2018年09月27日

Say Hello!

ととら亭のお客さまは日本人に限らず、
さまざまな国から来た方たちがいらっしゃいます。

昨夜もポーランド出身の方がご来店されました。

「いらっしゃいませ」
「Hi!」

席にご案内し、メニューを渡すと、

「Thank you so much. ドーモアリガト」

そして飲み物や料理をサーブするたびに彼は、

「Thank you so much. ドーモアリガト」

と僕の目を見ながら『必ず』言います。

また僕がサーブしている時に会話を続けることは、
ほとんどありません。
さっと中断して僕の存在を意識しています。
彼は常連さんのひとりですが、
初めて来たときからこうなんですよ。

皆さんはこういう振舞いをどう思われますか?

実はこれ、
欧米とアジア圏での文化の違いのひとつなのですよ。

日本を始め、アジア圏の多くの国では飲食店に限らず、
お店に入る時に挨拶することはあまりありません。
黙って入って黙って出て行く。

ところが欧米では必ずとは言えないまでも、
多くの場合、入店した時にお店の人と挨拶を交わします。
そして物販店で冷やかしただけの時でさえ、
出る際には「Thank you」を忘れない。

これは思うに、
「私はあなたをひとりの人間として認めていますよ」
という意思表示なのですよね。

だから欧米で店に黙って入って勝手に商品を見ていると、
お店の人に対して、
「あなたは存在しないも同然」
というメッセージを送ることになってしまいます。

そんなことをされれば当然、相手もいい気持ちはしません。
そうなると、せっかく食事や買い物をしたのに、
扱いがまったく変わって来るのも無理からぬことでしょう。

僕は外国にいる時に限らず、
国内でもお店に入る時は最初に相手の目を見て挨拶します。
たとえば飲食店では、
「こんばんは。2名ですが席はありますか?」
コンビニやスーパーでも品物をレジ前に置いた時に
「こんにちは」
お釣りを受け取った時に、
「ありがとうございます」

ほんの一瞬のコミュニケ―ションですけど、
これはその場の雰囲気を変えるのに、
信じられないくらい大きな効果があるんですよ。

時には若い店員さんが機械的に「いらっしゃいませ」と言った後、
おじさんの僕に「こんにちは」と返されて、
一瞬フリーズすることがあります。
誰も彼、彼女の挨拶に応える人がいなかったからかもしれません。

でも、どんな状況であれ、相手が誰であれ、
挨拶には挨拶を返す。
これはコミュニケーションの、
いや、人間関係の基本じゃありませんか?

事前の学習も投資もいりません。

こんにちは。
ありがとう。

このふたつの言葉だけで、僕らの幸福度が上がるだけではなく、
日本という国における生きやすさも向上する。
それも確実に。

ホントですよ。

えーじ
posted by ととら at 15:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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