2018年06月21日

第16回取材旅行 その2

今はノルウェー時間22時58分。
僕たちはソグネフィヨルドのゲートウェイとなるベルゲンに滞在しています。
外はようやく陽が傾いてきたところ。

そう、明日は夏至。
北半球では最も日中の時間が長くなります。
その上、ここは北緯60°23°35°。
僕たちの旅の記録では、
昨年訪れたロシアのサンクトペテルブルグ(北緯59°56°19°)が最北端でしたから、
日没もなんと23時!
午前零時を回っても薄暗いままですから、まさに白夜なんですよ。
記録を少々更新しました。

オスロからのアクセスで乗ったベルゲン鉄道は、
さすがに世界の鉄道ファン憧れの的と言われるだけあり、
ミュールダールの手前30分くらいからの景色は圧巻でしたね。
雪渓を頂く峰々に囲まれた湖の光景は、
普通、スキルの高いクライマーだけに許される褒賞としての景観でしょう。
それを汗もかかず、ゆったり座って見られるのですから。
(写真はのちほどお見せしますね!)

さらに僕らはラッキーでした。
道中ほとんど雨に降られなかっただけではなく、
1週間に8日雨が降るとまで言われたベルゲンに着くなり、
太陽が顔を出したのですよ!
天気予報は雨だったのに。

そして二つ目の不確定要素も無事にクリアできました。

というのも、ベルゲンの宿はビッグブラザータイプのホテルなんですよ。
(詳しくは『第4回取材旅行 その2』をご参照下さい)

今回はどうかな〜・・・と訝りつつ、
メールをチェックしていると、
昨日、チェックインの方法を説明したメールが届きました。

その内容は・・・

1.エントランスを入ると部屋番号が記されたキーボックスが並んでいる。
2.自分の部屋番号が記されたキーボックスのふたを開けて中にあるダイヤル錠に、
  この手紙に書いてある暗証番号をセットする。
3.中のレバーを下げるとロックが開きルームキーが取り出せる。
4.そのキーを使ってホテルの中に入り、自分の部屋のドアを開ける。

意味分かります?
直訳するとこうなんですよ。

さらに、

5.15時前にはチェックインできません!
6.同じ通り上に同じ名前のホテルが3つありますが、
  あなたが泊まるのは29番地のところです。44、48番地ではありません!
  
との追記が・・・

これを読めば旅人なら、
ミッションインポッシブルのテーマが聞こえてくるってもんです。

そこでベルゲン駅を出てからオフラインでも使えるマップを使い、
現地まで行ってみると・・・

ほ〜ら、暗証番号を入力してもエントランスのドアが開きません。

ん? でもおかしいぞ。
住所が違う。ここは29番地じゃない。

で周りの番地を確認してみれば、進行方向右側に並んでいるのは、
偶数番号の住所しかありません。
こういうのはブカレストでやられたことがありました。

で、来た道を戻りながら、もう一度住所を確認していると、
少し北に行ったところに
奇数番号の住所のブロックが並んでいるじゃないですか。

ここは33番地・・・ということは・・・

あった!

で居並ぶキーボックスから指定された部屋番号のものを探し、
ふたを開けてダイヤル錠に暗証番号をセット!

じゃあ〜ん!

うちブタが開いて現れたのはパンチカード型のアナログカードキー。
これを入り口のスロットに挿入すると・・・

じゃ、じゃあ〜ん! 開きましたぁ〜

どうですこういうの?
スパイごっこみたいで楽しいですよ〜。

さっき夕食から帰ってきたとき、
キーボックスの前で奮闘する老夫婦の姿がありました。

「ちょっと、そうじゃないわよ!」
「いや、これでいいんだ! あれ?」
「ほら違うじゃない! キーボックスが違うのよ!」

「あの〜、お手伝いしましょうか?」
「あら! そう?」
「ちょっと待ってくれ・・・ああ! 開いたぞ!」
「おめでとうございま〜す!」

ここが『こういうところ』だとは、ちょっと分からないと思いますよ。
ご興味のある方は、こちらをご覧下さい。

→ Bergen Budget Hotel


ま、慣れている方には結構居心地のいい場所だとは思いますが。

えーじ
posted by ととら at 06:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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