2018年10月16日

僕のおすすめ その2

日本をある程度まわった旅人たち。
その年齢はおおむね30歳前後になっているのではないでしょうか?
というのも、旅をするにはおカネ以上に必要なのが時間。
狭い島国でもある程度の密度で周ろうとすると、
10年くらいはすぐに経ってしまいます。
実は僕も国内から国外へシフトしたのはそのくらいの年齢でした。

で、30歳前後ともなれば、
社会人になってある程度の経験を積んだころ。
夢と希望に燃えた(最近は違うの?)若者たちもリアルな大人の社会の中で、
そうなのかぁ〜・・・となった年齢ですよね?

成長という意味では必要な段階かもしれませんが、
周囲が見えてきただけに、奥行きの想像もつきはじめる。
となると行き過ぎれば、壁に突き当たるのは必然的な結果です。

ご同輩はご存知の通り、
これを乗り越えるのはなかなか難しい。

そこで、そんな年頃の皆さんに、
旅先として僕がお勧めしたいのは北欧諸国とキューバ。

経験則から学んで突き当たった壁を乗り越えるヒントが、
これらの国にはたくさんあるんですよ。

僕たちがあたり前と思って密かに抱え込んでいる悩み。
たとえば学歴、経済状態、社会的ステータス、組織と自己の関係、
LGBTを始めとするさまざまな差別から、
マクロな話では政治や経済から宗教まで、
同じように悩み、しかし異なるアプローチで乗り越えようと試み、挫折し、
時には実際に『向こう側』に抜け出た人々が、この星には存在しています。

それをゲームやネットの疑似体験からではなく、
現地の空気に触れ、市井の人々の姿から学べたことは、
少なからず僕にとって大きな意味がありました。

貨幣経済の社会に住んでいる限り、おカネと無縁ではいられません。
でも、自分にとって本当に必要なものは何か?
そしてそれには幾ら必要なのか?
それを知ることは、心の平静に欠かせないんですよね。

僕らが売り上げの良い月だけではなく、
悪い月でもニコニコしていられる理由のひとつがここにあるんですよ。

反対にそこが分かっていないと、傍から見れば大繁盛店の店主でも、
金銭的な不安をずっと抱きながら働くことになってしまいます。

これは個人事業主に限らず、会社員でも公務員でも同じ。
自分の中に自分だけの基準を持たなければ、
隣に座っている同僚の給料や、日本人の平均所得なんて数字に、
一喜一憂するのは避けられません。

最悪は、この手段としてのおカネが目的にすり替わり、
人間にしか通用しない奇妙な数字の魔法に憑りつかれて、
かけがえのない一生を終わることになりかねない。

自分にとって大切なこととは何か?
家族やパートナーにとって大切なこととは何か?
自分が基準にしている優先順位は間違っていないか?

そうした疑問と静かに向き合うには、
北欧諸国とキューバはお誂え向きのところでした。

え? そのために何を準備をしてどんな旅をすればいいんだ?

大丈夫、英語が覚束なくても、
(キューバじゃスペイン語じゃないと通じないし)
特別な知識がなくても心配はいりません。

自分なりの問題意識と好奇心を持ったら、
あとは心を開いて旅をすれば、
おのずとあなただけの『何か』が見つかりますよ。

パウロ・コエーリョの『アルケミスト』や、
リチャード・バックの『イリュージョン』、
ジャック・ケルアックの『オン・ザ・ロード』は、
そんな旅のお話でしたよね?

えーじ
posted by ととら at 17:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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