2016年05月20日

ビンボー旅行の効能 その2

登山ライダー、そしてバックパッカー。
こうしたスタイルの旅人が、
日常的にどんな生活観を持つか、
今日はモノについてお話しましょう。

皆さんは旅行に出かける時、
どんなモノを持って行きますか?

僕は空港のチェックインカウンターで並んでいる時、
他の旅行者の服装や荷物を見るのが楽しみなのですよ。
実はこのモノの種類と量は、
ミニチュア化された、その人の生活そのものですからね。

で、僕らの場合、
各自、機内預け用のバックパックと、
貴重品を入れるサブザックをひとつずつだけ。
重量は旅の期間と渡航先の気候にもよりますが、
概ね、バックパックが12Kg〜⒛Kg、
サブザックは4kg〜6kgくらいでしょうか。

この量は、巨大なキャスター付きサムソナイトを預け、
機内にヘッドロッカーぎりぎりサイズのキャリーバックと、
ショルダーバックを持ち込む他の旅行者に比べると、
何ともみすぼらしく見えるかもしれません。

しかし、これにはそれなりの理由があるのですよ。

バックパッカーが空港や駅でポーターを雇うことはまずありません。
また彼、彼女たちをホテルからリムジンが迎えに来ることも稀でしょう。
自分で全ての荷物を持ち、公共の交通機関を使って移動するのが、
バックパッカーの行動特性なのです。
しかも、その移動範囲はパリやロンドン、ローマの街中に限らず、
時には標高が富士山の山頂に近く、
やたらと坂の多いラパスのようなところも含まれています。

デビューしたてのバックパッカーの中には、
環境が変わると寝付けないのか、
大きな枕を抱きしめて旅をしていた人も、
何度か見かけたことがありましたけど、
あれもこれも持った挙句、バックパックのハーネスが肩に食い込み、
息を切らせながら坂の上り下りを経験すると、
嫌でも荷物を減らすようになってきます。

僕の場合、ライダーがスタートだったので、
最初はバックパッカーに比べれば荷物は多目でしたが、
(といってもキャンプ用具ですけどね。)
これが登山を始め、雪山にも登り始めると、
重い荷物に散々苦しめられ、
ほどくな1gでも軽くするにはどうしたらいいのか、
真剣に考えるようになりました。

やがて、こうした旅のスタイルが日常にフィードバックされ、
部屋の中から「ないよりあった方が便利」的なモノが姿を消して行きます。
そして引っ越しの度に、
一年間使っていなかったものは処分するという「1年ルール」を適用すると、
2人分の荷物がトラック2トン車ロングでも十分積み込めるようになりました。

目標は次の引っ越しの時に2トン車ショートに収めること。

Simple is Best.

モノを所有すれば、
同時に、それが僕を所有することになりますからね。

えーじ
posted by ととら at 14:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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