2019年07月24日

最初の一杯と最後の一杯

2010年3月3日17時55分。

あの日、あの時は、
僕たちにとって忘れられない時間でした。

「外に誰かいるよ」
「え!? もう?」

旅の食堂ととら亭がいよいよ5分後に船出します。

僕たちにとって、最初のお客さんは誰だろう?
そして最初に注文を頂く料理は?

あれから9年余が経っても、
あの思い出は色褪せることがありません。

そして多分、最初のお客さまと同じように、
最後のお客さまもまた、忘れることがないのでしょう。

今日、僕たちのフェロー、『喫茶ハレの日』が閉店します。
7年に渡り、野方で共に荒波を越え続けた仲間を見送るのは、
同じ独立した経験を持つ経営者として、
言葉にならないものがあります。

それは多分、店が違っても、
自分の夢が形になっていったときの喜びや、
地図のない世界を旅する不安を共有していたからなのでしょう。

しかし旅人としては、また別の思いもあります。
ひとつの旅の終わりは、次の旅の始まりでもありますから。

けんちゃん。

最初に淹れた一杯のコーヒーと同じように、
最後に淹れる一杯の思い出を持って、
君の新しい旅が始まるんだね。

いってらっしゃい。
次もまた、君らしい、いい旅を。
またどこかで会おうぜ!

ともこ & えーじ
posted by ととら at 14:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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