2019年01月22日

第17回取材旅行 その1

メルハバ(こんにちは)!

今はトルコ時間11時14分。
(日本との時差はマイナス6時間)
僕たちはアナトリア半島の中央の都市、カイセリにいます。

7時40分にイスタンブールを飛んだTK2010便が、
約1時間のフライトで高度を下げ始めた時、
僕の目に入ったのは、
「ああ、旭川空港に着陸ですね」な光景でした。

いや〜、寒いのは分かっていたのですが、
街は一面の雪景色じゃないですか!
しかもけっこう積もってる!

むわぁ〜・・・滑りそうだな。
スリップ対策はしてこなかったよ。

ともあれ、
僕らは無事に旧市街にある安ホテルにチェックインしました。
ふ〜・・・ウェルカムドリンクの熱いチャイが美味しかったです。

じゃ、お話を24時間巻き戻して・・・

昨日、予定通り野方を出発した僕たちは、
17時39分新宿発の成田エクスプレスに乗り、
車内でゆっくり『ととら弁当』の昼ご飯。
これ、ランチの残り物で作るんですけど美味しいんですよ。
満腹になってひと心地ついたら爆睡。

シーズンオフの月曜日とあってか成田空港はガラガラでした。
チェックインから保安検査、イミグレーションもさらっと抜けて、
僕たちは47番ボーディングゲートの前へ。

今回お世話になったのはターキッシュエアラインズさん。
ANAさんとエジプト航空さんとのコードシェアだったせいか、
空港内の空き具合に反して機内は9割くらいの搭乗率。
でも機材がエアバス330系で使い易い2−4−2のシートレイアウトでしたから、
窓際の2席を確保すると圧迫感はあまり感じられませんでしたね。
またエンターテインメントシステムが充実しているだけではなく、
機内食が美味しいので僕らのお気に入りなんですよ。
どの航空会社でも期待できない朝食ですら、
うまいチーズとパンが楽しめましたし。

成田からのフライトタイムは約12時間。
3年ぶりのイスタンブールアタテュルク国際空港は、
ほとんど変わっていませんでした。
今回は国内線に乗り換えなので、
イミグレーションを抜けたらそのままアライバルフロアに出て左に進み、
ホームレスの方たちが寝ている薄暗い通路を抜けて、
古い国内線ターミナルへ。

ここから雰囲気ががらっと変わります。

ん〜・・・こんなところだったっけなぁ?

いかんせん同じルートを使ったのはなんと2007年の10月以来、12年ぶり。
どうもこのへんの流れは覚えていません。

カイセリの空港もボーディングブリッジがなく、
歩いて空港の建屋に入ったことくらいしか記憶にない。

で、こじんまりしたバゲッジクレームの小さなターンテーブル前で、
バックパックが出てくるのを待っていると・・・

待っていると・・・

待っていると・・・

・・・って、おいおい、ターンテーブルが止まっちゃったじゃん!

お互い顔を見つめる、取り残された6人の乗客たち。

マジですか? 初日からバゲッジロストとは。

バゲッジクレームには窓口どころかトイレすらありません。
僕は入ってきたグランドスタッフに歩み寄り、

「あの〜・・僕らの荷物が出てこないんですけど」

すると彼は表情のない目で僕を見つめ、

「Follow me.(ついて来て下さい)」

と言ってまた酷寒の駐機場の方へ歩き出しました。

え? まさか飛行機のカーゴスペースまで取りに行くの?

と思ったら建屋に沿って進み、もうひとつのアライバルゲートへ。
入ってみれば止まったターンテーブルの上に、
哀れな6人の荷物が転がっているではないですか。

「あった! 良かったね!」
「なんで僕ら6人の荷物だけ別のバゲッジクレームにあるんだろ?
 ま、とりあえず良しとして、ATMを探そう」

そこでアライバルロビーに出てみれば・・・

「ほえ? ないじゃん」

というか、ATMはおろか、カフェやキオスク、両替屋もなく、
ただぽつねんとレンタカーの窓口があるだけ。
そこから出たら雪の積もった駐車場です。

「うへぇ〜、アジスアベバの悪夢を思い出したよ。
 軍資金がないんじゃバスも乗れないぜ」
「どうするの?」
「出発ロビーに行けば何かあるはずだ」

僕らは滑る路面に注意しながら歩道を歩き始めました。
道路の反対側にATMが2台見えます。
しかしカードが飲み込まれた時のことを考えて、
僕は戸外のATMは使わない主義なんですよ。

そして出発ロビーの前にある保安検査場の前でインスペクターに、

「この中にATMか両替屋はありますか?」
「ありません。外にあるだけです」

外ってあれのこと? マジですか? しょうがないね〜。

「え、あれを使うの?」
「選択肢がないんだよ。飲み込まれないことを祈ってやるしかないな」

そこで国際キャッシュカードを挿入すると、
ジジジジ・・・っという頼りないモーター音と共に、
僕のカードが機械の中に消えて行きました。

ちゃんと返してくれよ。

そしてPINを打ち、当面必要な金額を入力・・・

・・・どうだ?

トランザクションはOK。
で、カードは・・・お〜、ちゃんと出てきたぞ! いい子だ!
それからキャッシュも・・・よしよし!

「OK! 次はバスチケットを買わなくちゃ。車内では売ってないらしい」

ところが一般道路に出てもチケット売り場はおろかバス停も見当たりません。

何かとないない尽くしだね、ここは。

「うひ〜・・・寒いし足元も滑るからタクシーで宿に直行しよう」

さいわいタクシーはたくさん並んでいました。

「どこまでですかい? カッパドキア?」
「いや、カイセリ市内中央のメイダン公園の近くです」
「ならだいたい27トルコリラで行けますよ」

声をかけてきたドライバーは乗り場に貼ってある料金表を指さしてます。
27トルコリラ・・・ってことは大体500円くらいだな。

「OK、じゃお願いしますよ。ちなみにこのホテルは分かります?」

ドライバーは僕が渡したトルコ語で印刷してるホテルの予約確認書を一目見て、

「ああ、知ってますよ」

そうして僕たちは10時半ごろ、
旧市街の安ホテルにチェックインしたのでした。

天気は曇り。気温は0度。

さぁ、お腹が空きました。
予想通り、宿の周辺には美味しそうな飲食店がたくさんあります。
まずはトルコのギョーザ、マントゥと、
もうひとつカイセリ名物のパストラミを乗せたピデからだな。

それではお仕事を始めましょうか!

えーじ
posted by ととら at 18:50| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
無事到着したようで良かったです。到着早々いろいろ大変そうですが、この後のブログも楽しみにしています。
Posted by ひろりん at 2019年01月23日 07:45
旅とは予想もつかないことが起こるものですね。
今回もスタートから私たちにもいろんな経験を積ませてくれる出来事が!
詳しくは後ほどブログでゆっくりお伝えできると思います。
何があってもどうにか前に進む力は一番大切なんだと、あらためて感じました。
Posted by ともこ at 2019年01月25日 16:18
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