、

hall_202404.jpg

ここに「新作」を計3点追加したのです。
(木工系ではありません)

ん〜、やっぱりゼロから何かを作るってのは楽しいなぁ。

思えば、無茶苦茶たいへんでしたが、
2年前の今ごろ、
ととら亭の建築現場で大工仕事に没頭していた日々は、
忘れられない思い出のひとつです。

夢が形になって行くのですからね。

えーじ

carpentereiji.jpg
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2024年04月27日

天邪鬼な僕らだから

いよいよ始まりました、
コロナ規制解除後、初のゴールデンウィーク!

ま、僕らは繁忙期で働いているのですけどね。

そこでふと考えたのが、
もし僕らが皆さんと同じように、この時期オフだったら、
どこで何をしているか?

ん〜・・・

まず企画立案のための情報収集からですが、
やっぱり「観光地ランキングベスト10」とか、
「行くべきお店100選」みたいな人気ランキングは目を通すでしょうね。

しかし、目的は皆さんと真逆。

「行くべき」ではなく「避けるべき」リスト作りのためなのですよ。
僕らの価値観からすると、
この時期、そうした場所に行ってもまず楽しめませんから。

実はこれ、僕らの人生のポリシーでもありまして、
とにかくみんながやることには魅力を感じないのです。

たとえば僕は35年ほど前から、
登山やロッククライミングをやっていましたが、
当時、バックパックのグレゴリーやアウトドアウェアのノースフェイスは、
まったく無名といってもいいメーカーでした。
僕はその性能の良さに惹かれて愛用していたのですけど、
それがどうしたわけかファッションのブームになっちゃった。
街を歩けばアウトドアとは無縁そうな人々が、
ノースフェイスのダウンウェアやベストを着て、
ショルダーハーネスをべろんと伸ばした(!)、
グレゴリーのデイパックを引きずっている。

これを見た僕は、
「ふふん、僕ってば流行の最先端を行ってるんだよねぇ!」

とは喜びませんでした。

反対に、別のメーカーの製品に鞍替えしたのです。

当然、この天邪鬼的傾向は旅にも反映されておりまして、
今でいう「インスタ映え」する場所には間違っても行きません。
そんなところで撮影の順番待ちなんぞはゴメンですからね。

というわけで、具体的に選ぶとしたら、
どこか「日本百名山」に載っていない山に深夜か早朝移動し、
そこで久しぶりのキャンプを楽しむかな?

近場でいうと、群馬県にはマイナーでもいい山が沢山あるんですよ。
愛車のぐり丸(四半世紀以上前のジムニー)で林道を走り、
ひと気のないところでひっそりテントを張る。

思えば35年ほど前は、国内でよくこんな旅をしたものです。
(移動はオートバイでしたが)
ともこが一緒になってからも、
ふたりでしばしばキャンプに出かけておりました。
(「新婚旅行」も半分はキャンプ!)

ということは、あの頃からずっと天邪鬼なんですね。

ちゃんちゃん!

えーじ
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2024年04月25日

やっと人並みの生活に

今年から月曜日のディナーをお休みにしました。
これで全休の火曜日とランチ休の金曜日を合わせて、
遂に「週休二日」が実現!

はぁ〜・・・独立15年目にして、
ようやく人並みの生活に戻れました。
まさに感無量でございます。

とりわけ月曜日のディナー休の意義は大きい。
なぜなら金曜日のランチ休は、営業こそやっていませんが、
結局、週末向けの仕込みか、
全休日で片付かなかった仕事をやっていますからね。

その点、月曜日のディナー休は全休日を前にして、
堅気の皆さまがいうところの「週末感覚」。
そこで一昨日なんぞ、そそくさとランチの片付けを済ませ、
自動車でアリオ亀有に行ってきました。

いやはや、これぞ「休み」という感じですね。
ホント、いい気分転換となりました。
そのまま外食にしたので、
ともこも料理(仕事)から解放されましたし。

実はこの調子で先週も御徒町へ行っていたのですよ。
で、その前は神保町。
いずれもちょっとした買い物ですが、
このゆとりあるくつろぎのひと時は、
会社員を辞めてからずっとなかったことでした。

体を休めるだけではなく、
いい仕事をするためにも休養は必要ですね。
さぁ、連休も目前だ!

えーじ
posted by ととら at 09:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2024年04月22日

大波を前にして

まもなく新型コロナ規制が解除されて初めてのゴールデンウィーク。
皆さま、どんな予定を立てられておりますでしょうか?

