2020年01月24日

態度が悪い店 その2

先日、この店に行きましたがとても残念な経験になりました。
座っていた席を悪い席に移動させられ、
オーナーらしい男性は常連とばかり親しく接し、
私は注文をした時を除いて無視され続けたのです。
もういたたまれなくなって、食事の途中で店を出てしまいました。
本当に悲しかったです。2度と行きません。
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グルメサイトなどで、こんなレビューを書かれた店をどう思います?
とても行く気にはなれませんよね?

実はこれ、6年ほど前に、
ととら亭で実際に起こったインシデントをもとに、
お客さまの気持ちを僕が想像して書いたものです。
(どこかにもっと強烈なのが書いてあるかもしれませんが)

次はこの同じ事実を、
もう一人の当事者である僕の視点から見てみましょう。

あれは非常に混雑した週末。
店内で空いていた席はカウンターが2席、
2人掛けテーブルがひとつだけでした。
そこで4人掛けテーブルにいたお客さまが帰ることになり、
僕が入り口でお見送りをしていると、
突然、すれ違うのもの難しいドアの隙間から、
25歳前後の女性が飛び込むようにして入って来たのです。

最後のお客さまを見送って振り返ると、
彼女はすでに空いた4人掛けの席に座っています。
耳にはスマホから伸びたイヤフォンが入っていました。

・・・? 聞こえるかな?

「何名様ですか?」
「ひとりです」

こうした場合、通常はカウンター席に案内するのですが、
彼女を見た記憶はありません。
かなり高い確率で初めて来たお客さまでしょう。
そこで僕はインパクトの強いカウンターではなく、
雰囲気に馴染みやすい2人掛けのテーブル席に彼女を案内しました。

ほどなくしてメニューを持って行くと、
彼女はまだ両耳にイヤフォンを付けたままです。

・・・・?
なるべくほっといて欲しいのかな?

ご来店のお客さまはご存知のとおり、
僕はメニューを渡した後、簡単に料理の説明をするのですが、
彼女は話を聞きたそうもなかったので、
メニューを渡しただけでパントリーに戻りました。

しばらくして注文を頂き、
飲み物をサーブしに行ったのですが、
この時も彼女はイヤフォンをしたまま。

ととら亭でもごく稀にですが、お店の人との接触を好まず、
ひとりでお酒や食事を楽しみたいと思っている(ように見える)
お客さまがいらっしゃいます。
そうした気分を察した僕は、
邪魔はしたくないので必要最低限の接客しかしません。

そしてしばらくした時、
くだんの彼女がすっくと立ち上がり、
カウンターまで来ると震える声で何かを言い始めました。
驚いて見れば財布を出しているので帰ろうとしているようです。
(この時はイヤフォンを外していました)

僕は彼女が何を言っているのか聞き取ろうとしましたが、
怒りのあまり声が震えてひっくり返り、
1万円札を出していいかどうかの部分しか分かりません。
で、とりあえず、

「いいですよ」

こうして彼女はお釣りを受け取ると足早に出て行ってしまったのです。
テーブルには料理が半分以上残っていました。

空いている時でしたら、
「どうしましたか?」くらいの声をかけますが、
彼女の挙動が入店してきた時から微妙だったのに加え
店内が非常に混雑していたので、
仕事が止まることを避けるため、
僕はここでも必要最低限の応対しかしませんでした。

さて、この両者にとって後味の悪いインシデントは、
なぜ起こったのか?

別のインシデントも含めて、
僕は今日にいたるまで考え続けることになったのです。

次回は僕が辿り着いた、暫定的な答えをお話しましょう。

to be continued...

えーじ
posted by ととら at 13:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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