2018年07月02日

第16回取材旅行 その9

空路と陸路、最後は海路で国境超えた今回の旅も、
とうとう最後の街、フィンランドのヘルシンキに着きました。

マリエハムンからトュルクへの船旅は、
『予定外の予定通り』、22時ごろの到着となり、
僕たちは何とかホテルのフロントが閉まる23時前に、
滑り込みでチェックインできたのでした。

これ、皆さんはピンとこないかもしれませんが、
北欧の安ホテルはフロントにスタッフが常駐しておらず、
早いと20時で誰もいなくなってしまうのですよ。
一応連絡すれば待っていてくれるそうなんですけど、
これまたどうだか怪しいものですからね。

ま、僕らのような旅はとどのつまり、
アフリカに行こうが北欧に行こうが、
こうして多かれ少なかれ不確定要素がつきまとうものなのです。

ともあれサプライズが悪いことばかりとは限りません。

一夜明けたトュルクでは日曜日のため、
殆どの商店が閉まっていましたが、
偶然なにかのお祭りに当たりまして。
通りと広場には露店が並び、
所々で中世の古楽器を交えたバンドのライブが聞けました。

ここで驚いたのは、今まで絵画や博物館でしか見たことがなかった、
リュートとハーディガーディの生音が聞けたことです。
確かにYoutubeにライブがアップされてはいるものの、
ああいうデリケートな楽器は生音を聞いてみないと分かりませんからね。

次が屋台を冷かしていた時のこと、
僕は一瞬わが目を疑いました。
マニアックにも中世の計測器具を売っている店があったのですよ。
そしてそこにあったのはなんと新品のアストロラーベ!
しかもそれにはただでさえ文献の少ないこの装置の
英文マニュアルが付いていたのです!!
手に取れば、これはラテン文字バージョンのアストロラーベなので、
これで以前モロッコで手に入れて謎のままだったアラビア文字版の謎が解けます。

そしてまたしばらく行くと、
この地域にあるはずのないものがありました。
それは『ファティマの手』。
このアラブの護符はイスラエルの『ハムザ』と同じもので、
ととら亭でも両文化バージョンをそれぞれディスプレイしていますが、
なぜここフィンランドの地方都市で売っているのかと売り手に訊けば、
やっぱりパレスチナからの移民(難民)の方でした。

あ、すみません、今日は僕の趣味に走った内容で、
注釈なしだとそれこそピンときませんよね?

それじゃ最後のサプライズをもう一つ。

トゥルク駅でヘルシンキ行きのチケットを買い、
念のために出発ホームを確認しようと駅舎から出ると、
目の前にいきなり蒸気機関車が走りこんできたのです!
これまた度肝を抜かれました。
実は走っているSLを見るのは二人とも初めてだったのですよ。
乗客を乗せて走り出す姿はちょっと感動的でしたね。
ほんと迫力がありました。

さて、明日はどんなサプライズが僕たちを待っているのか・・・
お手柔らかに願いたいものです。

えーじ
posted by ととら at 08:15| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
日本の史上最速梅雨明けのニュースは届いてますか?
この夏は断水かも…って!プールに行けない!
野方も毎日暑くて暑くてキッチンは40度越え。
外の日向に温度計置いておいたらやっぱり40度越え!
お2人が帰って来る頃にはいったん暑さもやわらぐようで残念?です。
Posted by みなみ at 2018年07月02日 22:44
こっちはずっと東京でいうと4月中の陽気です。
気温が上がっても風が乾いていて気持ちいい。
日本のニュースは見ていますよ。
どうやら今年は猛暑になりそうですね。
6日から職場復帰しますので一緒にいい汗流しましょう!
Posted by えーじ at 2018年07月04日 00:14
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