2018年05月14日

Welcome on board!

僕たちは現役のバックパッカー。
仕事も旅の食堂なんてことをしているので、
飛行機に乗る機会がぼちぼちあります。

そこで今更ながらに思ったのですが、
あの乗り物は数ある移動手段の中でも、
極めて特殊なものではないでしょうか?

なぜって、
まずエコノミークラスのシートに座ったところを想像してみて下さい。

あの狭いスペースって日常的にあまりないと思いません?
占有できる空間で考えると近いのは満員電車くらいかな?

でも座っているとはいえ、
満員電車に3時間以上乗り続けることはまずないでしょう?
それが国際線の場合、長いと12時間前後になるのですよ!

いや、何が言いたいのかというとですね、
エコノミークラスで行く限り、
飛行機の旅はけして『快適ではない』
という真実を述べているのです。

だから航空会社さんのコマーシャルは、
おしなべてビジネスクラス以上が対象でしょ?

空間的制約だけではありません。
ひとり旅の場合、3列シートの中央に座ると、
僕の前後左右には見知らぬ他人が座っています。

その人たちが僕と同じ『常識』を持っている保証は、
どこにもありません。

最悪の場合、プロレスラー級のビッグガイに両側から挟まれ、
前の人は食事中もシートをフルリクライニングしたまま、
更に四六時中騒ぐ乗客が半径2メートル以内に複数おり、
後ろからシートを蹴られ続ける拷問が待っているかもしれないのです。

こ、こりゃたまらん!
とキャビンクルーに助けを求めても機内は満席で逃げ場はなし。

昨今、機内のトラブルネタがネット上をよく流れていますが、
こうした状況を鑑みれば何の不思議もないでしょう。
それだけ忍耐力を試される過酷な環境なのですから。

で、僕はどうしているかというとですね、
音についてはインナーイヤーのイヤフォンでブロックしています。
最近のMP3プレーヤは優れたノイズキャンセル機能が付いているので、
となりに座った AC/DC の Brian Johnson が発声練習でも始めない限り
殆ど気にならなくなります。

狭さについては、
なるべく背筋を伸ばして姿勢よく座ること。
この方がでれっとしなだれるより体がコンパクトにまとまり、
狭さを感じ難くなるのですよ。
腰にもいいですしね。

ビッグガイ対策ではこんなことがありました。
今年2月の取材でアジスアベバから、
香港を経由して成田へ帰る足掛け16時間のフライトで、
僕の隣に座ったのは100キロ超級のインド人の青年。
(注:彼の体形が問題なのではありませんよ。
   人間工学より経済性を優先した設計に無理があるのです)

エコノミーシート恒例のアームレスト争奪戦は、
僕がはなから棄権して不戦敗。

でも8時間近く爆睡して
「ふぁ〜・・・よく眠たな〜」と思って目を覚ますと、
僕は彼にぺっとり寄りかかって寝ていたではないですか!

どおりでポニャポニャして暖かく、寝心地が良かったわけだ。
(Sorry brother!)

と、まぁいろいろありますけどね、
過酷な環境で可能な限り居心地よく過ごす最大の秘訣は、
座ったらすぐご近所さんに挨拶すること。
これに尽きます。

例えば窓際の列の中央に座ったら、
窓際の人に
「僕が寝ていてもトイレに行きたくなったらいつでも起こして下さいね」
とか、
通路側の人には、
「僕がトイレに行く時に起こしてしまったらごめんなさいね」
という具合に。

みんながつらいエコノミークラスでの長距離フライト。
でも、協力し合えばけっこう楽になるものです。

Have a nice flight!

えーじ
posted by ととら at 15:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/183227917

この記事へのトラックバック