2018年09月30日

P.S. Say Hello again.

先日、高円寺でスーパーマーケットに入った時のこと。
レジで僕たちの前に並んでいたのは、
20歳代後半とおぼしき女性でした。

「いらっしゃいませ」

「・・・・・・・・」

彼女はスマホに目を落としたまま買い物かごをレジ台に置き、

「1,296円でございます」

「・・・・・・・・」

財布から1,000円札を2枚取り出してキャッシュトレイに置き、

「704円のお返しでございます」

「・・・・・・・・」

キャッシュトレイから釣銭を受け取り、

「レジ袋はお必要ですか?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

彼女はスマホから顔を上げようとしません。
ちらっと見えた画面は日本語表示、
そしてイヤフォンが接続されていことから(耳から外していますが)
聴覚障害のない日本人。
ということは、彼女にはレジ係の人の声が聞こえ、
その意味が分かっているはず。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

レジ係の人がしびれをきらせてレジ袋をカゴに入れると、
彼女はまだスマホに目を落としたままカゴを持ってサッカー台へ。
その背中へ消え入るようなレジ係の人の声が、

「ありがとうございました」

ほぇ〜・・・すごいな。

僕とともこはお互いの顔を見合わせてしまいました。
彼女は一度も返事をしなかっただけではなく、
レジ係の人に視線を向けることすらしなかったのです。
これぞ完璧な無視。

かわいそうに・・・

と僕は心底思いましたよ。

いや、レジ係の人が、ではありません。
先の彼女がです。

この国の生き難さや人口1千万都市の孤独というのは、
右寄りの政治家や利益至上主義の資本家が押し付けているのではなく、
市井の僕ら、
ひとりひとりの心の闇から湧き上がってきているのではないか?

そんなことを感じた夜でした。

で、前回お話した Say Hello が世界を変えるってわけなんですよ。

えーじ
posted by ととら at 15:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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