2018年12月03日

第6回研修旅行 その5

今朝はちょっと早起きして近所のヨガクラスでひと汗流し、
ゆっくり朝食を楽しんだ後は読書や物書きをしていました。

今日がウブドの最終日ですからね。
今夜21時にチェックアウトして空港に向かい、
日付が変わった0:45の便で日本に向かいます。

今回は久しぶりの1カ所滞在型の旅だったので、
結構密度の濃い旅になりましたよ。
その辺のコアな話は次回に譲るとして、
今日はクッキングクラスと料理編で行きましょう。

id_market01.jpg

宿でのピックアップから約5時間とはいえ、
今回参加したクッキングクラスの内容はみっちり充実したものでした。
まず8時15分にピックアップされた僕らはウブド市場へ。
ここでバリ島の食文化の説明を受けます。
担当は物静かでやさしいワヤンさん。

id_market02.jpg

インドネシア語訛りの英語でしばしばperdon?してしまいましたが、
その説明はツボを押さえた分かりやすいものでした。
彼は学校で英会話を習ったわけではなく、
外国人と話すことによって自分で学んだそうです。
努力家ですね。

id_ricefield02.jpg

市場を出たらスクールの近くのライスフィールドへ。

id_ricefield03.jpg

バリ島の田んぼは共有制が多く、
苗植えから収穫まで共同作業で行ってるそうです。
収量は10メートル四方で50キログラム。

id_house02.jpg

クッキングクラス、と言っても専用の建物があるわけではなく、
バリ島の伝統的な家屋が使われています。
ですから入り口も見ての通り。

id_house01.jpg

ヒンドゥー信仰を中心としたバリ社会では、
自宅の多くにこうしたミニ拝殿があり、
ちょっとした神社のような趣があります。
ヒンドゥー教は神道と同じく八百万の神がおり、
シバ、クリシュナ、ガネーシャの他、太陽を祭る拝殿もあるのですね。
しかしながら実体としての神がたくさんいるわけではなく、
唯一の神の様々な力や側面が擬神化されているんですね。

id_offering02.jpg

レクチャのーはその神々に捧げる供物を作るところから始まりました。
すべての形や花にそれぞれの意味があります。

id_offering01.jpg

美しいでしょう?
これを一日一回、拝殿や家の入り口の前に置き、
その時に祈りたい神に向かって祈りを捧げます。
僕たちも持ち帰ってバンガローのテーブルに置いておきました。

id_cookingclass09.jpg

さて、ここから本番です。
まず、今日のクッキングクラスで使うすべての材料の説明から受けます。
僕らは以前のインドネシア特集で知っていましたが、
ジンジャーだけでも4種類あることに受講生たちは真剣な面持ちです。

id_cookingclass08.jpg

さぁ、実習の始まり始まり! 約20名ほどの受講生は2チームに分かれ、
一般食とアレルギー・ベジタリアン食をそれぞれ担当します。
僕らのチームのインストラクターはラブリーなアヤさん。

id_cookingclass04.jpg

メニューは結構多いですよ。

Sup Jamur (Mushroom Soup)
Tempe Manis (Sweet Fried Tempe)
Sayur Urap (Mix vegetables in Coconut Spices)
Sate Lilit (Balinese Satay)
Pepes Ikan (Steamed Fish in Banana Leaf)
Nasi Kuning (Yellow Rice)
Pergedel Jagung (Fried Dumpling Corn)
Sambal Matah (Raw Spices with Coconut Oil)
Dadar Gulung (Rolled cake with Coconut and Palm Sugar)

ですから受講生それぞれがすべてを作るのではなく、
分業制で作ってゆきます。
受講生はスウェーデン、オーストラリア、アメリカ、日本など、
まさしく多国籍。会話はすべて英語で行われます。

id_cookingclass10.jpg

みんなで分担して刻んだ素材を石のすり鉢に並べました。
きれいでしょう?
今度はこれをゴリゴリすりつぶしてペーストにします。

id_cookingclass07.jpg

量が多い場合は臼の登場。
冠婚葬祭で大量の料理を用意する場合は、
10キロ分くらいを一度に作れる大きさの臼を使うそうです。
「ブレンダーは?」の質問にアヤさんは、
「味が変わってしまうので使いません」とのこと。
う〜ん、わかる気がします。

id_cookingclass05.jpg

事前の経験があったからか、今回のともこは余裕ですね。
アヤさんとも、ともこ語で話をしつつ、さくさく進めています。

id_cookingclass03.jpg

これはサテリリッをココナッツの炭で焼いているところ。
覚えています? 
これ、ととら亭で2年前のインドネシア料理特集でやったんですよ。
レシピはほぼ同じでしたけど、
ともこのレシピの方がもうちょっとスパイシーかな?

