2016年04月29日

空白だらけの予定表

さぁ、いよいよ始まりました、2016年のゴールデンウィーク!
皆さん、今頃どこへ向かっているのでしょうね?

ここ数週間、ご来店されたお客さまに、
連休の過ごし方について聞いていたのですが、
短い期間とはいえ、
そこにはその人のライフスタイルが如実に表れており、
十人十色だなぁ、と深く頷いた僕でした。

しかし、旅のスタイルとなると、
意外にはっきり好みが分かれる傾向があります。
随分前にお話した、一人旅についての考え方がその代表でしょうか。

→ 僕の旅のスタイル(国内編)

今日は、もうひとつの大きな分かれ道である、
「スケジュール」についてお話したいと思います。

スケジュール。旅程。
そこには、その旅人の人生そのものが、
ミニチュア化されているのですよ。
極言すれば、
スケジュール型と非スケジュール型のふたつに分けられるような気がします。

スケジュール型
 移動手段と宿泊のみならず、訪れる観光地から食事まで、
 すべてスケジューリングされている、パックツアーに参加したい。

非スケジュール型
 片道航空券だけ購入して出発し、
 その後はすべからく出たとこ勝負で旅をしたい。

この違いを要約すると、
「未来の透明感」についての価値観になるのではないかと僕は考えています。

スケジュール型の人は、透明感を重視します。
だから、何処に泊るか決まっていない、それはその場で探せばいい、
なんてのは、不安の塊りになりますし、
どこをどう周るのかも分からなければ、尚更行く気もなくなるでしょう。

ところが、その対極にいる非スケジュール型の人は、
スケジュール型の人が安心する予定表を、
やらねばならないタスクリストのように見てしまいます。

せっかく旅に出たというのに、
必ずあの街に「行かねばならず」、
あのホテルに「泊まらねばならない」のか!
と言う具合に。

仮にそれが何らかの理由で、
事前に自分で手配したものであったとしても、
透明な未来は、どこか自分を拘束するように感じてしまうのです。

同じ一枚の予定表でも、旅人によって感じ方が全く違う。
面白いと思いませんか?

では、ととら亭の旅はどうかと申しますと、
もちろん非スケジュール型?

いや、実はスケジュール型なのですよ。

え? 君たちはバックパッカーだろう?

そうなんですけどね。
フリーで行くなら当然決め事は必要最低限なのですが、
取材となれば、
きっちり期限までに成果を持ち帰らねばならないという、
重〜〜い縛りがございまして。

「あの街で、この料理を調べるってことは・・・」
「いついつまでには到着しないとなぁ・・・」
「じゃ、ここの鉄道を予約して、その宿を押さえておかなきゃ。」

てなっちゃうんですよ。

理想は、

「取り敢えず、あの街を目指して行くか。」
「じゃ、陽が暮れるちょっと前に着いた所で宿探しだね。」
「雰囲気のいい所があったら、その前に降りてもいいさ。」

なんですけどね。

ああ、また白紙の旅にでてみたいなぁ・・・

えーじ
posted by ととら at 17:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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