2018年05月22日

勉強と仕事の違い

5月も下旬。
新卒のルーキーたちがそろそろ実戦配備される時期ですね。

ととら亭にも「研修期間が間もなく終わります」、
と言っていた若者たちが何人か来ていました。

これから彼、彼女たちはどんな世界に羽ばたいて行くのでしょう?

最初はただ新しい環境に慣れ、仕事を覚えるだけで精一杯。
そしてようやく一息つけたところでぶつかるのが、
『勉強と仕事の違い』という壁なんですよね。
これは『理論と現実の違い』とも言い換えられるかな?

官民を問わず、
大なり小なり組織の中で働いた経験のある方なら説明不要でしょうが、
『ヒト、カネ、モノ、時間』という、
仕事に必須の4大リソースを教科書通りに与えられて、
「さぁ、行ってこい!」と始まる仕事はまずありません。(よね?)

で、たいてい不足しているのがヒト。

「マジですか? これをこの人数でやるの?」

と唖然とするのは一種の社会的な通過儀礼。
こうして社会人としての一歩を踏み出すわけです。

次がカネ。
期初に見込んでいなかった突発的な事案では、
カツカツの予算でやり繰りしなければなりませんし、
大事な得意先から減額プレッシャーをかけられれば、
四方八方に頭を下げまくっての膨大な社内調整が待っています。

そして僕が個人的に一番泣いたのは時間でしたね。
(皆さんもそうじゃありません?)
ある程度の場数を踏んだ社会人なら、
キックオフの時点でマスタースケジュールを一瞥すれば、
その後に自分たちを待ち受ける悲しい運命を悟るものです。

さて、
こうしたナイナイづくしのミッションをどうやって切り抜けるのか?

最初は僕も愚直に教科書どおりの100点満点を狙っていましたけど、
次第に大人の世界の現実を学習し、
走り始める前に与えられたリソースで可能な到達点を考えるようになりました。

これじゃ逆立ちしたって70点が限界だよ・・・

という具合に。

そこで求められるのは、
70点でも「ほら、できたじゃないですか!」と関係者を納得させるストーリー。
こういうのはMBAの試験にも出てこないでしょうね。

個人事業主となった今では、
かつてほどこうしたメタレベルの苦労は減りましたけど、
それでもゼロというわけではありません。

そうした意味で大人の仕事の世界ってのは、
何処へ行っても似たり寄ったりなのですよ。

Welcome to the REAL WORLD!!

えーじ
posted by ととら at 13:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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