id_cookingclass01.jpg

さぁ、そろそろデザートです。
パンダンリーフの煮汁で香りと色を付けた米粉のクレープ。
ワヤンさんにアシストしてもらって、
焦がさないようにふんわり焼き上げます。

id_dessert.jpg

じゃ〜ん! 出来ました!
多国籍軍の初仕事にしては上々でしょう?

id_foods.jpg

最後はビュッフェ式にみんなで試食です。

id_mealtime.jpg

以前の経験があったとはいえ、
8割は初めてのレシピだったので大変勉強になりました。
え? 肝心な味はどうだったのかって?
もちろん「エナッ!(おいしい!)」。

この1週間、朝食を除いてインドネシア料理、
いやバリ料理の食い倒れ状態でした。
ほんと、美味しいものが多いんですよ。

id_warong.jpg

ランチでよく入ったのがワルンと呼ばれるローカル食堂。
開放的で入りやすい店がたくさんあります。
値段も500円前後で1食完結。
バックパッカー御用達のお店ですね。

id_babi.jpg

ジャワ島などムスリムの多い島ではまず食べられないのがポーク。
これは豚の丸焼きのそぎ肉にピリ辛のサンバルをかけたもの。
ビールがベストマッチです。

id_gadogado.jpg

おっと端折りました。
前菜はまず甘いピーナッツソースで温野菜を食べるガドガドかな?
店によってはこれにナシ(ご飯)がついて定食になってます。
ベジタリアンに人気です。

id_sate.jpg

つまみにはサテもいいですね。
もちろんこうして定食として食べる人もいます。
香ばしくてビールもご飯も進みますよ。

id_restaurant02.jpg

ディナーはちょっとお洒落なレストランへ。
欧米人の観光客が多いウブドではレベルの高い店がそこかしこにあります。
しかし値段はリーズナブル。二人で3,000円も出せば満足できるでしょう。
ここは僕たちお気に入りのミロスガーデン。
洗練されたバリネーズ料理が楽しめます。

id_richaricha.jpg

これはトマト風味のサンバルでチキンを煮込んだアヤムリチャリチャ。
甘塩っぱい味とサンバルの風味が食欲をそそります。

id_nashicyampur.jpg

もし皆さんがバリ島を訪れて何を頼むべきか迷ったら、
まずナシチャンプルから始めてみてください。
ご覧の通り、さまざまなおかずがご飯の上に乗ったワンプレートもの。
一人旅でもこうした料理があるといろいろ楽しめます。

id_copiruak02.jpg

前回お話ししたコピルアック。
イタチの糞に混じって出てきたコーヒー豆で淹れたものなんですけど、
お味の方は・・・フツーに美味しいコーヒーでした。
個人的にはブルーマウンテンなどのちょっと酸味のある豆を、
マイルドにした感じかな?

id_sunsetcafe.jpg

夕方は田園にあるオーガニックカフェへ。
ここでぼ〜っと夕焼けを見ながらコーヒーを飲んでいると、
このまま旅が終わらないような気がしてきます。

id_sunsetcafe02.jpg

さぁ、日が暮れてきました。
そろそろバンガローに帰りましょうか。

いつもまとめの写真入りブログを書いていて思うんですが、
ほんと、この旅の感覚を表現するのは難しい。
なんとか皆さんとシェアしたい。
かといってととらツアーを企画するわけにもいかないし・・・
(クレームがいっぱい来そうだからなぁ)

たぶん、僕の話や写真が触媒のように作用して、
皆さんそれぞれの旅の記憶を呼び覚ます・・・
これができればいいんじゃないかな?

多くを望まず。

これも今回の旅でバリネーズから感じたことのひとつです。

それでは次は冬の入り口の東京からお話ししましょう。

to be continued...

えーじ
posted by ととら at 18:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/185118969

この記事へのトラックバック