海外は円安、国内は物価の高騰で、
遠出は二の足を踏まれている方も多いようですが、
それをまんま引っ被らなくても楽しめる方法だって、
なくはないと思います。

こと旅に関していうなら、
いちばん大切なのはおカネより、
「柔軟な発想」と「チャレンジ精神」ですからね。

僕がこの時期に出かけたときは、
不人気な場所に、時差で行くのを基本としていました。
これは今どきの主流とは真逆です。
たとえば「観光地ベストランキング」を参照するとしたら、
どこへ行くかではなく、
どこへ行くべきではないかの判断材料にしていたのですから。

移動方法にしても、
みんなが好む方法と時間帯を避けることで、
あまり混雑に巻き込まれず、
スムーズに現地へアクセスしていました。

さて、ときは移り変わり、
ゴールデンウィークは僕らの仕事の繁忙期。
仕入れと仕込みをしっかりやって、
この後の大波に備えたいと思っています。

とはいえ、繁盛店ではありませんから、
行列ができるというわけではないのですけどね。

とりあえず席数が少ないので、
ご来店を予定されている方は、ぜひ予約をお願いします!

えーじ
posted by ととら at 10:14| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2024年04月19日

三度目の正直

僕らの旅のバックグラウンドは東南アジア。
当然ながら、タイやベトナムなどの料理は大好きです。

そこで気張って企画した、2015年のインドネシア料理特集と、
2016年のシンガポール料理特集

その結果は・・・

コケました。
それも見事に。

一部の熱烈なファンには受け入れられたものの、
多くのお客さまが特集ではなく、
これを敬遠してグラウンドメニューから注文されるとは。

なぜだ?

以来、これがトラウマとなり、
僕らはアジア系の料理を避けるようになってしまったのです。

そして月日は流れ、場所は柴又。

ここでならどうだ?
と一縷の望みをかけつつも、またコケると悲しいので、
まずはランチメニューにベトナムのティット・ヘオ・コー・チュン
(ポークと卵のココナッツミルク煮)や、
インドネシアのサテ(焼き鳥のピーナッツソース添え)をエントリー。
これが心配をよそに売り切れに!

こうして自信を取り戻した後に企画したのが、
今回のプラナカン料理特集なのです。
その結果は・・・

アタリました!

オタオタ、アッサムペダス、
カリーカピタンの3品すべてにむらなくオーダーを頂き、
ときには売り切れてしまう日も。

これぞ三度目の正直。
諦めずにやって、ホントに良かったです。

えーじ
posted by ととら at 12:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2024年04月16日

年甲斐もなく

柴又で迎える2度目の春。

今年は花期が大きくずれてしまいましたね。
沈丁花が3月前半に香ったと思ったら、
柴又の桜まつりを「つぼみ桜」で迎えることになるとは。

それでも、ここでこうして春が迎えられたことを、
心から嬉しく思っています。

とにかくこの数年間、
公私ともにスーパー波乱万丈でしたからね。
(詳しくはそのうちお話しましょう)
それがあらかた片付いた今、
桜を見上げたときは感無量でした。

なんかね、
「お疲れさん」ってにっこり桜の花から言われたようで、
積年の努力と奮闘が報われた感じがしたのですよ。

しかし、この節目はひとつの終わりであると同時に、
新たな始まりでもあります。

いや、どちらかというと、
「さぁ、次に行ってみようか!」という方が近いかな?

ここで心機一転、頭を切り替えて、
新しい世界に飛び込んでみようと思います。

地球は広い。
僕らが知っていることなんて、砂つぶ程度しかない。
だから、体で感じに行こうじゃないですか。

年甲斐のない話かもしれませんが、
ハーフおじいさんの僕にも、
まだまだ新しい始まりというのがあるのでございます。

えーじ

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posted by ととら at 23:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2024年04月13日

共に生きるということ

この齢になりますと、
結婚式に出席する機会はまったくなくなりました。
(わが家だけではなく、親戚にも子供がいないので)

それでも、しばしば聞くのがお客さまからの、
「結婚しました!」という喜びの声。

そこでスピーチとはいかないまでも、
先輩として何か気の利いたことを言わねば・・・
と、思うのですが、
いかんせん、僕はジョーシキのねじが数本飛んでいるので、
迂闊な話は不謹慎。

そこで誰かの本から引用するのではなく、
自分の経験から学んだことだけを手短に話すとですね、
それは・・・

結婚に限らず、パートナーというのは、
お互いが、世界でいちばん相手をしあわせにできる人なんだよ。
でなければ、一緒にいる意味がないだろう?

