2017年11月29日

第5回研修旅行 その2

旅行前、僕らはけっこう慎重に現地の情報を調べ、
計画を立てる方だと思いますが、
そのプランAがそのまま実行できるかというと、
まずノートラブルということはありません。

そこで現実的なのは、
不確定要素が多い場合のプランBを立案しておくことと、
計画そのものをあまりタイトにしないことです。

そして例によって「・・・ん?」となった時は、
プランBがないケースでも、可能な限り素早く情報を収集し、
柔軟に対応することが旅を進める鍵なのです。

今回も昨日はドバイで泊っていたホテルのWI-FIがダウンしていて、
ネットワークに入れませんでした。

ドバイのホテルで?

と思われる方もいらっしゃるでしょうね。
確かに一般的なドバイ旅行で使われるホテルなら、
広域障害を除き、そんなことはまずないでしょう。
しかし僕たちが投宿しているのは、
ダブルで朝食付き1泊日本円で約5,000円のホテル。
(1人分ではありません。支払総額です。)
所在地も高層ビルが林立し、リゾートホテルが立ち並ぶダウンタウンではなく、
外国から来た出稼ぎ労働者が集まるごちゃっとしたデイラ地区にあります。

となると、ホテルのウエブサイトが謳っていたサービスが、
額面通りに享受できるかというと、
そこはそもそも真面目に受け取らない方が無難なんですよ。

日本の商い習慣だったら、
「言っていたことと違うじゃないか!」と一喝するケースでも、
文化が違えば怒鳴ったところで状況は変わらないどころか、
反対に悪化することが珍しくありません。

個人的な経験の範囲で言えば、
東南および南西アジア、南米、アフリカ、そして今いる中東で、
申し入れ、もしくはクレームで状況が好転する可能性は極めて低いです。
それより、彼らのスキルとモチベーションから実現可能な目標を考え、
それにどうやって近づけるかを試みる方が現実的なのです。

ベストを目指すというより、ワーストを避ける。
逃げ腰に思えるかもしれませんが、
僕らはこの方針で旅をしているのですよ。

さて、
ランチから戻ったらネットワークが復旧していました。
ビュッフェ式の朝食に集まった顔ぶれを見る限り、
黄色人種は僕たちだけ。
中国人は中華系のホテルが好みですからね。
6割はアフリカ系と思しき黒人と残りが英語圏ではない白人。
食事の仕方を見ているだけでも面白いですよ。
まず目についたのはアフリカ勢の旺盛な食欲。
彼らのお皿はソーセージや卵など、
動物性たんぱく質を中心とした料理で溢れんばかり。
白人勢も負けてはいません。
彼らはパンを中心に栄養的にはバランスの取れた内容ですが、
女性でも驚くべき量を召し上がっています。

で、僕たちは?
二人で彼ら一人分の半分も食べていないかな?

ドバイはトランジットポイントとして通過していただけで、
市内に出たのはこれが初めてです。
僕の率直な印象は、シンガポールみたいだな? というもの。
鉄道の駅や列車内は飲食禁止できれい。
街中も殆どゴミが落ちていません。

自動車の運転マナーもよく、
暴走気味の車はまだ見かけていませんし、
交差点以外の場所でも路肩で佇んでいれば自動車が止まってくれます。

治安もいいですね。
デイラ地区でさえ夜21時を過ぎても危険な気配は感じませんでした。
その所為か、警察官も殆どお会いしていません。

しかし人々はせっかちです。
エスカレータは左側が歩く人、右側が立っている人。
で、みなさんのしのし左側を上がって行きます。

驚いたのはユニオンという乗換駅で列車を降りた時。
出口付近にいた人々が扉が開くなり一斉に階段へダッシュ!
我先に腿を上げて駆け上がる様子は、
まさしくアスリートのものじゃないですか!
これはせっかちな我が国でもさすがに見たことがありません。

とはいえ、思えば彼らはUAE人ではないのですね。
一見しただけですがインド、パキスタン、バングラデッシュなど、
南西アジアからの出稼ぎの方が殆どだと思います。
人口の2割程度しかいない本家UAE人は、
地下鉄なんか乗らないのではないかな?

明日は早朝のフライトでオマーンのマスカットに移動します。
ここまでの雰囲気からして、
いろいろ起こる可能性があるのは明日だな、と思っています。
(僕の勘は残念ながらよく当たるのですよ)
プランBはまだしもプランCになるかな?
ん〜・・・

それでは次はマスカットから!

えーじ
posted by ととら at 18:56| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
UAE、行ってみたいですね。トラブルがあっても、情報収集を素早く行って対処、最善策より最悪を避ける、まさにサバイバルスキルで素晴らしいですね。でも、情報収集でネットが繋がらないのって、今の時代結構ショックですね。先日サンフランシスコで、携帯のギガ切れで1日電波なしで過ごしたら、なんと不便なことか。バス一つ乗れなくて(汗)。昔ならその辺の人に聞いて解決したけど、今はWiFi電波を探して右往左往。時代は変わったし、自分も変わっちゃいました(笑)。どうぞお気をつけて!
Posted by TabiEats at 2017年11月30日 12:23
Hi Guys!!
そちらは今どこをTabiしていますか?
ドバイのホテルは結局ほとんどWi-Fiが繋がりませんでしたけど、
今、オマーンのマスカットで投宿しているホテルは快適です。
ともあれ、旅のスタイルは日常の仕事以上に技術の進歩の恩恵を受けていますよね。
そうした意味で僕も変わってきたのかもしれません。
しかし渡航国によっては、
Wi-Fi以前に電気がまともに来ていないような時がありますから、
結局ぐるっと回ってオールドファッションなのかな?
Posted by えーじ at 2017年12月02日 05:23
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