2016年02月13日

第11回取材旅行 その5

今日はアディスアベバの概要をお伝えしましょう。

アディスアベバはエチオピアのほぼ中央に位置し、
世界でも有数の高地にある首都。標高は2,355メートル。
これは同じく高所にあるメキシコシティより115メートル高いものです。
高低差の多い地形で、僕たちのいるピアッサ地区は坂の上にある為、
手持ちの高度計は2,433メートルを指していました。
その所為かバンコクより緯度は南にも拘らず冷涼な気候で、
現在でも気温は16度から24度くらいでしょうか。
日中の日差しは強烈でも湿度が低いので、日陰に入ればひんやりしています。
朝晩は肌寒いくらいですね。

人々はおしなべて明るく朗らか。
主に話されている言語はアムハラ語。
僕にとっては馴染みのない音の並びで英語が通じないと少々困りますが、
心と心のボディランゲージで今のところは何とかなっています。

貧困の度合いは深く、
政府発表の数字が「著しい経済成長を遂げている」ことになっていても、
ストリートチルドレンや大人のホームレスの数とその悲惨な有様を目の当たりにすると、
貧困線を大きく下回った、一日2ドル以下で生活する人々の数は、
少なくない印象を受けました。

そうした場合に気になる治安ですが、
尋ねた何人かの意見を総合すると、場所と時間によりけりのようです。
日中に限って言えば、僕が歩いた範囲でなら、
危険なムードは感じていません。

困りものの数も、日本より少々多いです。
日本では蚊とダニがポピュラーですけど、
ここには南京虫(シラミ)とノミも活躍中で、
僕も早速いいお客さんになりました。
お食事の跡(3点食い)からして多分、南京虫でしょう。
ともこは無事ですから、ホテルのベッドではなく、
タクシーかローカルレストランの椅子かもしれません。
個人差にもよりますが、痒みは蚊と同じかな?
ダニほどしつこくなく安心しました。

衛生環境は概して良くないですね。
ゴミが至る所に散乱し、収集と処理、
リサイクルのシステムがどの程度機能しているかは微妙です。
下水のインフラも貧弱なため、汚水が溢れている箇所が幾つかありました。

しかし経済的な高いハードルを抱えつつも、
人々のバイタリティーと文化の多様性の持つ魅力は、僕たちを引き付けてやみません。
確かに日本の文化との違いは、表面的に限ればとても大きなものだと僕は感じています。
それでも旅の常で、出会った人々と、顔の見える距離で、お互いの名を名乗り、
話を始めると、30分もすれば、
そこにいるのは、エチオピア人と日本人ではなく、同じ地球人です。

アディスアベバでの3日目。
出会う人々は子供も大人も、男性も女性も、みな僕たちの先生。
昨夜は早速、食事中にフォークを使い、マナー違反を窘められました。

「普通に」フォークを使っただけなのですけどね。
なぜだと思います?

それは次回、食文化を中心にお話しましょう。

えーじ
posted by ととら at 20:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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