反面、パートナーというのは、
世界で一番、相手を怒らせる権利も持っている。

え? 矛盾しているかい?

いや、今、この話にピンと来なくたっていいさ。
でも、やがて、うれしいときに、悲しいときに、
僕が言ったことを思い出すだろう。
そして、その日は必ずやって来る。

それから僕はオールドファッションな人間だから、
男性の君に、もうひとつだけ言おう。

君はイケメンではないかもしれない。
勉強も得意ではなく、運動だって苦手かもしれない。

でもね、君はパートナーにとって、
どんな時も頼りになるヒーローなんだ。

パートナーになったときに、
今までパートナーを守って来た両親から、
とりわけ父親から、
そのバトンを渡されたヒーローなんだよ。

その使命を、君は死ぬまで背負って行くのさ。
それがこの世に生まれた意味なんだから。

それでは、いってらっしゃい。
ふたりでいい旅を。

えーじ
posted by ととら at 15:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2024年04月10日

で、僕らの場合は・・・

前回の若夫婦と違い、
「ハネムーンはどちらへ?」と聞かれて困るのが僕ら。

何といっても結婚そのものが「政略」ならぬ「戦略結婚」だったので、
(詳しくは「僕らの結婚観」をご覧ください)
入籍したのも同棲し始めてから14年後でしたからね。

そこであらためて振り返ると、
1998年の、二人で初めて行った長い旅がそうだ!
と意見が一致しました。

場所はコバルト色の海が眩しい沖縄と八重山諸島。

え? ステキ?

いやいや、これまた今の取材旅行と同じく、
まったくお勧めできないしろものでして。
なにしろ二人そろって仕事を辞め、
45日間の旅に出かけてしまったのですからね。

しかも移動手段は飛行機ならぬオートバイとフェリー。
さらに金欠で宿泊の半分以上がキャンプ!
はっきり言って、はちゃめちゃです。

新婚旅行がこんなんだったら、
お父さんとお母さんは泣きますよ。
(前回のブログでホテル代はケチるな!
    とアドバイスした理由がこれです)

たとえばフェリーも有明ふ頭、那覇間は大型船でしたが、
石垣島、西表島間はこんな船。

iriomoteferry.jpg

ご覧のとおり、フェリーというより上陸用舟艇ですな。
積み込み方もスゴイでしょ?
バイクは車両というより粗大ごみ扱いだし。
これで接岸すると船首の撥ね上げハッチが倒れ、
ライダーたちが先陣を切って、だぁ〜っと突撃するわけです。
みんなが目指すはキャンプ場。

iriomotecamp.jpg

ここは星砂キャンプ場だったかな?
テントを設営して洗濯が終わったところ。
これから夕食の食材の買い出しに出かけました。

iriomoteminsyuku.jpg

たまの贅沢で民宿に泊まると言っても、
殺風景な6畳一間のこんな部屋。
窓に縦型の格子が入っているので、なんだか収容所みたいだな。
(ともこが実家に送る絵葉書を書いています)
100円で1時間動くエアコン付き。
震え上がるほど寒いか、暑くて起きるかの忙しい夜でございました。

とまぁ、スマホはおろかケータイすらない、
ほとんどサバイバル・ハネムーンでしたが、
中身は一生忘れられない宝物となりました。
とりわけ肩書を捨てて飛び出したあの開放感はたとえようがなく、
いま、旅の食堂なんて仕事をしているのも、
その虜になってしまったからに他なりません。

ま、こんな夫婦が一組ぐらいいたって、
いいではないですか。

えーじ

ishigakisea.jpg

P.S.
真似はしないで下さい。
ご両親が泣きます。
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2024年04月07日

これもひとつのハネムーン

先日のディナータイムでのこと。
日本人男性とフィリピン人女性のうら若い新婚さんがご来店しました。
そこでバックパッカーでもある新郎に新婚旅行は?
と聞けば、

「南米です」

とな?

「渡航国は?」
「ペルーとボリビア、それからチリです」
「ほう、ルートは?」
「ペルーでマチュピチュに行って、クスコからプーノのチチカカ湖へ、
 その後、ラパスからウユニ塩湖、そしてサンペドロ・デ・アタカマに抜けます。
 できたらさらに南下して、パタゴニアまで行きたいのですけどね」

って、おいおい、そりゃまんま僕らがととら亭の開業直前、
2009年に周ったルートじゃないか。
それをやる? しかも新婚旅行で!

