2016年03月05日

2010年3月の思い出

昨今、物忘れのとても良い僕でも、
まるで昨日のことのように覚えているのが、
オープン当初の数日間。
3月3日のスタートから3日間は、ディナーのみの営業でした。

体力の温存?

とんでもない。
余裕のヨの字もなかっただけです。

当時のブログ(初日はTKO寸前)を読み返すまでもなく、
二人とも日々、仕事が終わる度に、

おっちゃん・・・燃えたよ・・・
まっ白に・・・燃えつきた・・・まっ白な灰に・・・

の状態。

開業準備の段階から緻密にスケジュールをマネジメントし、
最後は2度のレセプションでリハーサルまでしていても、
実際にお客さまが入ってみれば、

うぁ〜・・・と波に押し流される始末。

この混乱を避けるために、
当初はサイレントオープンの予定だったのですが、
商店街の中心で工事していたのですから、
サイレントもへったくれもありません。

3月3日18時。
暖簾を出して15分も経たずに店内は満席。
おまけに今でも理由は分からないのですが、
僕はテーブルセットをしていなかったのですよ。

当然、むちゃくちゃ煽られました。
というか、キッチンもホールも瞬く間に総崩れ。

終わってみれば、正直、この3日間でご来店されたお客さまは、
2度と来ないのではないかしらん・・・と深く反省する2人。

翌日は課題に対策を打ち、再び暖簾を出して再挑戦。
そしてまたボロ負けして対策を練る。
この繰り返しの1カ月間は、会社員の頃のデスマーチプロジェクトが、
極楽浄土に思えるほどのしんどさでしたけど、
6年を経て振り返ると、
あれもまた僕たちらしい、いい旅のひとつだったな、
そう、しみじみ思っています。

旅の食堂ととら亭という長い旅。
その中でも、特別な意味を持つのが、あの日々だったのでしょう。
だから事業の平均寿命が3,4年と言われる飲食業で、
高齢者ともいえる6年目になっても、
僕たちの気持ちは、ルーキーのままなのかもしれません。

えーじ
posted by ととら at 16:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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