2016年04月16日

旅のグレードを決めるもの

「いいなぁ、ととら亭は。儲かってて。」

商店街のフェローたちから、
冗談交じりにそう言われることがしばしばあります。

多分、個人経営の飲食店であるにもかかわらず、
年に3回はお店を閉めて、海外旅行に出ているからでしょう。
(仕事なんですけどね・・・ほんと)

その根拠は、

海外旅行      = 高額
高額の旅費が払える = お金持ち
お金持ちの飲食店  = 儲かっている

であることは言うまでもありません。

そこで何度か、そう言う方たちに、
「どのくらいの予算で僕たちが旅をしていると思いますか?」
と尋ねたことがあるのですが、
「二人だと1回で100万円くらいかかるでしょ?」

てことは、1回1人で50万円!

いいなぁ・・・

舛添さんみたいに、そんなじゃぶじゃぶ予算があったら、
売店すらない深夜の空港で夜明かししたり、
小型バンの乗車人数でギネスの記録に挑戦するようなこともないでしょう。

ぶっちゃけ、3回2人分、費用のかさむ三角飛びをしなければ、
航空券から現地での宿泊費や飲食費、雑費なども全て込みで、
100万円くらいでしょうか。

そう現実は、1回1人で平均17万円弱!
しかも1回が15日間くらいの旅程ですから、
夢の50万円と現実の17万円弱の差は大きいですよ。

で、こんなお話をすると、
「どうやったらそんなに切り詰められるのですか?」
と2番目のご質問を頂きます。

実際は、時間の余裕さえあれば、
もっと節約できるのですけどね。

さて、その秘密とは・・・

トイレです。

え? 意味不明?

いや、ほんとにトイレなんですよ。

皆さんは、どんなトイレならば使えます?

化粧台とウォシュレット付きじゃないとダメ?
だとすると、旅はやっぱりそれなりのお値段になると思います。

反対に「ないないトイレ」でもOKであれば、
僕たち並みか、それ以上に節約した旅が出来るでしょう。

この「ないないトイレ」とは、
化粧台やウォシュレットがないだけではなく、
トイレットペーパーや便座はおろか、
照明も扉も洗面台もありません。
ああ、用済みのモノを流す水さえないことも珍しくありません。

僕が使った最も難易度の高いトイレは、
バングラデッシュの国境で入ったもので、
大きさは掃除用具入れくらい。
一応洋式便座はあるのですが、
縦長の箱にすっぽり収まっているものですから、
物理的に「座る」ことはできません。
加えてその汚れようは、
もしそこで滑って転びでもしたら、
一生残るトラウマを背負って生きねばならぬほど恐ろしいもの。

仕方なくバックパックを頭の上に乗せ、
便座の上に立ち上がってパンツを降し、
そこから腰を下げて、
腿をプルプルさせながら曲芸のように用をたしました。

こいつはイーサン・ハントでも出来ますまい。

そう、何処へ行っても避けて通れないのがトイレ。
このグレードをどこまで下げられるかで、
旅のコストは大方決まるのです。

え? やっぱり50万円コースがいい?

でしょ?
僕もそちらの方をお勧めします。

えーじ
posted by ととら at 15:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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