「期間はどれくらいだい?」
「24日間取れました」
「良かったじゃないか」
「でも、航空券が高くて、底値を狙ったら、
 とんでもない遠回りになってしまったのですよ」
「北米経由ではなく?」
「ええ。日本からパリを経由してサンパウロへ。
 そこでまたトランジットして、ようやく次がリマです」
「あいや〜、西回りか! 太平洋を除いた地球一周だね」

「予算を切り詰めなくてはならなくて。
 今日も黄熱病の予防接種で散財してしまいましたし」
「だよね。あのルートは行ってしまえば安いけど、
 事前準備でけっこう費用がかかるからな」
「そこで何かアドバイスを頂けますか?」

僕はしばし考えて・・・

「ああ、ひとつだけある」
「それは?」
「電気シャワーしかない安宿には泊まらないこと。
 なんといっても新婚旅行なんだからさ!」
「はい、そこはケチらないようにします!」

これもひとつのハネムーン。
前途多難でも旅人らしくていいじゃないか。
帰国後の土産話を待っているよ。

えーじ
posted by ととら at 15:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2024年04月04日

国旗を上げて

決算狂想曲が終わり、
ぼちぼち自由な時間ができてきました。
そこで再開したのが大工仕事。

まずは小物から、ということで、
作ったのが「国旗ホルダー」です。
これ、特集中の国の国旗をディスプレイしているもので、
野方時代はネタケース上に置いた花瓶を使っていたのですが、
風が吹くと倒れたりして不安定だったのですよ。
そこで今回はカウンター上の空間を活かし、
自作の木製ホルダーを3つ取り付けてみました。

flagholder.jpg

これなら今やっているプラナカン料理特集のマレーシア一国から、
ギョーザ特集のように3カ国まで対応できますからね。

ちなみにこの企画、2011年のヨルダン料理特集から始めたもので、
きっかけとなったのは、アンマンの市場周辺を取材していて、
道端で偶然もらった紙製のヨルダン国旗。

jordanflag.jpg

何かの国事があったのでしょうね。
その時は「ま、記念にもらっとこう」程度の気持ちで、
バックパックにしまったのですけど、
特集の始まりにふとその存在を思い出してディスプレイしてみたら、
思わぬ効果が現れたではないですか。
それは「どこの国旗ですか?」という多くのご質問。

なるほど国旗というのは、
知られているようで知られていませんからね。
かくいう僕らにしても、取材が決まって調べてようやく、
「へぇ〜!」なくらいですし。

それからというもの、
現地では必ず小型の国旗を買い求めているわけですが、
ここでまた意味深な事実に突き当りました。
国旗を売っていない国が意外とあるのですよ。

たとえば先般訪れたメキシコ。
8都市を周ってくまなくお土産物屋さんを物色しましたが、
小型の国旗はまったく見かけませんでした。
そこいらじゅうで聞きまくってようやくあったと思えば、
これが一辺1メートルはあろうかという大型バージョン。

こうしたケースはインドネシアやチュニジア、
モザンビークでも直面し、
片やオーストラリアやマレーシアなど、
どこのお土産物屋さんでも見かける国があります。
いずれもその国のナショナリズムが微妙に反映されているようで、
興味深いと思いません?

次の渡航国はフィリピン。
マニラで国旗は手に入るかな?

えーじ
posted by ととら at 14:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2024年04月01日

毎年、初日

今日が初日の人も多いかと思います。
新しい場所で、新しい人に囲まれて、新しい仕事と向き合う。
そこにあるのは、緊張と、不安と、
そして希望・・・かな?

僕は季節の中で、この時期がいちばん好きなんですよ。
学校でも、職場でも、
新しいステージの幕が上がるような感じがしてね。

そう、今までになかった、新しいストーリー。
それをゼロから書き始めるのですから、
エキサイティングじゃないですか?

しかし、ここでちょいと問題が。

一般的に還暦ともなれば、
落ち着いて安定した余生を楽しむってのがお約束でしょう?
ところが僕の中には、若造だった頃に身に付いた、
この春の始まりの感覚が、未だに残ったままなのですよ。

そんなわけで、
ととら亭は開業14年を越えたにもかかわらず、
新しいフェーズへ突き進んでおります。
今週はその離陸へ向けたスケジュールの調整。

今年もルーキーたちに混じって、
「初日」を迎えた僕らでありました。

えーじ
posted by ととら at 18:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記