2017年01月29日

ととらな本 その2

ととら亭を音楽のジャンルに当てはめるとしたら?

答えはクラシック。

そのココロは?

楽譜(レシピ)に忠実なお仕事だから。

旅先で出会った料理をアレンジせずに再現し、
お客さまとその感動をシェアすることが僕たちのミッションです。

実はこれ、料理に留まらず、
お店の設計やデザインにまでおよび、
きっちり考えてスコアを書き、その通りにプレイしているのですよ。

マジメでしょ?

確かに自分たちで何でもやらなければならないのは骨が折れますけど、
このやり方は自分たちのイメージの純度を保ったまま形にしようとした場合、
とてもいい方法なのです。

半面、長く続けていると、少々マンネリ化してきます。
取材旅行で新しいイメージのインプットはあるものの、
それを解釈するのは、ともこと僕の二人だけですからね。

今回の出版という仕事では、そのスタイルを大きく変えてみました。
もう一度音楽に例えるなら、まさにジャズ!

決まっているのは、曲のテーマとテンポとキーだけ。
それぞれのプレーヤーが曲を自由に解釈し、
手慣れた楽器で自分だけのプレイをしたのです

メンバーは、
「かもめの本棚」編集長 村尾由紀さん、
デザイナーの稲葉奏子さんと大口ユキエさん、
そして僕たち、ととら亭コンビ。

実際、この曲(本)の作曲者(著者)は僕ですが、
敢えて各プレーヤーのプレイには最初からオーダーをしませんでした。
必要なのは、スコア通りのプレイではなく、
このメンバーでしかできない、
バンド全体の『グルーブ』だったのですから。

そして届いたデザインを見てみれば・・・

bookdesign.jpg

封筒から出して一目見た途端、
僕たちは「これだ!」となりました。
まさしくテイク1でOKです。

ととら亭のグラフィックと同じように僕がデザインしていたら、
けしてこうはならなかったでしょう。

旅だけではなく、仕事でも大切なもの。
それはこうした『サプライズ』なんですよね。

えーじ
posted by ととら at 16:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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